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中国の七夕の絵は大間違い

中国の七夕は日本のように新暦の7月7日ではなく旧暦の7月7日に設定され、夏の情人節と言われ冬のバレンタイン同様に恋人の日とされる。

 最近、この七夕に関する調べ物をしていた時にとんでもない間違ったイメージが横行していることに気が付いた。

 それは七夕のイメージ図に「満月の絵」が多用されていることである。

 中国のウィキペディア的存在とも言える百度百科にもやはり満月の七夕の図がイメージ図として使われている。

百度で検索した七夕のイメージ

 確かに恋人達のロマンチックな夜のイメージに、真ん丸の満月は似合うのかも知れないが、こと七夕に関してはそれは大間違いの使い方である。

 何故なら七夕が旧暦の7月7日の伝統行事であるなら、旧暦とはつまり月の満ち欠けを基にした太陰暦のことであるわけだから、太陰暦の7月7日であれば絶対に満月にならないのである。

 この太陰暦の7月7日はおよそ上弦の月の半月の頃であり、満月ということは絶対に有り得ず、満月の絵は七夕のイメージに使用する絵としては間違っていることになる。

 また中国の七夕のイメージの中には一応僅かにこの半月を意識したような半分の月のイメージ図も見られなくもないが、残念ながら弧の部分が虹のように上になっており、これもまたやはり間違ったイメージである。

 上弦の月と言うのは太陽に約6時間遅れて進む月であり、日没時点ではおよそ天頂にあるもの、そこから深夜に向かって沈むわけだから光の当たる部分は下(太陽の方角)になり、弦(直線部分)は上になる。

 それ故に上弦の月と呼ばれるのであり、虹のように上部が扇のように弧を描く月の姿の絵は、やはり七夕の頃の月とは言えず間違いなのである。

 寧ろ七夕の頃の月は、船に見立てて織姫が天の川を渡る姿として見るべきであり、それ故の上弦の月こそが絵姿としてハマルべきものであろう。

 これら単なるイメージ図と言えども伝統的成り立ちを無視して、満月のイメージ図が横行する現代の七夕を見ていると、どうも中国のクリエイター達の浅はかさを感じずにはいられない。

 原掲載

コンビニ弁当の見切り値下げ販売

日本のニュースで、セブンイレブンの加盟店のオーナーが、弁当見切り販売を邪魔されたとして訴えていた問題で、オーナー側が勝訴したというニュースを目にした。

 賞味期限時間になったら自動的に廃棄しなければいけないというルールによって、大量のロスが出ているため非常にもったいないのと同時に、僅かでも売り上げに繋げたいために期限切れ間近の見切り値下げ販売を実施したいというのがオーナー側の意向だったようで、それが今回の裁判で認められたような形になった。

 ただ、私はニュースを見て、この裁判の結果はともかく、オーナー側の考え方に少々疑問を持ったのである。

 確かにスーパーの閉店間際セール同様に見切り販売を行なえば廃棄ロスは減少する可能性あるかもしれないが、その実施によって値下げ待ちの客が増えれば、見切り前の売上げが減少する可能性もあり、地域人口によって顧客マーケットが固定されているコンビニにとっては、値下げそのものが弁当の販売総数の増加に繋がるとは考えにくく、必ずしも売上げ増に繋がるとは考えられないのである。

 もちろん、見切り販売を実施するかどうかは経営判断によるところだが、それはセブンイレブン本部において見切り販売をしないという経営判断が出されているわけでそれをブランドイメージの一つとして、統一して押し出した経営がおこなわれている。

 確かに我々消費者の側からすれば値引き販売は嬉しいことではあるが、また一方でいつでも同じ価格で同じ品質のものが食べられるということ自体が売り手側の平等感と安心感を与えてくれるものであり、それがセブンイレブンというブランドへの信頼に繋がっている面もある。

 つまり見切り販売によってそれが崩されるというのは、必ずしもお得感のイメージだけでは済まされないという気がするのである。

 それ故にそのブランドイメージの下で他人の褌を借りて商売しているオーナーは、やはり全体の方針に従う必要がある気がするし、その方針が嫌ならブランドの力など借りず自分で独力で商売をやってくれとなるのが筋だという気がするのである。

 更にロスによる無駄が出るという考え方についても、コンビニ本部側は恐らく個人で店舗を運営するより遥かに細かい販売情報を提供しているはずであり、曜日別や日付別、男女別、年齢別、時間帯別、気温別など売り上げに影響する事細かな情報を提供し、かつ弁当などについては1日2~3回の配送を実施し、きめ細かな販売に応じられるような供給体制を取っているはずである。

 つまり、これらの情報をきちんと読みこなしシステムを駆使すれば、弁当のロスなどは限りなくミニマムに近づけることが可能なわけで、オーナー側が「見切り値下げによる無駄の削減」などと言っている時点で、如何にデータを読みの取り能力が無く、オペレーションする能力が無いのかを自ら露呈している気がする。

 繰り返しになるが、日本のコンビニは各店舗に対する高度な販売供給システムを用意しているわけで、まあその分だけ出資金やロイヤリティはそれなりに高いと聞くが、個人が独力で始めるより遥かに完全に近い形で商売を始めることが出来て、立地などのマーケット選びと運営さえ間違えなければそれなりの結果が出せるシステムとなっていると私は感じる。

 逆に言えば、そこで結果が出ないのは、見切り販売禁止などのシステムの問題ではなく、立地選定やオペレーション能力などに問題があったと考えられる訳であり、そこを理解していないオーナーが幾ら見切り販売が解禁されたところで売り上げが伸ばせるわけではないという気がする。

 今回の裁判の結果は恐らく独禁法における卸売側から小売店への価格裁量権の強制の禁止の部分(正確な法令は知らないが)に触れたのだと思うし、確かに厳密に言えばそこは違反する面があるのかもしれないが、オーナー側がブランドシステムの何が儲けに繋がっているのかを理解すれば、大人の約束で裁判などせず、流せるはずの部分であったような気がしている。

 この原告のオーナーが自分の店の目先の弁当ロスにこだわったばかりにグループ全体の売り上げに影響が出ることの無いよう是非祈りたいものである。

原掲載

QQソフトの暴走

中国にいて、中国人達と交流する中ではどうしてもQQへの加入を要求されてくる。

 しかしながら私はこのQQがどうも苦手である。

 苦手というか信用しておらず、QQに限らず中国製ソフト全般を基本的に信用していない。

 悪意のある内容が含まれているかどうかは別にして、非常にお行儀が悪いというのが私の印象である。

 勝手に通信をしたり、ソフトやファイルをダウンロードしているような場合もあるし、選択する自由を与えず勝手にお気に入りに鎮座したり、どうも中国人の古き悪いイメージ同様にPC内での強引な自己主張が目立つ気がする。

 そういった危惧が先ほど一つ現実的に発生し、夕方にPC内のファイルが次々に連続稼働する暴走を起こし、メモリとCPUを占用する結果となり最終的にパソコンがダウンするトラブルが発生した。

 再度立ち上げた際にも同様の暴走が発生したが、原因となるファイルを探し確認したところ、騰訊関連のアップロードフォルダにあったセットアップファイルであることが分かり、それを削除したところようやく暴走は停止した。

 このファイルが、既存のPC内のプログラムによってダウンロードされたものか、あるいはWIFI回線などの別のルートを使ってウィルス的に侵入してきたものかは分からない。

 また暴走の原因も、バグによって暴走したのか暴走するよう仕組まれたプログラムだったのかもよく分からないが、とにかく騰訊関連つまりQQの会社のソフトを名乗るファイルの暴走によりPCが暴走させられダウンしたことになる。

 まあファイル自体が本物かどうかも分からないので騰訊社だけを疑うわけにはいかないが、どうにも印象の悪い中国のソフト達であり、極力自分のPCにはダウンロードしたくないという気がしている。