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日本へ一時帰国に便利なWIFIルーターの格安レンタル

私のように中国に住みついていると日本に一時帰国する際の、ネット環境確保についてはいつも頭を悩ませていたが、近年の訪日外国人観光客の増加がその悩みを解消してくれている。

現在中国から世界中へ観光客が飛び出していく状況を受けて、旅行先現地で日常通りにスマホなどを使いたい人向けにWIFIルーターのレンタルサービスが充実してきているのである。

特に日本向けは利用客も多いことから価格競争が激しく値段がどんどん下がっており、業者によっては1日あたり5元(≒85円)なんて業者も出てきている。

下記は、中国のネット旅行サイトの大手のCTRIPであるが、このサイトでは各空港ごとに日本向けやその他の国向けのWIFIルーターのレンタルを行っている。

レンタルWIFIルーターの画面

CTRIPのサイト

申し込みも非常に簡単で、中国の携帯電話(スマートフォン)などから、電話番号などを登録し申し込み、WeChatなどから利用料金を払うと申し込みがあっという間に完了する。
あとは日本へ向かう飛行機に乗る前に空港で借り出し手続きをすれば、日本に到着した途端にWIFIルーター、つまりインターネットが使える。

日本の空港についてからの貸し出しも受け付けているようだが、飛行機を降りたらすぐにでもネットを使いたい方はやはり中国側で予め借りていった方が便利だろう。

なおこのレンタルの際には紛失などに備えて500元の保証金を取られるが、これは端末機器を返却すれば戻ってくるお金である。

で、ちょっと注意しなければならないのは、この保証金は現金では受け付けてもらえず、中国の銀行のキャッシュカード(銀聯マーク)かWECHAT口座などでしか払えないようである。

このあたりは業者によって対応がそれぞれ異なるので、申し込む際によく注意事項を読んでから申し込んでいただきたい。

さらに業者によって対応空港や窓口が設置されているターミナルに違いがあるので注意が必要である。

上海浦東国際空港のWIFIルータ―レンタル窓口

上海浦東国際空港のWIFIルータ―レンタル窓口

例えば上海浦東国際空港なら、第1ターミナルから出発する飛行機に搭乗するのに第2ターミナルにしか貸し出し窓口がなかったなどということもあり、出発前にバタバタとターミナル間を駆けずり回るなどということになってしまう。

こういった不安を解消するために、早めに申し込めば上海市内への配達なども対応している業者もあるようである。

で、肝心の現地での実際の使い勝手だが、日本国内で昨年11月に使った際は回線速度も速く、すこぶる快調だった。

写真はイメージ

もちろん中国で借りてきたかからと言っても中国国内のようなインターネット閲覧制限などあるはずもなく、YOUTUBEやFACEBOOKも普通に繋がる。

試しに速度計測したところ10Mbpsくらい出たときもあり、使用には全くストレスがなかった。

ただ、聞くところよると、業者によっては1日の転送情報量に制限をかけているSIMもあるようで、ある一定量を使用すると、回線速度が急に落ちるパターンもあるようだ。

この辺りは、業者ごとの利用者レビューを確認すれば様子が分かるので、価格の安さだけに惑わされないようにしたい。

また、WIFIルーターの電池容量にも注意する必要があり、日中の観光程度では切れることはないが、通信しっぱなしだと1日はもたないようなので、充電できる場所を見つけたら小まめに充電しておくに越したことは無い。

そして、このWIFIルーターレンタルサービスでさすがだなと感心したのは、旅行日程などが変更になってもネット上で急遽の延長申請も可能だったということ。

全ての業者で同じ対応が可能かどうかは確認していないが、私が借りた環球曼遊という業者では、Wechat上のアカウントから延長手続きが行えた。

当然、延長分の費用を払う必要があるが、これもWeChatから支払うので非常に簡単であり、上海に戻ってから遅れた言い訳とか延滞の手続きに悩まされることもないのである。

前回こうやって日本に11月に帰国した際に計7日間利用したが、合計56元(≒900円)の出費で滞在中のネット環境を賄えたのである。

その11月の帰国の際は以前書いたように飛行機の欠航などのトラブルがあり、空港で結構バタバタの対応を迫られたが、このレンタルWIFIルーターのおかげでネット接続で困ることなく迅速な対応が取れ、かなり救われた結果となった。

故に最近では中国を出国するたびに利用させてもらっており、先日も台湾を訪れたが、その際にもやはりレンタルWIFIルーターを利用し、非常に便利だったのである。

日本から海外へ旅行する際のレンタルWIFIルーターは結構高い価格のイメージがあるが、中国発の場合はこのように訪日中国人たちのおかげで、かなり割安となっており、中国在住の日本人の皆様にもぜひ覚えておいていただきたいサービスの現状なのである。

浅草の浅草寺

浅草の浅草寺


海外のスマホでは聴けない日本のラジコ

 私が何度も日本のラジオを好んで聞いていることは何度も書いているが、全ては自宅(場合によっては職場)のインターネットの固定回線を通してのPC(パソコン)での聴取だった。

 もちろんラジコは日本国内だけのサービスであり、海外にいるこちらとしてはVPNを通して聴いていた。

 ところが昨日は所用で外出してしまったため、放送時間に自宅へ戻ることが出来ない状況になってしまった。
 そこで、スマホで公衆回線を通してVPNに繋ぎ、ラジコに接続しようとチャレンジした。

写真はイメージ

 これまでスマホでの聴取については、通信量が嵩むという発想もあり一度試してこなかったのだが、放送時間まで間に合わないのはちょっと嫌だったので通信量に目をつぶってためしてみることにしたのである。
もちろんタイムフリーを使ってあとで聴けば何の問題もないのだが、生放送はやはりリアルタイムで聴きたいのである。

で、YAHOOでラジコのサイトを検索して、ラジコのサイトに接続してみた

すると、PCで見ていた画面とは別の画面に繋がった。

その画面の説明によるとスマホの場合はアプリをダウンロードしないと聴けないとある。

「なんだなぁ、不便だなぁ」と思いつつ、数メガのアプリをその場でダウンロードしてインストールした。

そしていよいよ再接続を試すことにした。

ところがである。
アプリを起動しようとすると、なんとアプリが位置情報の取得の許可を求めて来た。

 「ガーン!、そういうことか・・・」

 こちらは海外にいるので当然のことながら、位置情報はGPSも接続回線情報も上海になってしまっているわけで、通信はVPN回線を通そうが位置情報は日本国外になってしまう。

 つまり、サービスエリア外と判定されてしまうことになる。
 
 実際に繋ぐ前にそのことに気づいてしまったのでたぶん繋がらないだろうと思ったものの、一応位置情報の提供をOKにして繋いでみた。

が、やはり案の定つながらなかった。

「やっぱり・・・」

恐らく推測するにラジコはラジオ放送の補完的役割という基本方針があるため、日本国内でも聴取者の滞在位置によってエリア分けをしている。
従って、スマホで地域移動をしてしまえばラジオの電波が届く範囲の放送しか聴けないという設定にしてあるのだろう。
故にスマホの位置情報を利用するのであり、故に海外からはVPNを通してもスマホの位置情報を利用されて、海外と判定されてしまう。

 結局この日はスマホからの接続を諦め、帰宅後にタイムフリーの利用で聴取と相成った。

 まあこのエリア制限は、恐らく何らかの回避策があるのではないかと思うが、今回は調べきれず今後の研究課題である。

ネットショッピングの最大の欠点

 上海に来てから結構ネットショッピングを利用するようになったが、いつも不便に感じているのは配達待ちの時間である。

 注文したはいいが、配達される時間がなかなかわからず、それに合わせて待機しなければいけないケースがしょっちゅうだからである。

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 私の場合は概ね勤務先を配達先に指定しているのだが、業務上の都合でなかなかひとところに安定して滞在していないケースも多く、同僚も含めかなりの割合で外出してしまうので、事務所を空にしてしまうケースも少なくない。

 とはいえ自宅を配達先に指定するともっと滞在時間が短いのでさらに受け取りは困難であり、代理受け取り業な店が同じ住宅エリアにないわけじゃないが、預かり料を取られてしまうのと取りに行くのがやはり面倒なので、結局勤務先の方がまだ確率がいいことになる。

 アマゾンあたりだと概ね配達時間を指定できるのでまだマシなのだが、最近は品揃えの面で若干不満もあり、京東など他のECサイトを利用するケースが増えた。
 しかしこれらのサイトは配達時間に確約が無いので、ネットで運送状況を確認しながらの待機調整となるのである。

 しかもネットで表示される配送状況には嘘が多いというか、ごまかしも多いのが現状であまりにアテにならない場合も多い
 一例をあげると、商品を受け取ってもいないのにデータ上では配達済みのデータ入力が勝手に行われていて、既に受け取ったことになっていたりするので発送元に抗議してもきちんと聞き受けられないようなケースが時々あるのである。

 そうかと思えば、昼12時まで申し込めば当日夜19時までに配達しますといったような商品情報を信じて注文してしまうと、輸送追跡データ上は18時ころに配達開始となっているが、19時に配達員の携帯電話に連絡すると、今日は遅いから明日にしてくれなどと言われたケースもあった。

 宣伝文句で無理なことをPRするくらいなら、確実に配達してくれる日時を表示してくれればいいと思うだが、業者間のスピード競争や社内の時間管理が厳しくどうしても、実態に合わない無理な広告や虚偽報告が横行してしまうのだろう。

 こうやって考えていくと、配達待ちのイライラをなくすには本来は実在店に買いに行くのが一番いい方法なのだが、便利になった上海とはいえ、品揃えという点ではECサイトに全く敵わず、目的にあう商品を手に入れるにはインターネットで探す方がやはり圧倒的に有利なのである。

 この中国の状況を見ていると、日本の宅配システムがいかに優秀かがよくわかるのだが、そうは言っても私は今上海にいるのでこの環境に変わってもらうしかないのである。
 こちらネットショッピングがもう一段上の物流体制に代わることを是非期待したいものである。