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YAHOOがダメなので検索はGOOを使う

 昨年の秋から中国のインターネット規制が厳しくなって、日本のYAHOOに繋いでの検索が難しくなっている。

 具体的な理由は分からないものの、YAHOOはリアルタイム検索が可能、つまりツィッタ―などでつぶやかれた情報を拾うことが出来るので、そこがネックになって規制されたのではないかと察する。

 そもそもツイッターに繋がらないように規制している中国当局にとっては、その情報に触れられるYAHOOの検索エンジンツールは好ましくないのだろう。

 Googleもはるか以前に中国から撤退したので、日本の二大検索エンジンは両方使えなくなったことになる。
(まあYAHOOも検索エンジンはGoogle系なので厳密に言うと規制は一つだが)

 で、残るBingというマイクロソフト系の検索エンジンは今のところまだ中国でも使えるが、どうもgoogle系の検索結果に慣れた私にとっては、フィーリングがマッチしない検索結果しか出ないので使いずらいのである。

 また、MSNのニュースは産経新聞系のニュースが供給されているが、かの新聞は日本政府のヨイショ記事ばかりなので、どうにも信用が置けないので読む気が起きず、結果トータルとしてBingは使い勝手が悪いというのが私の評価になっている。

 このように私にとっては使い勝手の悪い環境になってしまった中国のネット環境であり、これまではVPNに繋ぐしか手が無い状況となってしまっていた。

 ところが、ある友人からちょっといい情報をもらった。

 日本のGooならサイトに繋がるし、検索エンジンも使えるというのだ。
 https://www.goo.ne.jp/

GOOのTOPページ

 早速試したところ、パソコンからは無論のこと、スマホ(アンドロイド)からもうまく繋がって検索も出来た。

 残念ながら速度は速いとは言えず、かなり遅いが、GooもGoogle系の検索エンジンを使っているので検索結果としては、ほぼ同様のものを得られる。

 故に当面はGooをブックマークして手段の一つとして使おうと思う。
 ただやはり遅いと言えば遅いので、VPNが使える環境の時はVPNを使って接続することには変わりは無さそうである。
 


ネット時代の賜物、鮮やかな事務連係プレー

 今日の昼間、ある事務手続きの為に役所の窓口へ赴いたのだが、これこれの理由でこういった資料を追加して、提出してくださいと差し戻されてしまった。

 根本的な問題ではなく、その書類をネットに追加アップロードしたらそれでOKだという話だった。

窓口の担当官は丁寧にも手書きで、見本まで書いてくれた。

 まあそれほど深刻な問題ではないものの、書類を作って提出し直しとなると、一旦会社に戻り、書類を作成した後に再び窓口を訪問しなければならず、いかにも面倒である。
 
 そこで今回文明の利器ともいうべき、スマホとWECHAT(微信)を大いに活用した。

 まず当局の担当官が書いてくれた見本文をスマホの写真で撮影し、事務所に待っているスタッフにWECHATで送信した。
 そしてそのスタッフにパソコンで清書してくれるように頼み、5分ほど待っているとスタッフから今度はPDFにて清書された文書がWECHATで送られてきた。
 で、ここからが幸運だったが、役所のすぐそばに印刷屋があった。

カウンターに置かれたモニター上のQRコードをスキャンすると、WECHATのパソコン用画面が立ち上がり、このパソコンと私のスマホのWECHATが繋がった状態になった。
そして私のスマホ上で転送用のアカウントに今受け取ったファイルを転送すると、見事に印刷屋のパソコンで転送したファイルが開ける状態になる。

 WECHATのパソコン用画面のURL
https://wx.qq.com/?&lang=ja_

そして印刷屋の店員がファイルを開いて、そのままプリントアウト処理すると、店のプリンターから今WECHATで送られてきた清書済み資料が印刷されて出て来た。
(ちなみに費用は1元)

 で、その打ち出された資料に手元にあった会社印を押し、再び写真を撮って事務所で待っているスタッフへWECHATで送る。
 そして、それを受け取った事務所のスタッフが、当局サイトへアップロードする。
 これで資料の追加処理があっという間に完了し、再び窓口に行くとOKとなった。

 この間かかったのは15分程度であっただろうか?
 いったん戻ってやり直しすることを考えれば、文明の利器のおかげで大幅な時間節約ができたのである。

 まあ、WECHATのこれらの機能は今までも散々使ってきたので取り立てて新しい技でも何でもなかったのだが、ここまで機能を活用してスムーズに事務の連係プレーがWECHATで出来たことに、改めて感動を覚えた。
 
 便利になったなぁ。

画像はイメージ


 

中国の電子マネー社会の脆い欠点

 以前から何度か書いているように、上海は社会に電子マネー化が浸透しつつあり、現金がなくても生活に不自由がない状態になっている。
 それこそ、コンビニや駅中の自動販売機まで、ありとあらゆることがスマホを電子決済が可能になっている。
 しかしこの電子マネー社会生活というのは、意外と危うい欠点というものがあることに最近気が付いた。

 欠点というのは中国の電子決済手段がスマートフォンに頼り過ぎているということである。

 日本の電子決済というのはICチップを埋め込んだカード型決済が中心であるが、中国はほぼスマホ決済である。

 言うまでもなく中国のスマートフォン決済では、瞬時の通信によって決済が可能になっているものであり、市街地全体をカバーする4G通信電波があってこそ成り立つ。

 4Gでなくてもデータ通信が可能なエリアであれば、決済は可能だが、逆に言うとデータ通信が不可能な環境では、電子決済が行えない。
まあコンビニなどは、自店のWIFI環境などを用意しているから、その都度接続すれば問題はないのだが、あまりにもその手続きが面倒なので結局は公衆回線を通してデータ通信をするのが常である。

 故に、この電子決済社会は快適な通信環境があって初めて成り立っているものであり、逆に僻地などこの環境が不安定な場所では買い物ができないことになる。
 さらに通信環境が安定していても、従量制の通信料金が基本の中国の携帯事情においては、その月の通信量が上限に達してしまった場合などは通信が止まる場合があり、この場合も電子決済が不可能になる。

 ただこの点に関しては、現地の地元の方は日本の携帯電話料金同様に後払いシステムを利用しているので、通信量の上限を気にする心配は少なく、私のようにプリチャージ式で利用している場合に限った懸念である。

 そして、誰にでも訪れるであろうスマホ決済の危機というのが、スマホの紛失や電池切れである。

 まあ紛失してしまえば、決済云々の問題ではないので、困るのは当然のこととして、電池切れというのはうっかり訪れやすい危機であるだけにかなり厄介である。

 ここが電源を必要としないカード型電子決済との大きな違いである。

 最近のスマートフォンというのは沢山の便利な機能を持つが故に、電池の消耗がかなり激しくなっている。

 特に休日にちょっと足を伸ばして遠出するときなどは、地図情報や現地情報の探索などで通常より電池の消耗が早いのが常で、スマホを活用して行動していて、外出先で電池切れなどというのは普段より起こりやすい。

 その際、現金を持たず電子決済に頼ってばかりいると、肝心な時にスマホが電池切れで移動の為の費用が払えなくなるばかりか、飲み物すら買えないということが起こりうる。
 そういった電池切れ防止対策のために、多くの皆さんは電池パックを持ち歩いたりマメに駅や喫茶店などで充電を繰り返しているのだが、電子決済に頼る割合が大きければ大きいほど、電池の量が増えたりして日々電池残量とにらめっこが必要になる。
 故にこのように中国の電子決済社会においては、スマホの電池残量が無くなるということは財布を失くすのと同義語に等しいことになる。
 たかが電池なのだが、されどもその影響は生活や行動に絶望的な意味をもたらすのである。、

 電波と電池が重要なことは誰でもわかっているようで、直面すると想像以上にピンチに陥る場合があり、便利になった中国の電子決済システムの意外と脆い欠点であり、やはり現金を完全に手放すのはまだまだ難しいようである。