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ワードプレス(WordPress)がSEOに強い理由

 ブログなどをネット上にアップするのに広く使われているワードプレス(WordPress)だが、よくSEOには強いとは言われるが、そもそも何故SEO(検索エンジン適合化)に強いのか理解して使っている人は実は多くないのではと感じている。

 ワードプレスを紹介しているサイトを見まわしてもその理由まで詳しく触れているサイトはあまりなさそうな印象である。

 もっともこれはSEOを生業としている業者にとっては一種の飯のタネでもあるので、おいそれと無料のサイト上では公開できないのかもしれない。

 またSEO対策については、公開されていないGoogleなどの検索エンジン側のアルゴリズム(検索順位を決定づけるデータ)との闘いでもあるので、絶対的な正解が見つかるものでもない。
 ただ、やはり一般的なSEO対策と言われる方法は、時期によってそれぞれの効果度合いの匙加減の上下変動はあれど、基本を守ることによって、そのSEO効果にはプラスとなることには間違いがなさそうだというのが私の個人的な印象である。

 一般的にSEO対策の基本とされているものに、外的対策内的対策の2つがあるとされている。

 このうち外的対策とされているのが、被リンクの対策であり、別のドメインから自サイトへのリンクをどれだけもらうか、あるいはなるべく価値の高いサイトからリンクをもらった方が良いとされており、これを求めてリンク合戦的なSEO対策が横行した時期もあり、リンクばかりを集めたリンクサイトが沢山生まれた。
 しかしそういった手法は最近ではGoogele側で評価しなくなったこともあり、かなり下火になったらしく、その象徴であったページランクという評価ツールも停止となったようだ。
 ただ、外部から被リンクをもらったほう有利という基本ポイントは変わってない印象で、被リンク元のサイトが関連するテーマを持つ正常なサイトであり、自然な範囲のリンクである限りにおいては、やはり今でも効果があると感じている。
 
 一方の内的対策だが、ここがワードプレスが強いとされる理由の肝となるのだが、実はこのSEOの内的対策の何たるかがわかっていないため、ワードプレスを使ってもSEO効果を発揮できてないサイトは意外と多い。

 ではSEOに強くなる内的対策のポイントとは何か?

 第一に、ページ数の多いサイトであることが重要となる。
 私の主観ではあるが巨大なサイトほど、そのサイトドメインはパワーを持つのである。
 もちろん、各ページそれぞれがきちんと意味を持った内容であることが重要なのは言うまでもなく、そういった関連性の近い意味のある情報がたくさん集まったサイトは評価されることになりSEOに有利となる。

 第二に内部リンクが充実していることが重要となる。
 サイトの中にはトップページを頂点としたカスケード式のリンク体形で構築しているものもあるが、それでは末端のページは孤立状態になり、トップページを経由してからではなければたどり着けず、ページ評価としても低くなるし、実際アクセスもしづらい。

 従って、同じサイト内において複数のアクセスルートを確保するためのサイト内部における各ページの相互結合リンクが重要になる。

 これにより、検索エンジンのロボットは複数のルートを通ってそのページにたどり着くことになるので、そのページが評価されていると判断を受けるることになり、実際の評価もカスケード構造より高くなることになる。

 もちろん、機械的に単にリンクを貼りまくれば良いというわけではなく、当然ながら関連性において意味のあるリンク関係が結ばれている必要がある。

 このようにサイト内部の内部リンクが充実すると、各ページそれぞれの評価があがり、結果としてサイト全体の価値評価も上がることなる。
 サイト全体のページ数が多ければ、それだけ内部リンクも多く増やせることになり、評価をお互いに受け渡すことが出来るので、やはり上述のように巨大なサイトであればあるほど、SEOに有利な状態を生み出せるのである。

 実はこの考え方は、外部からの被リンクと一緒であり、Googel側でどういった評価比重を配しているかはわからないが、内部も外部も被リンクが重要だということには変わりがないことになる。

写真はイメージ

 では、この基本ポイントに対してワードプレスがどう作用するのか?

 重要なポイントとしてはカテゴリタグの設定にある。
 ワードプレスだけの特別な機能ではないが、この2つの設定が最も重要だと私は考える。

 「カテゴリ」は投稿された記事を、系統で分類するための区分であり、タグというのは、記事に含まれる要素を単語単位で抜き出したものと考えればよいだろうか。

 ただ、呼び名は違っていてもこの二つは基本的には同じような効果をもたらすものであり、無理に使い分ける必要もないが使い分けることによる効果も期待は出来る。

 まずカテゴリは、記事を大枠で分類することにより、関連性の高い内容の記事をグルーピングすることが可能になる。
例えば「旅行」を親カテゴリにして「海外旅行」「国内旅行」などと、各投稿ページでカテゴリ分類を設定すると、「旅行」といカテゴリのページが自動的に生成され、そこから各記事へのリンクも自動も貼られることになる。

 これだけで、関連ページが増えるし、各投稿記事は関連リンクも受けることができる。

 さらに、「海外旅行」などの子カテゴリもまたそのキーワードでグルーピングがされるので、やはり「海外旅行」カテゴリのページが自動的に生成され、そこから海外旅行関連の各記事へのリンクも自動も貼られることになる。
 このようにワードプレスを使用すると、投稿記事一つに対して、カテゴリ項目の分だけページ数も増やせるし、関連キーワードの記事を引き寄せてリンクで繋ぐことができるので、そのキーワードにおける評価価値を高めることが出来るのである。

 またタグについても効果作用としてはほぼ同様であるが、こちらはグルーピングというよりカテゴリ分類を飛び越えて単語単位で串刺しにするものであり、関連性がそのキーワードのみによって括られるので、形式的には同じ作用でも、実際のSEO効果としては自然とカテゴリ設定の方が高くなると思われる。

 ちなみに最近流行りのハッシュタグ「#」は、キーワードでページを繋ぐという意味では同じ作用ではあるが、ハッシュタグはツイッターなどの同一SNSのプラットホーム内で広く繋がるのに対して、ワードプレスのタグはネット全体を意識してサイト内の関連性強化のために設定するものである。

 つまりハッシュタグはSNS内からの呼び込みのために設定するものであり、タグはネット上全体からの評価を高めるためのものであるため、実際どっちに集客力があるのかとは一概には言えない。
 もちろんサイトをSNSにリンクして拡散を目指す場合は、そこにハッシュタグの設定は必須なのだが、SEOを含めたユーザー集客も考える場合には、サイトを強くするタグ設定は怠らないほうがよく、ハッシュタグにだけ頼るとワードプレスの良さが宝の持ち腐れとなることになる。

 なおワードプレスのSEOへの親和性については上記の「カテゴリ」「タグ」以外にも、リンクのアンカーテキストの設定が楽だとか、プラグイン導入によるページキーワードの設定が楽だとか、細かい機能によるものも幾つかあるが、いずれも自動的にSEO効果が得られるものではなく、効果が得られやすい状況を設定しやすくなる程度のものである。

 ただ、そういった細かい設定を怠らずやることによって、効果がそれなりに高まるのも事実であり、規則正しい生活や食事の内容一つ一つに気を配ることによって健康が保たれるのと同じでマメさが必要である。

 掲載する文章も同様で、検索エンジンは「言葉」をキーに検索されることを考えれば、「この都市」などの代名詞的表現は極力排して、「上海」など固有名詞を優先して使用するなどの気遣いによりSEO効果が高まることになる。

 ネットの潮流は時代とともにどんどん変化していくため、ワードプレスなどもいずれ時代の主流ではなくなる時は来るだろうが、ただ単にSEOに効果があるという言葉を信じてその理由も知らずに使うよりは、理屈をわかって使うほうが、いずれ乗り換える時代が来たとしても、納得して切り替えることができるであろうに思うのである。
 自らWEBサイトを構築したのに効果に悩んでいる方がいらっしゃれば、参考にしていただければ幸いである。

買い溜めは無駄?消費税による実質の上げ幅は1.85%

 日本では10月1日から消費税が従来の8%から10%に引き上げられることが決まっている。
 誰にとっても物の値段の値上げは嬉しくない話ではあるが、買い溜めなどを検討するような慌て方をしている方は、もう少し冷静になったほうがいい。

 確かに税率としては2%上がるのだが、従来の8%からの実質の値上げ率は110÷108で、1.0185=101.85%となる。

 税込み1万円の品物であれば10185円になる状況。

 確かに値上げは値上げだが、この程度の価格変動要素は世の中に幾らでもあり、野菜や魚の季節変動や天候変動に比べたらそれほど気になるものではないという気がする。
 個人的にも上海では毎年のように3%も5%も物価が上がっている状況を体験してきているので、1.85%の上げ幅では驚かないのである。
 
 また、例えば1リットルのお酒の1.85%と言えば18.5mlとなり、大さじ1杯が15mlであることを考えると、大さじとちょっとの量である。

 その量のために、税の引き上げ前に買い溜めして取っておくことにどれだけ実質的な効果があるだろうかというところになる。
 ちょっとした料理の味付けのさじ加減や、コップに多めに注いてしまえば18.5mlなどあっという間に消費してしまう。

 それでなくても買い溜めして大量に保管してあるという意識があるとどうしても使い方が粗くなる。
 大量の在庫だと保存が悪くて腐らせてしまうこともあるだろう。
 そういう粗い使い方をしてしまえば、18.5ml分を意識して買い溜めすることは決してプラスにならない。

 むしろ税率が上がったあとに買って、「高いのだから」といって丁寧に大事に使うほうが、よほど増税分を回収できる使い方となり、無駄が無くなるという気がする。

 税率引き上げによる値上げの心理的負担は確かに小さくないが、数字の大きさを正確に受け止めないと必要以上に損をする可能性があるという気がするのである。

駐在員の悩ましい年金等級問題、出向すると受給額が下がる?

 日本では老後2000万問題の報道がなされた後に、やれ年金制度が大丈夫なのかとか、政治家の発言は無責任なのかなど、様々な声が飛び交っている。

 また来月9月1日から日中間において社会保障協定が発効し、駐在員などが日中両国で社会保険料の二重支払いを避けられる仕組みが制定されるなど、ここのところ社会保険料に対する世間の関心が高まっている。

 そんな中、ある出向駐在の方が、日本と中国における給料の支払い割合の関係で、社内で問題が生じていると話を伺った。

 その方によると、そもそも中国出向後もほとんどの部分を日本で賃金を受け取っていたのだが、日本の税務署からの指摘で、日本国内での業務実績のない従業員に高額の賃金を払っているのはおかしいとされたとのこと。
 つまり幽霊社員的な扱いになるので、特に海外が絡むと所得隠しやマネーロンダリングなどの犯罪の温床となるので、業務実態に合わせた支給を行うよう指導されたようだ。

 そこで日本の会社側は、本人への支給を現地支給の比重を高くしようと計画したのだとか。
 もちろん本人に不利のない金額で設定し、日本国内での賃金支給額を下げようとしたようである。

 ところがである。

 その出向者本人にしてみれば、日本国内での賃金が減ってしまうと社会保険料の等級が下がってしまうので、将来貰える年金の受給額に影響が出るので、日本国内給与の引き下げには応じられないという主張をしているようだ。

 確かに日本の年金制度は、加入期間に支払い続けた納付額(等級)によって、受給開始後の年金支給額に影響が出る仕組みである。
 さらに、その将来の受給額に影響がある標準報酬月額等級は、日本国内において支給される賃金を対象にして決められるので、海外で幾ら補填されていても合算して標準報酬を上げることが出来ないのである。

 つまり支給通貨比率を変えられてしまうと、賃金としての総支給額は変わらなくとも、将来的な年金支給額が下がってしまい、従業員にとって不利な変更となってしまうようだ。

写真はイメージ

 こういった問題については、上述の日中社会保障協定では、加入・非加入の話が整理されて二重払いを防ぐことが決められているだけで、徴収される社会保険等級までは配慮されたものではないので、実は役に立たない。

 このように日本の税制と社会保険制度の制度は、あまり海外出向という処理を想定して制度が組み立てられていないようで、こういった狭間の労働者を救済するような制度は調べた限りでは用意されていないようである。

 今のところの各企業の現実的な処理としては、厚生年金基金や確定拠出年金などの上乗せ部分を会社で負担して、等級が下がった部分を補填するのがせいいっぱいのようである。
 しかし、そこの本来本人負担であった費用負担分を税法上どう処理するのか?など細かい問題が残り、本人の所得になり課税されないのかなど色々問題があり、なかなか正しい正解などはないという気がする。

 このあたり、日本の外交官なども同様の問題が発生する環境はあるはずだが、税務署的には問題ないのか、日本の賃金を下げられる扱いがないのか特に話題に上がることはない。
 ひょっとすると特別のウルトラCがあるのか、ぜひ今度駐在の方に会った時にお伺いしたいものである。

 

上海のコンサートの19時半開始の習慣はありがたい。

 上海でのクラシックのコンサートなどエンタメ系の夜の公演は、たいてい19時半開始になっていて日本より遅い。
 これは非常に利用しやすい時間だと感じている。

 日本のコンサートや演劇の類は、平日の夜の公演は大半が19時開始の慣習になっている。

 まあ土曜日など週末は昼の14時や18時開始の公演などもあり、プロ野球のナイターなどは18時開始が多いが、コンサート系の平日夜公演はやはり19時開始である。
 これらは恐らくいずれも帰宅する時間を意識した時間設定と思われ、およそ21時に終了することを目安に開始時間が設定されていると推測される。

 しかし聴衆・観衆にとっては、19時開始に合わせて出かけようとする場合、18時定時の仕事だと会社を慌てて出ても60分しかないことになる。

 まあ駆けつけるだけなら60分あれば、山手線周辺から都内の主要コンサートホールや劇場などは何とか間に合うようにたどり着ける。

 しかし、出来ることならサンドウィッチの一つでもお腹に入れた状態で、開演15分前にはホールに入って着席したいのだが、18時からの移動ではとてもそこまで余裕は持てないはずである。

 以前に日本時代に働いていた会社は17時半終業であったため、かなり余裕をもって何れの会場に到着することができたが、もし18時終業の会社であったなら、なかなか難しかったのではないかという気がする。

 これに対して上海のように19時半開始ならプラス30分の余裕がある。

 コンサートによっては上海交響楽団のように20時開始に設定されている場合もある。

上海交響楽団ホールの客席

上海交響楽団ホールの客席

 いずれにしても上海中心部での職場なら、18時の定時で仕事を終了することができれば、移動と軽食の時間を考慮しても開演には何とか間に合わせることができる。

 まあ今の私の仕事は17時には会社を出られるので、いずれの時間でも間に合うタイミングで駆けつけることができるのだが、もし仕事終了が18時であったとしても19時半なら十分間に合うのである。

 ただ開演が遅いと逆に心配になるのが、終演後の帰宅の足である。

コンサートなどはおよそ2時間を目安にプログラムが組まれているので、平均21時半終了、或いは22時までとなる。

 上海市の場合はもし22時が終演になったとしても、地下鉄の足は一応確保されており、大よその地下鉄路線の終点駅まではたどり着くことができる。
 すべての地点を検証したわけではないが、地下鉄は22時30分に最終列車が始発駅を出発するようにダイヤが組まれているので、よほど遠くなければなんとか帰れるはずである。

 また最悪途中でタクシーを利用せざるを得なくなっても、タクシー料金を考えれば、東京に比べそれほどひどい出費が必要になるわけではないし、深夜バスが走っている区間もあり、それなりに足はある。

 そういった意味では上海での音楽鑑賞環境は東京に比べ恵まれていると言える。
 もちろん聴衆マナーを含めて考えると本当に良い環境であるかは疑問符が付くのだが、昼間の労働者が勤務後にエンタメを楽しむためには非常に嬉しい時間設定の習慣とも言える。

 この上海の状況に比べると実は日本の東京などのエンタメ環境は、それほど洗練されているとも言えないということになる。
 19時開始では都心の劇場やコンサートホールの夜公演はその周辺で働いている方か、勤務終了時間が早いなど時間が比較的自由になる人しか利用できない状況になっているからである。

 まあプロ野球など、遅れて入場しても問題なく観戦しながらお弁当が食べられるような環境の催し物の場合は、18時や19時開始でも良いかもしれないが、コンサートや舞台は最初から楽しみたいのが当然なのであり、遅れたくなく、その設定として19時開始はちょっと苦しいのである。
 
 特に私のようにコンサート通いを趣味にしたい者にとっては、コンサートのたびに会社を休めないので、30分遅くスタートしてくれる上海の環境は意外と美味しいということになる。
 最初はこの30分遅い時間設定にやや違和感を感じていたのだが、今となっては恵まれていたのだなと感じる今日このごろである。
 東京も出来れば、開演時間がもう少し遅い時間になると嬉しいのだが、出演する側の拘束時間や観客などの帰宅の足を考えると、なかなかこの習慣を変えるのは難しいのかもしれない。
 日本の場合は法律で22時以降は残業代の深夜割り増しの対象になるので、劇場従業員のコストアップとなることもその要因だろう。

 ところで余談だが、上海の日本人コミュニティの宴会の開始時間もやはり19時開始に設定されていることが多い。

 やはりこれも日本人的時間感覚の習慣の現れという気がしており、18時終業後に移動して駆けつけるのにちょうどよい時間なのでそうなっているのだと思われる。
 そして飲み放題の時間制限も2時間などという枠が多く、19時から21時までが結局宴会のコアタイムとなる。

このように我々日本人の日勤者にとって19時スタート21時終了というのは夜のエンタメタイムとして染み付いた時間感覚であるようで、中国人たちがそうでないリズムであることを見せられて初めてその特異性に気付かされるのである。

ごみ分別が始まって、さらに環境悪化

 先月7月1日から上海でもごみの分別が始まって、これまで一緒くたに捨てていたごみを生ごみと可燃物、資源ごみなどに分けて捨てることになった。
 これにより、ごみ資源の活用などが進むことが期待されていたようだ。

 しかしながら、私の住んでいる住宅エリア(小区)では、どう考えても失敗というか環境悪化に向かってしまっている。
 分別自体に問題があるわけではないが、収集方法に問題があるのである。

 施行前までは一回の入り口脇に置いてあったごみ収集ボックスの中に、全てのごみをごちゃまぜで捨てていたが、条例施行を受けて分別しなくてはならなくなったため、小区の中の何カ所に種類別の収集ボックスを集中設置した集中回収方式に移行した。
 朝晩の2時間ずつ、毎日回収されることになった。

 従って、住民はごみ捨ての度にごみを回収ステーションに捨てに行かなければならなくなった。
 私は現在自炊をしてないためそもそも生ごみは出さないが、ごみ分別は以前から行っており、今回のルールも把握できたため、面倒くさくはなったが、指定された分別ステーションにゴミ出しに行くことになった。

上海で見かけた日本の甲府市のごみ袋

上海で見かけた日本の甲府市のごみ袋

 しかしどうもこの方式が失敗したという印象である。
 徹底的に告知が不足している
 集中分別回収方式について、改正当日あたりに一瞬告知のようなものをエリアの掲示板で見かけたが、どう考えてもそれだけでルールの周知が徹底されたとは考え難い状況だった。

私はそれを写真に収めたためルールを把握することが出来たが、知らない人が大勢いるはずである。

 しかもその後改めて探してみても、その小区ルールを記した掲示などがどこにもないのである。
 結果、ルールが徹底されていないため、入り口わきの元の回収ボックスがあったスペースに、ごみが野置きされるようになった。
 もちろん生ごみもである。

 すると、ごみが山積みになった上にハエが集る状態になり、非常に不衛生になった。
 1ヶ月半が経過した今もその状況は改善されてない。

 その野積みされたごみは結局、従来通りの回収担当者がリアカーでごみを回収して回るのであり、以前に比べ何も進歩がないどころか寧ろ退化した状況になっている。

 まあ聞くところによると、今回のごみ分別回収は生ごみの分別が主目的らしく衛生管理やバイオリサイクル的なもののが主眼にあるようだが、現状衛生状態は逆に悪化しているのである。

 まあ社会においてルールの周知徹底というのは永遠の課題であるのだが、それにしても私の小区では対策について下手を打った印象である。
 良いルールも告知して情報を共有しないと機能しないという良い例である。
 
 私が見る限り、中国人は相手の心理がわからないのかどうも情報共有が下手であると感じている。