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喘息悪化

 世間で台風だ地震だと自然災害に騒いでいる最中、個人的には気管支炎というか喘息の悪化の苦しみにあえいでいた。
 まあ正確に言うと被害があったころは、まだそれほど深刻ではなく週末に向かって悪化したという感じである。

 胸がムズムズするというか、何か奥のほうにひっかっかっているような気持ち悪い状態で咳をするたびに痰がでる。

 というか痰を外に出したくて身体が咳という反応をするような状況である。

 ちなみに中国語でも喘息は「喘息(chuan3xi1)」である

 そして、上海の悪い空気がさらに苦しさを刺激する。
 もともとそれほど良くない空気状況の上に、周囲には喫煙者がわんさかといる。
 
 一応オフィス内では禁煙になっているのだが、同僚はこっそり吸っている。
 なぜ注意しないかと言えば、同僚一人注意しても仕方ないほど、廊下へ出ればよその会社の人間がたばこを吸っているので同僚一人の問題ではないのである。

 そして、ビルの入り口でもここは屋外だと言わんばかりに、パカパカ吸っており、出入りする人々を煙のカーテンで出迎える。
 こういう環境で年中過ごせば、おのずと呼吸器系等には悪い影響が出る。

 おかげで上海に来てから年に2回ほど、呼吸器系等の悪化に悩まされるようになった。
 
 一応対処法は覚えてしまったので、それを実践する。

 鼻水が多いので副鼻腔炎関連の処置である。
 アレルギー薬と、痰きりの薬、あとは咳止めと消炎剤である。

 このパターンである程度は楽になる。
 しかし、睡眠中に発作的に起きる咳は苦しいし、全身に力が入るので筋肉痛にもなる。

 今回どうやらこの咳で力が入り過ぎて、お腹のへその下の部分に黒っぽい内出血のような痣が出来てしまった。

 不思議な場所だったので最初は原因が分からなく、ネットで症例を色々調べてみても類似症例は出てこなかったのだが、内臓疾患が原因ではないような印象である。
 で、今のところ見つけた結論としては腹直筋の断裂、或いは損傷なのではないかという判断になっている。
 腹直筋とは、いわゆるマッチョのひとが自慢するシックスパックの筋肉であり、真ん中で腱でつながっているのだが、その真ん中の部分が損傷したという見立てである。

 見たこともない症状なので油断は禁物だが、患部は外傷的痛みはあっても、それ以外はなさそうなのでとりあえず様子見である。

 で、咳の方もなかなか止まらない。
なにか悪いウィルスでも吸い込んだかなぁと思考を凝らしながら咳に耐えている現在である。


上海のローカル歯科で親知らずを抜く その1

昨年の秋くらいだったろうか、奥歯や顔のあちこちに痛みが走るようになっていて、仕事上の思考能力に影響を与えるようになっていた。
歯の付け根などに痛みがあったので、歯槽膿漏や歯肉炎の類なのはわかったので、薬と薬用歯磨きなどで何とかごまかしごまかし凌いでいた。

薬用歯磨き粉 システマ

当初は夜も眠れないほどの痛みが走ることもあり、痛みのひどいときは件のロキソニンで痛みを抑え乗り切っていた。

なるべく医者にはかかりたくない一心で、薬を根気よく飲み続けた結果、年明けには痛みはだいぶ和らぎかなり改善する状況になってきてはいた。
いつも薬を買いに行く薬局にも、「なかなか治らないねー」、と言われつつも改善はしてるからと言って薬を買い続けていた。

ところがである。

前回、副鼻腔炎の件でも書いたが、今月4月2日の寒い日での服装の失敗で体調を崩してしまったのである。

その結果、抵抗力が落ち、頭痛や副鼻腔炎とともに歯の周りの炎症も再発し、つらい痛みに襲われた。
その結構な痛みにとうとうギブアップし、歯は根治させなければ行けないと思い、親知らずの治療に関するネット情報などを調べ始めた。

それらの情報を総合すると、恐らく自分の「親知らず」は横倒しになっている状態と見られ、周りの歯に悪影響を与えている状態なので、抜いてしまうのがベストだという判断になった。
歯を抜くのを決めた配位が、その時点で一時帰国が決まっていたので帰国時に日本抜いてしまうことも考えたが、術後の抜糸までの期間に足りないことから、上海市内での抜歯を模索することにした。

SNS上で上海の歯科の情報を募ったところ、日系病院や上海の病院が集まり、第9病院が良いだの推薦があった。

ただ、これらは実際に利用したという話があまりなく、結局はある友人が利用したことのあるというローカルの私設歯科医院に行くことにした。
その友人情報によると、日本語が通じて、優しい先生とのこと。

調べてみると、一応ホームページが見つかり、予約機能もあるのだが、機能しているのかはちょっと怪しかった。

まあダメ元で、ネット上から予約を入れつつ帰国直前の日に医院に行ってみた。

地図と住所を頼りに行ってみると、幹線道路沿いの商業棟ビルの端から2階に上がるような立地条件の病院で、入り口の階段口にコピー業者が業務をやっているようなどローカルな環境だった。

ここに本当に歯医者があるのかと若干不安を感じながら、階段があがるとちゃんと受付があった。

ロビーに入った瞬間には受付には誰もいなかったが、慌てて看護婦さんが戻ってきて対応してくれた。
結局、案の定ネットからの予約は成立しておらず、その日は予約でいっぱいということで、改めて予約をとって訪れることになった。

そして一時帰国から戻ったあとに、改めて診察を受けに伺った。
診てくれたのはベテランの中国人女性の歯医者さんだったが、日本語が流暢で物腰の柔らかい方だった。

事前に親知らずの件は伝えてあったので、先生はちょっと口の中を確認すると、すぐにレントゲン撮影を指示された。

すぐに私は看護婦さんに連れられて3階のレントゲン室に連れて行かれ撮影した。
歯専用のレントゲン設備らしく、視力検査のような台に顎を乗せて、歯の写真を撮られたのである。

で改めて2階の診察室に戻り、撮ったばかりの写真を確認すると、レントゲン写真に写っていた私の親知らずは見事に横倒しになっていた。
そればかりか隣の歯(7番)にも寄りかかっていて、接触部が虫歯のような状態になっているとのこと。

結局やはり抜歯しましょうとなった。

その日のうちに抜歯という話もあったが、抜歯には力が必要なので、男性の専門医を呼ぶということになり、その場で電話をしたが繋がらなかったので改めてということになった。

結局その日の診察はそれで終わりで、翌週の午後を予約し、帰り際に抜歯の前日から飲んでほしいという抗生物質と痛み止めをもらい精算した。
 130元の費用だった。

ちなみに抜歯の日は大体いくら掛かるのかをその場で尋ねたところ、7番の歯のこともあり本来1500元くらいかかるが、安くしておくので麻酔代50元と合わせて1050元くらいとのこと。

歯医者で値段交渉や値引きが可能のような口ぶりにちょと驚いたが、まあそれが実際安いのか高いのかわからなかったが、事前リサーチからすると金額は想定内であり費用目安が分かったことに安心した。

さあいよいよ翌週は抜歯である。(つづく)

咳で失神して倒れた!

 毎年春の季節は体調が不安定になるのであまり好きな季節ではない。

 その理由の一つに、花粉や黄砂などの原因により呼吸器官にアレルギー的な反応が多く、咳き込んだりすることが多いからである。

 もちろん、自分としても例年身体の抵抗力が下がらないようマスクやマフラーを常に使用するなど、気を使い続けてはきている。

しかし、今年はちょっと失敗しをしてしまい、4月2日の急激な気温の低下の日に服装の調節に失敗し、抵抗力が著しく低下し体調を崩した。
 抵抗力が落ちると再発するのは副鼻腔炎とそれに伴う気管支の咳である。

副鼻腔炎の薬

 まあ直後に日本への一時帰国の予定もあったので、色んな薬を飲みながらだましだまし症状を押さえていたのだが、その日本から戻ってくる行程でちょっと無茶をしてしまったため、さらに体力が落ち、上海に戻ってから症状がまた強くなった。

 そして、先週の金曜に事件は起きた。

 長年の知り合いの送別会に呼ばれて酒席に参加したときのことである。

 本来なら酒席には参加したくないタイミングだったが、古い友人の帰国なので断りきれなかった。

 で、酒の量を抑えつつ飲んでいたので、酒量としては多くなかったのだが、途中で気管支が苦しくなり、発作的な咳が出そうだったので、ハンカチで口を押さえつつ部屋の外に出た途端に、頭がくらくらっとなった。

 次の瞬間、人に助けられて「大丈夫ですか?」と声をかけられている自分がいた。

 どうやら、瞬間的に気を失って失神して何秒間か倒れていたようである。

 そして倒れた時に額を少し打ったらしく、やや痛みがあった。

 しかしその頭の痛みはほとんど気にならず、体全体は失神する前より体が楽になっていた。

 昔、柔道をやっていた際に経験したように締め技で落ちたような感覚で、苦しいというより気持ち良いくらいの感覚だったのである。

 後から周りの人間に俺どうなってたの?って聞いても、周りの人はびっくりして倒れていたとしか答えてくれなかった。
 その後は、咳の発作も収まり何事もなく、宴席の最後まで過ごすことは出来たがどうもその瞬間のことが思い出せなかった。

 あれは何だったのだろうと、後からインターネットで調べてみると、激しい咳で呼吸困難というか、脳への酸素供給が不足すると短時間の失神が発生することがあるらしく、私の症状もそれだったようである。
 
まあ失神の原因を知って安心したような、怖い様な状況である。
酒が直接の原因ではないとはいえ、疲れているときは無理すべきではないなと自分の年齢を悟った今回の失神事件であった。