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上海浦東・虹橋国際空港間を結ぶ空港連絡線が年内着工へ

 先日発表されたニュース報道で、上海の二大空港を結ぶ空港連絡線が年内にも着工されることになったと報じられている記事を見つけた。

 上海の二大空港である上海浦東国際空港上海虹橋国際空港は直線距離にして50キロ以上離れていて、国内線中心の虹橋空港から国際線中心の浦東空港への移動はよく利用されるが、現在はバス路線で1時間ほどか2時間近くかかる地下鉄を利用しなければならないのが実情である。

 この連絡線の具体的なルートとしては現在建設中の上海東駅を基点として、南側を回って2019年供用開始が見込まれている上海浦東国際空港サテライトターミナル(T3)を経由し、現在の浦東機場駅に停車、その後ディズニー駅、張江駅、三林南駅のあと黄浦江を超え、華涇を過ぎた後北上し、七宝を経て虹橋枢紐へ至るルートとなっている。
 虹橋枢紐では空港だけでなく、上海虹橋駅にも隣接するので高速鉄道への乗り継ぎにも使われるだろう。

上海空港連絡線のルート図
引用元

 距離にして68キロ、車両は中国の国鉄タイプの車両つまりは新幹線の外観の車両が使われるようだ。

 以前のブログにも書いたが中国の鉄道は、機関車が客車を引くタイプの車両運用が主流であり、電車というといきなり新幹線タイプになってしまいその下のカテゴリがない。(中距離列車のない中国
 また地下鉄などの都市内の軌道交通は新交通システム的な位置づけで、都市間鉄道とは別のカテゴリと扱われているのが中国の鉄道区分となっている。

 故にたかが60キロそこそこの路線の列車でも新幹線タイプの車両を使うしか選択肢がないのがこの国の鉄道事情となっている。

 ただ想定されている所要時間などから推測すると最高速度200キロを超えるような高速車両ではなく、最高速度160㎞/h程度の車両のようだ。

 発表通りに建設されるとなると、全線の9割が地下を走るルート設定から考えても200キロを超えるような高速走行環境は現実的ではないのかもしれないし、トンネル口径も大きくなるからコスト的に高くつくため必要な範囲に抑えたのではないかと推測される。

 運行頻度は、当初の想定だと1日107往復とのことだから、朝6時から24時までの18時間稼働として大よそ1時間に6本、つまり10分間隔のようで、現状の上海地下鉄2号線の空港支線と同程度、日本の成田空港の京成とJRを合わせた数などと比べるとやや少ない印象である。

 なお開通予定は2020年と掲げられているが、大規模な地下工事になるため、専門家はとても2年弱の突貫工事では無理だと言っており、早くても5年後の2023年になるとみられているようだ。
 いずれにしても実際に着工されることが決まったからには、5年くらい後には上海の2台空港の乗り継ぎがより便利になっている時代が来そうである。


YAHOOの路線検索で出にくい茨城空港

 今年の夏前に茨城空港が2017年度に68万人を達成したというニュースを目にし、あと少し上積みするには、どの路線の増便が可能なのかなと考えていた時のことである。

 YAHOOの路線検索機能を使って、茨城空港を起点とした所要時間のチェックをしようとしたが、どうも茨城空港経由のルートが表示されない。
 例えば水戸駅朝6時発で、神戸のJR三ノ宮駅に何時に着くかを検索したところ、東京駅から新幹線経由のルートが表示されてしまった。
 所要時間は5時間以上で、11時過ぎに到着する結果となっていた。

YAHOO路線の検索結果

 おかしいなと思い、今度はナビタイム(NAVITIME)という別の路線検索サイトを使用して、同一条件で検索をかけてみた。
 すると、今度はきちんと茨城空港から神戸空港を経由したルートが結果として出て来た。
 スカイマークを利用した空路で、三ノ宮駅までわずか3時間ちょっとで、午前9時過ぎには着けるようだ。

NAVITIMEの検索結果

 つまり圧倒的に茨城空港経由が速いにも関わらず、YAHOOの路線検索ではルートに選択されないようである。

 じゃあ茨城空港自体がYAHOOに登録されていないかというと、そんなことはなく茨城空港発で神戸へ行く設定で検索すると、きちんと空路での移動ルートが表示される。

 はて、これはどういうことだろうか?

 少なくとも速達ルートという意味で言えば、ナビタイムでの検索結果の方が正しく、YAHOOは間違っていることになる。

 何故、こういう結果になるのだろうか?

 これはあくまで個人の推測だが、東海道新幹線の運行頻度が高いため、信頼性という意味で優先度が高い設定がされているのではないかという気もする。

 新幹線が1日何本走っているのかは知らないが、茨城空港と神戸空港との航空便はたった2往復であり、それが影響している可能性は否定できない。

 それが証拠というか、今度は水戸駅から札幌駅で設定して検索したところ、乗り換え時間の設定の差で、若干違いがあったが、ほぼ同じ結果が得られたのである。

 ただ、この区間に確かに新幹線は確かに走っていないという差はあるが、確証が持てるほどの差ではないという気もする。

 結局疑問は解決せずだが、当面はナビタイムを優先して使おうと思ったこの検索結果の差である。

上海浦東国際空港行きリムジンバスが路上で炎上して黒こげ

中国語のニュースを見ていたら先週の夕方に大変な事故が起きていたのを発見してしまった。

上海虹橋国際空港から上海浦東国際空港へ向かうリムジンバスの機場一線が、8月30日の夕方に、走行中に発火し炎上した事故を起こしていたようだ。

バス火災を伝えるニュース
引用元

幸いけが人はいなかったようだが、私も良く利用する路線だけに他人事ではない事故である。

記事によれば出火したのは虹橋空港側を出発した直後らしく、高架道路を走っていた時に突然発火したらしい。
そして瞬く間に車両は炎に包まれ。車両は骨組みだけを残して燃え切ってしまった模様。

火災を起こした車両の写真を見ると、窓すらない状態だった。
 恐らく窓はガラスではなく樹脂製なのか燃えてしまたのだろう。

 とにかく、もしこのバスに自分が乗っていたかと思うと非常に恐ろしい燃え尽き方である。

黒こげの機橋一線バスの車体

 実は中国では時々バス火災が起きる。

 昔、知り合いから聞いたところによると、中国のバスは掃除でシートなどを拭く際に揮発性が高く引火しやすい洗剤を使っているような話があり、気温が高いだけで燃えやすく、引火するとあっという間に燃えるようだ。
 さらに塗装の塗料やシート、さらにそのクッション素材などが燃えやすいらしく、日本のバスのように難燃性の高い素材は使っていないという話だった。

外観では日本の車両と同じように見える中国のバスは、思わぬところで差があるようで、今後はバスに乗車する際は気を許さず乗るようにしたいという教訓になった事故である。