CD は時代遅れになりつつ

コンパクトディスク(CD)

 世の中においてCDというメディアはどうやら時代遅れになりつつあることを感じている。  中国に来てから一時期帰国の度に、日本から若い頃に買い溜めたCD をたくさん持ってきており上海側のストックもそれなりの枚数になっていた Continue Reading →

サブスクリプション浸透による資本主義の崩壊?

最近、やたらあちこちで商業サービスのサブスクリプション化が進んでいる。 サブスクリプションとは一定料金を支払うことで、製品やサービスを一定期間利用することができるビジネス形式であり、そもそもの英語においては予約購読や定期 Continue Reading →

アーカイブ時代の噺家の大名跡襲名は出世か?

 日本の古典芸能の中には、芸の世界での出世を表す一つの象徴として名跡を襲名する芸能がいくつかあるが、映像や音楽の記録技術が進歩する現代社会の中においては、この名跡襲名制度が不便になりつつあるような気がする。  名跡襲名を Continue Reading →

母の日に贈ったCD

明後日の母の日に今年はCDを贈ってみた。 私が上海にずっといることもあって、毎年の母の日にはグリーティングメール程度しか贈って来なかったが、今年はどういう風の吹き回しか母親に音楽のCDを贈ってみることにしたのである。   Continue Reading →

18世紀のオーケストラの響き

 リコーダー奏者であり指揮者でもあるフランス=ブリュヘン氏が今年の夏に亡くなっていたのを先ほど知った。  もうだいぶ高齢なのは知っていたので、どうしていたのかなと思っていたところにこの訃報の発見である。  フランス=ブリ Continue Reading →

落語はお笑いじゃない

 最近、立川志の輔さんの落語にはまっているのだが、そんな彼の噺のマクラで興味深い言葉があった。  それは落語をお笑いに分類するというのはどうも違うというのである。  彼が言うには、確かに落語の噺の中にはふんだんに笑いの要 Continue Reading →