Yearly Archives: 2016

上海でムカつく料理の原因は化学調味料

 今日、上海に進出してきている某牛丼チェーンで、すき焼き鍋が安く出ていたので、注文して食べてみたところ、ムカついてしまった。

 ムカついたといっても腹が立ったわけではく、胃が気持ち悪く刺激され吐き気を感じてしまったのである。

 その時点で鏡を見たわけじゃないが、顔も恐らく青ざめ気味になっていたはずで、冷や汗もタラタラのいたたまれない状態になってしまった。
 一応気持ち悪くなった瞬間から食事を止めたので大事には至らなかったが、胃の気持ち悪さは尾を引いた。

 まあ日系チェーンの提供する商品であり、ぱっと見ではあったが食材が悪いということでは無さそうだったし、味もうまいとまでは言えないが、味で気持ちが悪くなるほどではなかったのでそれが原因とは思えるような状態ではなかった。
(ちょっとしょっぱかったが)

 では何が原因でムカついたのかを察すれば、恐らく化学調味料なのではないかと私は推測している。

 私はこの化学調味料、特にスープなどに使われているグルタミン酸の類がとても苦手であり、これらを飲むとすぐに胃がもたれ、ムカついてしまうのである。

 振り返れば日本時代も同様の状況でやはり気持ち悪くなることが多々あった。

 実は日中問わず、割安な外食チェーンを掲げるお店では結構スープの調味料としてグルタミン酸などが使われている。

 例えばしゃぶしゃぶなどもその一例で、よほどの高級店ではない限り、しゃぶしゃぶの鍋の湯には化学調味料が使われ味付けがされており、食べ進むうちに胃が気持ち悪くなり、受け付けなくなるのである。

 そういったお店で食事をするたびに胃がムカつき、顔が青ざめるほど体調を崩すようことになったわけで、最初はアレルギーや自らの体調不良を疑ったが、特定の店舗や料理で起きる現象であったため、調べてみたところスープに原因があることを知ったのである。

 これが昆布などできちんと出汁を取るお店であれば、そういう気持ち悪さは発生せず、おいしく食事がとれるのだが、やはり価格の安い店は総じて化学調味料に頼っており、胃がムカついてしまうのである。

 また上海に来て以降も、そういったスープで気持ち悪くなる体験は何度もしており、最初はやはり体調不良を疑ったが、同じ店の特定の料理で気分が悪くなったことから、調味料を疑うようになった。

 例えば、上海ではしゃぶしゃぶのほかに、デリバリチェーンの「●祥餛飩」のワンタンや、焼き餃子の●海遊龍の酸辣湯など、これらは本来好きな料理なのに何度食べても気持ち悪くなったのである。
 これらは後から冷静に分析すればやはり化学調味料がたっぷり使われたスープだったようなのである。

 逆に、同じように割安であっても、近所のローカルの小さなお店などは、スープを飲んで胃がムカついたような経験は記憶になく、衛生面の心配は多少あっても化学調味料の大量使用ということは無いようである。
 つまり化学調味料に大きく頼らず意外と真面目に料理の味付けをしているようなのである。
(もちろん店によると思われるが)

 こういったことから考えると、上海でも日本でも同じことが言えるが、出汁が主体になっているスープや料理は十分気を付けて店を選ぶべきで、特にチェーン店系のお店は、コスト面から化学調味料の使用が疑われ、気を付けなければならないのである。

 ムカついてからでは遅いのである。

たった2つになった上海雑技の劇場

 ここ数年の中国人による訪日観光ブームが報道されるようになって久しいが、逆に日本からの観光客はどうなんだと上海の旅行会社の人に最近聞いたところ、なんとほぼ壊滅に近い状態であるようなことを言っていた。

円安や環境汚染、日中関係など原因は複合的であり様々であるが、ともかく日本から観光客は、めっきり減り利益が出ない状態なのだという。

まあビジネス利用のニーズは、日本企業が駐在扱いを止めて出張ベースに切り替えたケースが多いことから、ホテルや航空機など需要は安定してあるものの、観光需要はほとんどないのだという。
そしてその象徴的な状況であるのが、上海観光の一つの目玉と言っていい上海雑技の実態のようなのである。

私の知る限り2010年の上海万博のころには、上海で上海雑技を見られる劇場は7つあったと思うが、それがつい先日確認したところ現時点ではたった2か所になってしまっているとのことである。

上海馬戯城

上海馬戯城

以前は上海馬戯城や上海商城劇院、白玉蘭劇場、雲峰劇場、滬西劇院、共舞台、宛平劇院でそれぞれ雑技が上演されていたが、現在では最初の2つを除いて全て雑技公演を取りやめてしまっていたのである。
雑技を止めた劇場はそれぞれ現代劇など一般劇場に転身しており、雑技会場は2か所しか残っていないのである。

つまり単純に言えば、雑技の鑑賞客がピーク時の1/3程度になってしまったということになり、それだけ日本からの観光客が減っているのだと推測できるのである。

もちろん円安に関係ない欧米の観光客はそれなりに一定数いるだろうが、やはり数の比では日本からのお客がお得意様であったのであり、それが激減したことが雑技の実施劇場数が1/3となってしまった原因だろうに思う。
まあ現在も残っている上海馬戯城は演劇的演出が人気であり、上海商城劇院も高級ホテルのポートマンに併設され立地が良く、それぞれ地元の上海雑技団が出演していることもあって、これ以上淘汰されることは無いと思うが、現状を考えるとやはりちょっと心配な状況となっている。
まあ雑技界の不況など私自身に直接関係ないようなことではあるものの、上海に住む身としては、この現状はやはり寂しい状況なのである。
上海観光の代名詞のような上海雑技には今後も永く続いていただきたく、安定した観光客が訪れるよう陰ながら祈っている今日である。

ネットショッピングの最大の欠点

 上海に来てから結構ネットショッピングを利用するようになったが、いつも不便に感じているのは配達待ちの時間である。

 注文したはいいが、配達される時間がなかなかわからず、それに合わせて待機しなければいけないケースがしょっちゅうだからである。

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 私の場合は概ね勤務先を配達先に指定しているのだが、業務上の都合でなかなかひとところに安定して滞在していないケースも多く、同僚も含めかなりの割合で外出してしまうので、事務所を空にしてしまうケースも少なくない。

 とはいえ自宅を配達先に指定するともっと滞在時間が短いのでさらに受け取りは困難であり、代理受け取り業な店が同じ住宅エリアにないわけじゃないが、預かり料を取られてしまうのと取りに行くのがやはり面倒なので、結局勤務先の方がまだ確率がいいことになる。

 アマゾンあたりだと概ね配達時間を指定できるのでまだマシなのだが、最近は品揃えの面で若干不満もあり、京東など他のECサイトを利用するケースが増えた。
 しかしこれらのサイトは配達時間に確約が無いので、ネットで運送状況を確認しながらの待機調整となるのである。

 しかもネットで表示される配送状況には嘘が多いというか、ごまかしも多いのが現状であまりにアテにならない場合も多い
 一例をあげると、商品を受け取ってもいないのにデータ上では配達済みのデータ入力が勝手に行われていて、既に受け取ったことになっていたりするので発送元に抗議してもきちんと聞き受けられないようなケースが時々あるのである。

 そうかと思えば、昼12時まで申し込めば当日夜19時までに配達しますといったような商品情報を信じて注文してしまうと、輸送追跡データ上は18時ころに配達開始となっているが、19時に配達員の携帯電話に連絡すると、今日は遅いから明日にしてくれなどと言われたケースもあった。

 宣伝文句で無理なことをPRするくらいなら、確実に配達してくれる日時を表示してくれればいいと思うだが、業者間のスピード競争や社内の時間管理が厳しくどうしても、実態に合わない無理な広告や虚偽報告が横行してしまうのだろう。

 こうやって考えていくと、配達待ちのイライラをなくすには本来は実在店に買いに行くのが一番いい方法なのだが、便利になった上海とはいえ、品揃えという点ではECサイトに全く敵わず、目的にあう商品を手に入れるにはインターネットで探す方がやはり圧倒的に有利なのである。

 この中国の状況を見ていると、日本の宅配システムがいかに優秀かがよくわかるのだが、そうは言っても私は今上海にいるのでこの環境に変わってもらうしかないのである。
 こちらネットショッピングがもう一段上の物流体制に代わることを是非期待したいものである。

上海ディズニーランドの行く末が心配

 先日、ハロウィンの日に川沙の方に仕事で赴く機会があり、帰りついでに久しぶりに上海ディズニーランドの周辺を訪れてみた。
 というのは、つい先日ダイヤモンドオンライン社のネット上に出した記事の中で上海ディズニーランドがガラガラであるようなことが書かれていたからで、ちょっと心配になって様子を見に行ったのである。
このほかにも見込みの半分しか来場客がないなどの記事も見かけたので、実際の状況がどうなのかを確認したくなったというところである。
まあ上記の記事では、ガラガラと言いながら順番待ちに75分程度待たされる施設もあるなど文章表現がちぐはぐに誇張されているような面もあり、実際の状況がつかみにくかったというのもある。

 むろん、今回も入園せず周辺部のウォッチのみである。

鉄柵越しの上海ディズニーランド

鉄柵越しの上海ディズニーランド

 で、行った見た結果、実際に園の内部にどれだけの入場客がいたのかはやはりほとんどわからないのだが、個人的印象を言わせてもらうと、ハロウィンの夕方とは思えぬほど人が非常に少なかったというのが感想である。

 上海ディズニーランド本園のゲート付近こそ、そこそこの人がいたが、鉄柵越しに見える範囲の園内の様子も人がまばらで、ガラガラの表現が適当かどうかはともかく、賑わっているというにはほど遠い状況だった。

上海ディズニーランドショッピングセンター

上海ディズニーランドショッピングセンター

 さらに、関連施設のショッピングセンターなどは、人影を探すことに苦労するほど人が少なく、寂しいくらいの状況だった。
当然駐車場などもガラガラであり、私が持つディズニーランドのイメージとは非常にかけ離れている状態なのである。
どうして客入りが悪いかの理由については、以前も書いたので今回は省略するが、このままだと上海ディズニーランドの存続にも関わりかねない状況だと言う気がする。

上海ディズニー駅も人が少なく

上海ディズニー駅も人が少なく

 かの広大な敷地にどのくらいの開発費をかけたかのか具体的な数字は忘れたが、とても回収できそうな雰囲気ではなく、上海市や中国の経済の起爆剤としての役割はとても担えそうにない気がする。

 まあ運営会社の方もそんな状況に危機感を感じたのか、冬期間に非常にお得なチケットを売り出したようで、収益はともかく集客に必死になり始めたような状況となっている。
 その特価チケット方策が功を奏するかどうかは分からないが、このままではどうも行く末が案じられる上海ディズニーランド周辺の現状である。
 

北海道日本ハムファイターズの日本一とラジオの野球実況技術の高さ

 一昨日、日本のプロ野球の日本シリーズで見事に北海道日本ハムファイターズが勝利を決めて日本一に輝いた。
 実に10年ぶりの日本一であり感慨ひとしおである。

 この一週間は日本シリーズのおかげで、いろんなことが手につかなくらい日本シリーズに集中していたので、ある意味やっと解放されたともいえる
 
 実はちょうど10年前の優勝の際に、私は上海にやってきており(正確にはまず蘇州に行った)あれ以来の日本一ということになる
 それ故にこの10年という長さはちょうど私が上海で過ごした時間と同じことになる。

 当時はたぶんテレビの実況中継も見てないし、インターネットの速報で優勝を知ったようなことだったと思うが、ファイターズの日本一を知って始まったばかりの上海生活の心を引き締めたような心境だったような気がする。

 で、あれから10年が経ち、相変わらず上海にいる私は未だ日本のテレビとは縁遠い生活を送っている。
 有料の海外テレビ視聴サービスも身近で提供されているのだが、コストが高いのと、日本のテレビを見始めると結局自分が怠惰になるだけなので遠ざけてきており、視聴サービスは一度も契約しないまま10年が過ごしている。

 どうしても見たいサッカーの試合などがあるときは、テレビ設置の日本料理屋などにいけば事足りたのである。

 その後VPNには加入したので、日本のパリーグテレビくらい入ってもいいかなと考えた時期もあったが、仕事や時差の関係上毎試合見られるわけでもないので、コストパフォーマンスを考えやはり見送った。
 で、結局残ったのが日本のラジオのインターネットサービスである「ラジコ」であり、このラジコを通じて日本のラジオの野球中継を聴くことにしたのである。
 
 でラジオの実況中継を聴いていて改めて感じたのは日本のラジオ実況の技術の高さである。
 ラジオなので当然音だけなのだが、会場の雰囲気から選手の動きまで手に取るようにわかるように実況され、選手の表情から天候、守備体形までが詳しく説明される。

 そしてその合間合間に解説者の解説まで織り込んで放送するのだから下手にテレビで見るよりわかりやすいのである。

 むしろテレビの実況のほうが映像に頼り切ってしまい、時には緊張感に欠ける実況が行われることもあり、盛り上がりに欠ける放送が行われる時がある。

 その点、ラジオ実況は一球一球耳が離せず、緊迫するので試合が動いたときの緊迫感や盛り上がりがひしひしと伝わってくる。

 まあ野球という競技自体が比較的定型的な動きの繰り返しなので、比較的説明が容易というのもあるかもしれない。
以前サッカーのラジオ中継を聴いていたこともがあったが、まるで場面が想像できずもどかしさばかりが募ったのを覚えている。
その点、ラジオ実況を聴いている範囲ではもどかしさを感じないほどに、状況が理解できるのである。

 こういったラジオ実況の技術のおかげで、今回の日本ハムのペナントレースやCS、日本シリーズにいたるまでライブはすべてラジオで聴いていた。

 まあ、どうしても映像で見たくなったシーンなどはYAHOOやYOUTUBEに上がってきたもので確認しており不足はない状況になっていて、ライブで映像を見たいという欲求はそれほど高まらずに済んでいる。

 ただまあ、映像で見たい欲求はそれほど高くはないが、スタジアムで一緒に応援したかったという気持ちはちょっと残り、日本一はうれしいがちょっと今後どうするべきかを悩んでいる。

 とにかく北海道日本ハムファイターズ日本一おめでとう。