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円安で上海の納豆は1個80円換算の水準に

 従来より納豆好きなので、結構欠かさず買っているのだが、最近の円安により円換算すると納豆が馬鹿馬鹿しいくらいに高級品になっている。

 まあ、こちらの販売価格が上がっている訳じゃないので、円安にそれほど振り回されている訳じゃないのだが、それにしても日配品であるはずの納豆が主菜並みの値段になっている。

 例えばいま上海で一番安いの納豆は「お城納豆」と「西尾納豆」が双璧だと思うが、いずれも中国国内産で、日本食材専門を扱うしんせん館という店だと1パック12元弱程で売られており、3個パックだから1個4元という計算になる。

 1個4元というのは、現在のレートで言えば80円相当となる。

 やはり食材としてはエライ高い高級品となっている。

 昔日本で自炊していた際に、日本のスーパーで買った納豆は1パックで78円とか88円とかであり、安売りなら60円台もあった気がする。
 もちろん1パック3個だったり4個だったりするわけだから、1個あたりは30円を切る金額となる。

 それが現在の上海では1パックではなく、1個で80円なのだから日本の3倍以上の価格となっているのである。
 ちなみに、もともと高い日本からの輸入納豆は冷凍で1パック20元程度だから円換算すると1パック400円程度、1個当たり130円以上となるが、最近の円安で安くなったかどうかは確認していない。
 まあこちら現地の値段が変わってないから、円換算で高くなったからと言って納豆を食べる量を減らすことはないとは思うが、何とも複雑な心境で毎日ごはんに納豆をかけて食べている。

健康のために納豆は加熱しちゃいけない

 中国で売っている納豆は、最近は現地生産のものもあるがやはり風味の点でイマイチで、今の時点では日本で生産されているものにはとてもかなわないという気がしている。

 そういう需要もあってか、日本から冷凍の納豆が沢山輸入されてきており、日本人が多く住むエリアの百貨店などでは輸入の冷凍納豆が売られている。

 まあ冷凍をしてしまうと日本のスーパーで買うよりはやや風味は落ちるが、現地生産品の物よりはやはり数段ウマいのである。

納豆ぶっかけ蕎麦

納豆ぶっかけ蕎麦

 そして冷凍納豆の場合は冷凍庫に入れておけばかなり長期間鮮度を保つことが出来るので、一か月くらい保存していても何の問題もなく食べられる。

 ただ、冷凍であるからには買ってから食べるまでには「解凍」と言う手順を経なくてはならず、これが冷凍納豆であるが故の宿命で納豆好きにはやや面倒くさい事項となっている。
 
 私の場合は常に解凍済み納豆を切らせたくないので、解凍済み納豆が残り1パックになったら冷凍庫から3個組の1セットを取り出して冷蔵室に入れておき、約1日をかけて自然解凍させるという方法で食べている。

 まあどんな方法が本当はベストなのか分からないが、今のところこのやり方が一番風味を壊さず解凍できるという気がしており、そのまま1週間くらい忘れても冷蔵庫の中で保管されるので一番楽なのである。

 ただ、ここで間違ってもやってはいけないのは加熱解凍である。

 何故なら納豆についている納豆菌は熱に弱いため、70度以上になると死滅してしまうからである。

 つまりもし加熱解凍した納豆を食べたとしても、風味はあるが健康への効能効果はゼロになってしまうことになる。

 故に冷凍納豆は自然解凍がベストで、特に健康のために納豆を食べるなら加熱解凍をしてはいけないのである。

 このことは実は解凍だけではなく調理にも同様のことが言え、世の中には納豆を使った料理として納豆チャーハンや納豆汁など様々なものが存在するが、これらの加熱された料理は納豆の風味を楽しむものとしては非常に美味しく頂けるのだが、納豆による健康効果に関しては、実は納豆菌が熱で死滅しまっているため期待できないものとなっている。
 
 よって風味を楽しむだけのものと分かって調理するなら加熱してもいいが、納豆の健康効果を期待して食べるのであれば決して加熱してはいけないのである。

 こうやって考えるとやはり納豆は御飯にかけて食べるのが体にもベストだという結論に達するのである。(笑)

たまごかけごはんしょうゆ

 日本でみつけてきた
「たまごかけごはんしょうゆ」。

たまごかけごはんしょうゆ

たまごかけごはんしょうゆ

 鶏卵を生のままで食べることを原則としてしない中国では、まず生まれ得ない醬油だが日本にはこんなマニアックな醬油まで生まれてしまうほど、たまごかけごはん好きは多い。

 さて実際に使ってみると鰹出汁が含まれ、ほんのり甘く生卵に良く合うことが分かる。

 卵かけごはんを食べながら味噌汁をすすった時のあの感覚である。
 どうやら納豆にも合いそうだがまだ試してはいない。
 日本円で230円程度と量の割にはかなり割高だが、まあそれなりに試してみる価値はある味である。
 こんな楽しみ、中国人に教えてあげたいような上げたくないような、、、複雑な気持ちになっている。

納豆は夜食べるといいらしい。

 小さい時から納豆を食べ続けており、中国に来てからその習慣はなかなか止められず、私が自炊をするのは納豆をご飯の上にかけて食べたいからだと言っても過言ではない。

 まあ私が納豆を食べるのは決して、体にいいからとかそんな理由ではなく、単純に子供のころから食べてきているからということにほかならない。

 でも最近健康ブームとかで、納豆が世間でも見直されており、納豆好きの私としては嬉しい限りである。

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 ところで、そういった納豆に関する記述をインターネット上で読んでいたところ、先日気になる発見をした。

 納豆が血液をサラサラにする効果があるのはよく知られた話だが、それを最大限に活かす食べ方は夕飯の時に納豆を食べるのが一番効果的だということだ。

 もちろん朝・昼・晩のいつ食べても問題はないのだが、夜寝ている時は体が動かないので血流が鈍り血栓が詰まりやすくなるため、その直前に納豆を食べて血液をサラサラにしておくと、寝ている血管が詰まりにくくなるということらしい。

 脳卒中などの病気が夜寝ている間に起こりやすいのというのは、この血流が鈍くなるためだと言われており、それを防ぐためにも寝る前の夕飯の納豆というのが効果的らしい。

 まあ、私はこんな情報を聞く前から夕飯時や宴会時には納豆を食べるようにしていたので、改めて生活習慣を変えることもないのだが、こんな情報を聞くとわが意を得たりとますます嬉しくなってしまう。。

何故中華料理に油モノが多いか?

最近、大好きな納豆をたくさん食べたいというのもあって、マメに自宅でご飯を炊き自炊するようになったのだが、ここのところちょっと壁を感じるようになった。
それは上海で自炊をすると水をたくさん買わないといけなくなるということである。

 当然、日本のときは何の気なしに水道水をそのまま使えていたのだが、上海の水道事情では料理にそのまま水道水を使うのはかなり抵抗がある。飲んでも安全だというくらい水質の改善は行なわれているというが、料理や飲料水としてそのまま体に入れるのはやはり怖い。シャワーや歯磨き用の口濯ぎに使うのが今のところ精一杯である。

 となると、直接体に入る料理や飲料水に使う水は都度別のものを購入しなければならない。

 外食をしているうちは自宅で必要とするのは飲料水程度で済むのだが、料理まで始めてしまうと必要となる水の量は半端ではなくなる。
 特にご飯を炊くときの水は、馬鹿にならない。
 炊くと米に吸収されたり蒸発してしまうとは言え、美味しいご飯を炊くためには最も手を抜きたくない部分なので、それなりの水を用意する必要がある。

 汁物や麺類などの茹でものも同様で、やはり水道水を使いたいとは思わない。そうなるとやはり「高級水」の登場となる。

こうやって考えていくと自炊をしても、水を大量に必要とする料理ばかり作っていたのでは決して安上がりになるとはいえなくなることに気がついた。

 ならばどうするか?

 ご飯は仕方ないにしろそれ以外の部分で節約をする必要が出てくる。

 すると必然と水を必要としない料理、つまり炒め物などが多くなる

この瞬間、

「おお、こういう理由で中華料理には脂っこい料理が多いのか!」

と、中華料理のルーツを身をもって発見したような気になった。

焼き小龍包(煎餃)

焼き小龍包(煎餃)

 同様の理由から考えると、小龍包などの点心に蒸し物や揚げ物が多いのも納得がいく。 食品に直接水が触れない蒸し物ならば、少々水の品質が悪くても蒸気になる時点でろ過されるので水質の心配をする必要がないのである。

 もちろん揚げ物なら水を使わず食品を加熱することが出来る。

 さらに単なる蒸し物では水分が十分取れまいと、体に入る分だけの無駄ない最小限の水分を皮に閉じ込めたのが小龍包であろう。
 こうやって水を軸に中華料理の成り立ちを考えていくとその土地ごとの気候風土の事情が見えてくる。
 単なるバリエーションのように見える各々の料理もそのルーツにきちんとした必然的な理由があるのだなぁと料理の奥深さに改めて気がついた。

 つまり決して中国人はもともと脂っこいものが好きというわけではないのである。