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肥満が増えている印象の上海の街

 ここのところ上海の街を出歩いていると、非常に肥満体の方が増えたように思う。

 私自身も体形についてはあまり他人のことを言えた義理ではないのだが、そんな私から見ても以前に比べ、肥満体の人が非常に増えている印象なのである。
 私が上海に来たころにも、太った人はそれなりにいたが、どちらかというと中年のビールっ腹が主といった印象で、若い人に極度な肥満は滅多にみられなかった。

 しかし最近は体全体がずんぐり太っていて、歩くのでさえ苦しそうなレベルの肥満の人も少なくなく、昔テレビで見たアメリカの肥満者のような印象になってきている。

 先日このような印象を知り合いに漏らしたところ、ファーストフードなどの食生活の変化が要因として背景にあるのではないかと推測していた。

 さらに最近考えられる要因として、飲食店のデリバリーサービスも充実してきており、スマホから注文するだけで届けてくれるので、わざわざ街に出なくても食事が摂れる生活が可能になっている。

 こういった社会生活が便利になった結果、若者たちの栄養過多と運動不足を同時に引き起こし、肥満へ繋がっているのだと推測される。

 この現象が、上海の街だけなのか地方も同様なのかは、最近あまり地方に行っていないので実態はわからないが、デリバリーサービスが地方を網羅しているようであれば、同様の事態が発生している可能性は高い。

 スマホなどIT機器によって、世の中便利にはなってきているが、一方でそれはものぐさを助長している面もあり、健康という面では自分の身は自分守らなければならなくなってきてしまっている。


中国のカロリー表示は把握しにくく電卓が欠かせない

引き続きコンビニの話で恐縮だが、長年住んでいても中国の弁当のカロリー表示は非常にわかりずらい。
その第一の要因が、表示単位が日本のようにキロカロリー(kcal)ではなく、キロジュール(kj)(中国語でジュールは「焦」でkjは「千焦」)という単位を使用している点にある。

この二つの単位は互換性があり、

1Kcal=4.184kj

となるので、弁当などのカロリー表示を日本人が理解するためには表示の数字を4.184で割る必要がある。
逆に言うと、通常は日本人の感覚の4.184倍の数字で表示されているわけであり、見た瞬間はとても高カロリーな食品に見えてしまうのである。

さらに、このカロリー表示が感覚的に把握し難くなっているもう一つ要因として、総カロリー表示ではなく、単位あたりのカロリー表示となっていることが挙げられる。

どういうことかと言えば、弁当なら弁当1個分の総カロリーではなく、100gあたりXカロリー(Kj)などというように、単位当たりの表示となっており、総カロリーを知りたかったら表示されているカロリー表示に総重量をかける必要がある。
これが飲料の場合は100mlあたり何kjなどと表示されている。

この点、日本のお弁当などは一食あたりのカロリー、つまりその弁当を食べ切った場合どの程度のカロリーを摂取することになるかで表示されている。
つまりどちらかというと食べる側の立場に立って、ダイエットなど健康管理に役立つ情報として表示されているのである。

それに対して、中国側の表示はどちらかというと、その食品や飲料の質がどうであるかと言った安全情報の一部として表示されているような印象である。
これは法律規定なのか分らないが、中国特有的な表示方法という気がしており、その製品の質を同じモノサシで平等に比べるという精神が働いている。

以前も「日本人的安心感と中国人的誠意感」というタイトルで書いたが、日本はトータルでどのくらいの量や金額かという総量を重要視しているが、中国人はその質がどうかということに重点を置いているようであり、食べる側がカロリーを気にするなら自分で計算しろということのようである、

ちなみに下記の写真はコンビニで買ったサンドウィッチの製品表示であるが熱量は、1011kj、質量が115gのため、キロカロリーに直すと277Kcalという結果となる。

1011kj÷4.184×115÷100≒277.9kal

上海コンビニのサンドウィッチの成分表示

上海コンビニのサンドウィッチの成分表示

同様に下記は日系のキリンのファイアーというミルクコーヒーの表示だが、これをやはり日本風に総量計算すると187kj、440mlなので
187kj÷4.184×440÷100≒196.6kal
となる。

上海キリン・ファイヤーの成分表示

上海キリン・ファイヤーの成分表示

さらに下記はおにぎりだが、鶏肉の大型おにぎりで、同様に総量計算すると917kj、185gなので、
917kj÷4.184×185÷100≒405.5kal
となる。

上海コンビニのおにぎりの成分表示

上海コンビニのおにぎりの成分表示

このように日本的な総カロリーを知りたかったら、電卓を用意してせっせと計算しないといけないわけで、中国でダイエットをしようとする日本人には結構面倒くさい環境となっている。

こうやって考えると中国人たちはまだ割とダイエットに対する要求がそれほど高くないということもでき、それ故に総量表示の要求が高くないのかもしれない。

ところでこんなことを考えるうちに、毎回の計算が面倒になったので、自分でカロリー換算フォームを作ってみた。
まだちゃんとテストはしていないが、順調なら専用ページを作って公開する予定である。

皆さんにも よろしければご活用いただきたいのでしばしお待ちを。

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最近は焼き餃子より水餃子が増えダイエットにも効果?

 元々中国に来る前から餃子は大好きだったのだが、中国に来てからも相変わらず年中餃子ばかり食べている気がする。
 ただ中国では、日本料理店には焼き餃子は大体置いてあるが、中華系ローカルレストランには焼き餃子はあまりなく水餃子が7~8割を占める印象である。
 形態としてスープ付の水餃子とスープ無しの水餃子があるが、中国では基本的には店によってスタンスが決まっているようであり、私の近所の店ではスープ付きを出している。
 そんな環境で暮らしていると最近の私の食事も自然と焼き餃子よりも水餃子の方が増えて、それだけ済ましてしまうケースもかなり増えて来た。

水餃子

家で茹でた水餃子(餡は豚肉と韮)

 かつて「2012年04月24日 餃子に対する日本人と中国人の認識の逆転の驚き」という文章で記したように中国では餃子は主食であり、主食となる小麦粉の皮で野菜と肉を包んだバランス栄養食であって、実はそれだけで食事が済んでしまうものとなっている。
(おまけに「2012年05月09日 餃子の発見はマカロニにも波及」いうのも書いた)

 つまりこの考え方を私は地で行っており、水餃子を食べる場合は改めて他のおかずを用意する必要がないという気がしているし、実際水餃子だけで済ます食事もかなり多い。
 中国のローカルスーパーでは冷凍の水餃子が沢山売られており、これを買って冷凍庫に保管しておけば、インスタントラーメンに近い感覚で結構気軽に食べられるし、ラーメンより遥かに栄養バランスが良く太りにくいのである。 (水を大量に使うのがやや難点だが)

 というか「餃子ダイエット」という本が出ているくらい、餃子は栄養バランスに優れている上に低カロリーで抑えられる食品であるため、一部ではダイエットには餃子と言われるくらいダイエット向きの食品となっているようだ。
(餃子は毎日夜食べるのがいいらしい)

 特に油を使わない水餃子はダイエット向きと言う気がするし、一緒に水分をとれば少量の餃子でお腹が膨らむ。
 しかも餃子は餡の肉や野菜が細かく刻んであるので消化も良くて胃腸にも負担がかからないので、焼き餃子より体に優しい食べ物と言える。
 味付けの酢もやはり塩分を抑える上で体にいいだろう。

 そんな訳でダイエットを心がけている(努力はしてない)私としては、食事として好きである上に、体にもいいということで、水餃子を食べる機会が非常に増えていて、夏はスープ無し、冬はスープ付で温まりながらと使い分けて食べるようになった。

 もちろん焼き餃子には焼き餃子の旨さがあり、全ての餃子チャンスを水餃子にしたわけではないが、水餃子の楽チンさにはまってしまうと、ついつい水餃子を食べてしまうのである。