Monthly Archives: 7月 2015

美意識向上?痰や尿はゴミ箱への行動。

 最近、上海にいる中国人たちも以前に比べれば街に対する美意識が若干向上したような気はするのだがどうも変な方向の常識というか処理に向かっているような気がする。
というのが、その美観の保ち方が日本人にとってはどうなんだろうかという方法で処理されているからである。
 
その一つが、道端の痰吐きが以前に比べれば非常にへっているのだが、その代わりになんとゴミ箱に痰を吐く人が増えたのである。
 確かに、道端に痰を吐くよりは遥かに公共の場所に対する遠慮意識を持っているのだと言えるが、ティッシュにもくるまずそのまま痰をペッとやる姿はやはりなんだかなぁという気がしてしまう。
 ゴミを処理する人のことを明らかに考えていない行動なのである。
 これにも増して疑問を感じるのが、子供トイレ代わりにゴミ箱が使われているのである。
 特に目立つのが地下鉄構内のゴミ箱を前にして子供を抱えて小便をさせている大人の姿である。
 確かに車両内やホームに直接されるよりは遥かにマシなのだが、これとて日本人から見ると非常識だという評価からは免れない。
 確かに道端の痰吐きや路上での小便に比べれば遥かに街の美化という点では役立っていると思うのだが、どうも根本の解決が行われているような気がしないわけであり、今一歩の彼らのマナー向上を期待したいところである。
 

日本政府が伝える間違った浴衣の常識

上海の浴衣フェスタ

 今月上海の領事館などが主催で上海市内で浴衣フェスタなるものが行われているが、ここで喧伝される内容が、どうも間違っていることが気になっている。

 日本の浴衣はその文字が示す通り、元々入浴の際に着た服装が原型となっている。

 それがその後の時代になってお祭りの縁日や花火大会など、入浴後に気軽に近所へ出かけるための略式着として発展し、近年では花火見学デートなどをターゲットとして大変おしゃれな柄の浴衣も増えてきたが、浴衣はあくまで浴衣であり室内着の延長の扱いの存在である。

 分かりやすく浴衣の和装の中の格を洋服で例えて言うならば、Tシャツと短パン或いはジャージのようなものであり、つまり日中の外出から戻った際に着る室内着の位置づけなのである。

 故にちょっと家の外に出て近所のコンビニに買い物に行く程度、或は近所の夜間のお祭りや花火大会に行く程度なら良いが、電車に乗ったりするなど街中の公共空間で着るには、どんなにおしゃれなデザインであってもやはりそぐわない服装となる。

 近年服装への発想が自由になりつつあるとはいえ、日本の服装は人間関係や場などTPOを考慮してきた日本の伝統的価値観に基づいて構成されており、その文化の極め付けといえる和装文化の中にあって浴衣の位置付けは今でも略式着の域を出ないのが常識であろう。

 しかしながら上海で行われている浴衣に関するイベントは、浴衣を夏の日常着や外出着などと間違った説明をし、あたかも日本の和装文化の象徴のごとく喧伝しており、どうも違和感を覚えてしまうのである。

 またイベントの内容を見ると、某百貨店の中で実施されることになっているようだが、まず百貨店という空間において浴衣姿が不釣り合いであるのと、夜間着用が基本の浴衣について真昼間から着用体験が実施されるというのはちょっとおかしいと言える。

 さらに企画の中で浴衣姿で寿司屋を訪れた方にはプレゼントがあるといった案内があるが、店頭で寿司折を買って持ち帰るだけならまだ許される範囲かもしれないが、浴衣姿のままで寿司店への入店ははばかられる行動というのがやはり日本の常識だろう。

 本来どうしても寿司屋に和装で行きたいなら夏ならせめて単を着るべきなのが礼儀であり、そこの区別が大事なははずである。

 どうも浴衣とその他の和装の区別が全くついていない人、或は浴衣を売りたいだけの人が企画し、浴衣、浴衣と騒いで嘘を吹き込んでいるだけの印象を受ける。

 和装文化はこういった区別の意味があって、初めて意味のある文化として存在しているはずなのに、その意味を伝えずして中国人へ浴衣の上辺の艶やかさだけを伝えるのでは、結局形だけの中身のない文化輸出であり間違った常識だけが伝わってしまうことになる。

 まあ、これが単なる個人商店が実施した小さなイベントであれば目くじらを立てて文句を言うこともないのだが、日本政府の出先機関である領事館が実施し、日本政府の予算を使って日本文化を発信する目的で実施されているイベントなると、疑問を呈さずにはいられない。

 恐らく領事館自身もどこからか持ち込まれた企画をそのまま吟味せずイメージだけで実施しているのだと思うが、日本文化の発信を謳うなら自国の文化が間違ったまま伝わらぬように、正しい知識で実施し、やむを得ない部分は説明で補足して誤解を招かないようにするなど、もう少し慎重な企画が求められるという気がするのである。

上海人女性との結婚を選ぶなら日本留学経験のある人

だいぶ以前に、「上海女性との結婚、ある人は薦めるし、ある人は止めろと言い」というブログを書き、上海人女性は性格が攻撃的なので、結婚対象としてはあまり向かないようなことを書いたことがある。

上海人女性と結婚するなら

上海人女性と結婚するなら?

この上海人女性の評価そのものについては、概ね今も変わることが無いのだが、その後7年が経過した現在、同じ上海人女性の中でもある一定の条件を満たした女性はその例外であることにも気が付くようになった。
 
 まあ私がこの7年の間に誰とも結婚していないというのも情けない話であるが、7年前同様に現時点で気になっている上海人女性がいるということでは全くなく、あくまで周囲を観察した結果の一般論ということは予め断っておきたい。

で、いわゆる上海人女性の中で例外的な印象を感じる条件とは、留学などで一年以上日本で暮らした経験があるか否かである。
留学に限らず、勤務経験でもいいのだがとにかく1年以上日本に暮らしたことがある上海人女性はいわゆる上海人の欠点的なものが見事にカバーされているような印象なのである。

日本の桜

例えば他人への気配りなど、日本人女性にはさすがに及ばないかもしれないが、現地の外地の女性たちよりは遥かに気が配れるようになっている。

 また他人との距離の置き方も自分の希望をただ要求するだけでなく相手との事情を考慮した考え方が出来るようになっており、こういった人たちとは仕事をしても非常に話がしやすい。
またルールを誠実に守ることに大切さも知っており、同業者の不正を悪いと意識することが出来るようになっている。
つまりこのような日本生活経験を持つ女性だと、日本人男性が結婚したとしてもそれほどカルチャーギャップがないようなのである。

私の周りにも上海人女性と結婚した日本人男性は大勢いるが、日本生活経験を持つ相手の場合は概ねうまく行っており、逆に日本生活経験のない相手と結婚した男性は苦労しているような印象である。
もちろん各人各様の個性があるわけだから、日本生活経験があるからといって必ずしも良い人だとは言い切れないのだとは思うが、傾向としてはやはり日本生活経験があるか否かで振る舞いがかなり違うという印象なのである。

上海で暮らす独身男性の皆さんに是非参考にしていただきたいこのポイントである。

DSC00060