ショーケンさんの「ラストダンスは私に」

 少し時間が経ってしまったが、萩原健一さんことショーケンさんが先月亡くなった。  彼本来の活躍の時期には私はまだ幼かったので、全盛期の状況を知っているわけではなく、その後のCMやドラマに出ていた姿を何度か見かけたが、私の Continue Reading →

平成はインターネットの時代だった。

天皇陛下の交代を一か月後に控え、新元号が「令和」に決まったと発表された。 この新元号に関してはあまり好印象を持って受け止めていないのだが、海外生活を続ける限りにおいてはほとんど目にすることもないので、取りえず気にせず受け Continue Reading →

磯崎新さんの上海の建築

上海証大喜瑪拉雅中心(上海証大ヒマラヤセンター))

 先日、日本の建築家の磯崎新さんが、「建築のノーベル賞」とも言われる「プリツカー賞」を受賞したことがニュースとして報じられていた。  建築デザインの世界にあまり明るくない私なのでこの賞の重みがそれほどわかっているわけでは Continue Reading →

晴れない上海の冬

 例年のことではあるが、上海の冬の空は関東の冬のように晴れてはくれない。  どちらかというと日本海側のごとく、曇った天候が続きぼんやりとした天候が続く。  気温も上がらず1ケタ台の気温が続くので、日照時間の少なさも手伝っ Continue Reading →

天皇陛下の思い出

 退位のタイミングが間もなくに迫ってきた今上天皇陛下であるが、かつてこの現在の天皇陛下を実際に見かけたことがある。  それも新年の一般参賀のようなタイミングではなく、もちろん防弾ガラス越しでもない状況で、素の陛下を見かけ Continue Reading →

第九の第3楽章の味わい

 日本では年末師走の風物詩として当たり前すぎるほどにその名が知れ渡っている「ベートーベンの第九」だが、ここ上海でも徐々に演奏回数が増えてきているような印象である。  10年前に第九の習慣のない中国で書いた通り、そもそも中 Continue Reading →