最近ロシア物のコンサートが多い?

 毎月のようにクラシックのコンサートを聴いている私であるが、最近気になるのは上海の演奏会のプログラムがロシア物に偏っているような気がするのである。  「春の祭典」「展覧会の絵」とタイトルだけを並べれば、一般的なオーケスト Continue Reading →

維新・文明開化の誤解、クラシック音楽は上海に先に浸透していた。

日本にはかつて文明開化という言葉があった。 明治維新以後の政府の方針に依り文化の西洋化により、社会の近代化が進められ、アジアで初めて近代化が進んだ国となった、というのが日本で学んだ日本の位置づけである。 しかしそれは、あ Continue Reading →

「クラシック」の本当の意味

野球のWBCが侍JAPANの活躍もあり、いよいよ佳境に入って盛り上がってきている。 ところでこの大会はWBC(ワールドベースボールクラシック)と言われているが、何故クラシック(Classic)という言葉がつくのか前から不 Continue Reading →

ハルビン交響楽団と朝比奈隆さん

長春春宜賓館(旧新京ヤマトホテル)

 先日、朝比奈隆さんの件についてブログを書いて上海交響楽団のホールをデザインした 磯崎新さんのことに触れたら、その直後に磯崎さんの訃報が届いてしまった。 個人としては 磯崎さんと直接面識があるわけではないので私の方が勝手 Continue Reading →

上海交響楽団と日本と朝比奈隆さん

上海交響楽団音楽庁

 日本にいる期間、中国で使っていた音楽サービスが使えないので、YOUTUBEで音楽を聴くことが多くなったが、鑑賞対象としてブルックナーを選択するケースが多いので、故朝比奈隆さんの指揮の映像を見ることが増えていた。  朝比 Continue Reading →

ヘッドフォンに過剰な期待は禁物

上海交響楽団ホール

先日最近のヘッドフォンはすごいという記事を書いたが、その後いくつかのヘッドフォンをいくつか試しているうちに色々と考えが整理されてきた。  例えばヘッドフォンを通して聴く音と実際にライブで聴く音はやはり違うなという感が強い Continue Reading →