ヘッドフォンに過剰な期待は禁物

先日最近のヘッドフォンはすごいという記事を書いたが、その後いくつかのヘッドフォンをいくつか試しているうちに色々と考えが整理されてきた。

 例えばヘッドフォンを通して聴く音と実際にライブで聴く音はやはり違うなという感が強い。

 私は常日頃オーケストラの生の演奏会によく行っているので実際のホールで響きはよく知っているが、ヘッドフォンから聞こえる音、つまり録音媒体に収められている音は明らかに違う。
 例えばcdなどの録音ではオーケストラ中央部の管楽器の音も非常に細かく超えるものもあるが、実際会場行って聞くと分かる通りそこまで細かく聞こえない時の方が多い。

上海交響楽団ホール

上海交響楽団ホール

 つまり生の演奏より録音の方が細かい音が聞こえてしまうのである。

 よって、CDで聴く音楽とオーディオ機器を通して聴く音楽は、別物として私はとらえている。

 以前A社のかの有名なスマートフォンが登場した際に高音質な音楽として絶賛された時期があったが、私はA社の音楽の標準が2chステレオであるかのような捉え方に非常に反発を覚えた時があった。
確かに音楽の再生媒体の主流としては2chステレオが現代の音響機器の標準ではあるが、それは再生機器の主流というだけであって、音楽や音は2chステレオで出来ているわけではなく、そのもととなる楽器や演奏家の声が音楽なのであり、その伝達方法は2chステレオの枠にだけ収まるものでは無いからである。

 もちろんオーディオ機器による音楽視聴も音楽の楽しみ方の一つとしては否定するものではないが、実際に生で聴いている音とはやはり違うのである。
 そういった意味でオーディオを通して聴く音楽が果たしてオーディエンスにとって疑似体験なのか、本当の意味での音楽体験として価値のあるものかどうかはちょっと判断が難しい。

 また、オーディオ再生機器はメーカーによってもかなり味付けが違う。
 時々人工的な味付けをしているメーカーもあり、ライブの音を知っている私からすれば、その味付けは違うと感じる場合があるのである。

 例えば私は長年一貫して S 社のものを愛用しているがこのS社のものは一貫してまだ自然なサウンドが耳に伝わってきており、そんなに音作りをそれなりに受容してきた。
 しかし世間で音が良いとも評されるB 社の音響製品は一貫として私の口(耳)に合わず、受け入れがたいものがあるのでほとんど使ってこなかった。

 B 社の音響製品は響きが広がるような音作りがされているので、音としては豊かに感じる人もいるかもしれないが、私にはどうもその響きがあざとくて聴こえて胸焼けがしてしまうのである。
 もちろん人の好みではあるが、私には合わない音なのである。

 このようにヘッドフォンやスピーカーはメーカーや機種によって音の味付けが色々と違うので聞く人によって好みが分かれてしまうほど個性がある。

 よってよってヘッドフォンなどのオーディオ再生機器に過剰な期待は禁物であり、あくまでライブなどの音楽体験とは別の疑似体験として捉えておくのが良いという気がする、

 特に外の世界へ持ち出すポータブルな再生機器はやはり壊れやすい消耗品と考えて購入すべきで、あまり気張って高級品を購入しても工業製品はそれなりの時期に寿命が来てしまうので、いつでも買い替えられる範囲の金額の製品を購入して使う方が良いと考えている。

 そういう意味で私がここ数年ずっと使っている下記の製品は1年に1回程度買い替えているため、既にもう5台目くらいであるが、この機種より値段の高い製品より音質的にもそれなりに納得がいっており、価格も安く買い替えが苦にならず助かっている、
 よろしければお試しあれ。





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