最近ロシア物のコンサートが多い?

 毎月のようにクラシックのコンサートを聴いている私であるが、最近気になるのは上海の演奏会のプログラムがロシア物に偏っているような気がするのである。  「春の祭典」「展覧会の絵」とタイトルだけを並べれば、一般的なオーケスト Continue Reading →

オーケストラを分解する

 最近、といってもここ数年であるが私自身の音楽の聴き方が変わってきたように感じる。  音楽を聴きはじめたころは聞いたことのない新しい曲の経験を広げることに精力を注いでいたような気がするが、最近は主要な有名曲は聴きつくして Continue Reading →

パリの空の下<sous le ciel de Paris>

なんとなく都会生活に滅入ったような気分の時、このレイモンルフェーブルの曲は結構しっくり来る。  華やかな都会生活の裏通りに押し込めらた生活感あふれた耐乏生活。 出会いと別れが交錯し、人生の意味や愛の葛藤に悩まされ続ける日 Continue Reading →

オリンピックの名曲③ロス五輪「オリンピック・ファンファーレ」

 回を重ねるごとに巨大化してきたオリンピックは、1976年のモントリオール大会において運営費で大赤字を計上してしまったため、オリンピックはその財政のあり方について大幅に見直しを迫られることになった。  1980年のモスク Continue Reading →

オリンピックの名曲①東京五輪「オリンピックマーチ」

日本で阪神タイガースのファンの共通言語となっている「六甲おろし」と、その永遠のライバルである読売ジャイアンツの応援歌「巨人軍の歌(闘魂こめて)」が、実は同じ古関 裕而(1909年- 1989年)であることはあまり知られて Continue Reading →

追悼 レイモンルフェーブル パリ香る人生の音楽

昨日、ちょっと悲しいニュースが伝わった 作曲家でピアニストのレイモンルフェーヴェルさんが亡くなった。 私は彼の表現するパリの音楽がとても大好きで、私が持つパリのイメージそのものである。 パリの持つ喜びも悲しみも、華やかさ Continue Reading →