Monthly Archives: 2月 2010

海外旅行保険の延長を拒否された。

昨年の帰国時に加入した海外旅行傷害保険だが、今回延長の手続きをしようとしたらなんと更新を拒否されてしまった。

 昨年から副鼻腔炎などで何度となく病院に通う羽目になっていたので最初から嫌な予感はしており、今回実際更新できずやっぱりという面もあるがやはりちょっとがっくりだ。  

 この1年振り返ると副鼻腔炎その他で少なくとも5~6回は通ったという感じだ。ローカルの病院を避けて、日系のクリニックにかかったのが大きな要因かもしれない。

 薬も多かったので会計を見たら1回平均1200元は取られていたようだ。これでは年間の保険料を考えれば保険会社も赤字かもしれない。

 まあ保険会社も商売であろうから、損する客は引き受けられないのも当然で、こちらとしては文句も言えないのだが、個人的にはさーて困ってしまったというところである。
 来週早々に今の契約が切れてしまうのでその後暫くは無保険状態になってしまう。よって当面迂闊に病気にかかれない。行けても地元の人と同じようにローカル病院に通うほかなくなるだろう。

 今度の一時帰国の時に何らかの策を探すつもりだが、病気とお金、ちょっと面倒くさい現実に直面した2010年の春である。

奈良のひどい医者

ニュースをいろいろ検索していたら業務上過失致死で患者を死亡させたとさせる容疑者が拘置所の中で亡くなったとのニュースが目に飛び込んだ。

まだ被疑者の段階だったので実名は書かないが、新聞やネットでさんざん悪行を噂されているあの医師のことであるので皆さんもご存知かとおもう。

まあ、記事を掘れば掘るほど出るわ出るわの醜聞の数々で、経験もないのに麻酔医師をもつけず肝臓手術をおこなったとか、高額医療報酬目当てに生活保護者をターゲットに手術を行ったとか、まあ小説でも書かないような医師としてできうる限りの悪行をやったような人物のように噂されている。

 事実かどうかについては捜査を待たなければならないが、残念ながら本人が亡くなってしまったのでそれらの噂の多くは闇の中へと消えてしまうであろう。
 
 一般市民にとってはこういった悪徳(と疑われる)医師は極めて特殊な存在であろうと信じたいが、元々医師というのは患者に対して圧倒的な権限を持っているので、今回のように良心を崩せば幾らでもエゴイスティックになる土壌があるとも言える。

 この奈良の医師のように明らかに悪徳と分かってしまうようなケースは稀としても、ドラマの如く金儲けに走る医師は少なからずいると考えたほうが自然である。

 まあそれでも自らの命に別状がなければいいようなものの、金儲けの踏み台にされているんじゃないかと思うとやはり気分が悪い。

 日常の病気の場合は噂や口コミで判断して信頼できる病院へ行けばよいのだが、緊急時は悠長に医者を選んでいられないのでどんな医者に当たるかは運次第である。
 そのくらい患者は立場が弱く自分の万が一の時に人を食い物にする医者にあたらないことを祈るばかりである。

フィギュアスケートと音楽

 オリンピック競技の中で使用する音楽が競技に影響する種目は数多くない。
 思いつく限りでは新体操、シンクロナイズドスイミング、そしてこのフィギュアスケートくらいであろう。

 その中でもフィギュアスケートにおいて音楽の要素の占める割合は侮れないものがある。

 実際の得点上でも構成点として音楽の解釈に対して10点満点の配点が与えられ、さらに加重がかけられるのでSP、FS合計で男子で最大30点、女子でも最大24点の配点となる。

これまでの最高点が200点程度の現在のフィギュアスケートの採点方式の中では、この音楽の解釈に対する配点がいかに低くないかわかる。

 つまり音楽の使用方法いかんでは、10点差などすぐに上下するということである。例えば音楽に合わせずジャンプやスピンをばらばらに行えば、それらがどんなに技術点が高い技であろうとも、映像と音がシンクロしないという構成の面で点が低くなる。

 つまり音楽に合わせて演技しないと高い点がもらえないわけで、音楽のどこでジャンプを入れ、スピンを入れるかを考えて構成を組み立てる必要がある。もちろんスタートからフィニッシュまでどう盛り上げていくかも大事な要素となる。
 逆に言うと演技全体の流れを考えながら、場面場面でジャンプやスピンを入れやすい音楽を選ぶことが、フィギュアスケートの得点稼ぎの第一歩ともいえる。

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 また、採点に直接表れない部分で、音楽は競技者に影響を与える。
本来、音楽が表現する主たるものは感情であり、それらが演技者の心理状態や感情にも大きな影響を与えるからである。
 競技者はスポーツとしてスケートを滑っていても、人間が行うことであるからには、その心理状態が動きに大きな影響を与えるのは言わずもがなで、その心理状態を左右してしまうのがこの音楽という要素である。

 小気味よい音楽であれば心が軽やかになり、雄大な音楽であればたっぷり余裕のある心理状態で演技に向かうことができる。
 そしてその心理状態はそのまま技のキレになって現れる。音楽に気持ちが乗ることができれば、競技者は気持ちよく演技ができいい演技につながるのである。

 ただ音楽というのは競技者の性格との相性があり、さらには演技の特徴との相性の問題もある。故に同じ技術レベルの競技者が同じ音楽を使えば同じ心理状態になり同じ演技ができるというものでもない。

 ノリノリの音楽が好きな人が、情感たっぷりの音楽で演技しようとしても堅くなってしまうであろうし、逆に小気味の良い動きの苦手な人がビートの利いた音楽では、音楽に乗り切れずどこかぎこちなくなってしまうかもしれない。
 かのトリノの金メダリスト荒川静香さんも小気味良い細かい動きが苦手だったので、たっぷりとした曲を選曲していたとのことのようだ(ちなみにオリンピックのFSはトゥーランドットの「誰も寝てはならぬ」)

 さらにこれらの音楽から感情的な影響を受けるのは競技者だけではない。
 審査員や観客も同じである。
 特に観客に音楽が与える影響は小さくなく、観客を巻き込んで盛り上げる演技が出来れば声援にもつながり、それらの声援が今度は競技者に勇気を与えさらには審査員の審査にも少なからず影響を与える。
 逆に個人の趣味に走りすぎたマニアックすぎる音楽は観客には受け入れがたく、競技者が会場から浮き上がってしまい、なかなか上位にはいきにくい。
 実際、上位に来る選手はほぼ例外なく観客に対して説得力のある音楽を使っている
 つまり音楽選びにセンスがなければフィギュアスケートでは上位にいけないことになる。

 ここがスポーツであるにも関わらず、音楽が多大な影響を与える「フィギュアスケート」の妙である。

 このあたり、フィギュアスケートの競技会を下位からずっと見ているとその差がよく分かる。私はスケートの専門家ではないが、演技が始まって10秒くらい動きを見れば大体どのくらい順位に属する選手かぐらいはすぐ見抜ける。

 下位に低迷する選手はまず音楽とスピードが動きがあっていないし、選ぶ音楽もスケートに向かないような音楽だったりする。そういう選手に限ってやはりジャンプなども転倒して尻餅をついたりする。体の動きが音楽に乗り切れていないためうまく飛べないのである。

 その点上位に来る選手はさすがであり、音楽にうまくシンクロして演技をする。さらにその中の数名の本当にきっちり音楽にシンクロできた選手がやはり表彰台に上る。このあたりテレビを見ていてほとんど予測を裏切られたことはない。そのくらい音楽で演技の良し悪しが見抜けてしまう。

 さてさて、今回のバンクーバーオリンピック、いよいよ女子シングルのFSを明日迎えるが、SPを見る限り上位二人のキムヨナと浅田真央の演技はさすがであった。
 小気味よくキレが良かった分だけヨナが少し上まわったという感じであろう。

 で肝心のFSの曲はヨナがガーシュウィンのヘ調のピアノ協奏曲に対して、真央がラフマニノフの前奏曲「鐘」という対決で、アメリカとロシアという全く対照的な選曲となっている。

 この二人、もう史上稀に見る高いレベルなので個人的にはもう言うことがないのだが、選曲の面だけで言うとガーシュウィンの曲はほとんどジャズといってよいくらいのリズム感を要求されるので音楽に乗り切れるかがポイントで、その点ラフマニノフはたっぷりした曲なので慌てず音楽に入れるのが安心要素である。

 まあヨナがリズムに乗れたらヨナに軍配が上がりそうだが真央がたっぷり大きな演技をすることができれば逆転の目は十分ある。
 どちらにしろこの二人の演技は見るべき価値があり、FSが楽しみである。

お酒で失敗

何も大失態をやらかしたという話ではないのだが、昨日はお酒で失敗した。
昨日はある会合に参加してビールと焼酎を数杯口にした。

ここ数日の寝不足の疲れも手伝って結構酔いが回り、散会後まっすぐ帰宅しシャワーを浴びてパソコンをつけてニュースをちょろっとチェックしたが、眠いのでそのままベッドに横になった。
 そして気がついたら朝7時半だった。多少けだるさはあったが二日酔いもなく起きられ、そして定時に滞りなく出勤した。

 これのどこが失敗だったかというとオリンピックの試合を見逃してしまったというところにある。

 ネットでニュースを見るとカーリングのチーム青森は昨日のスイス戦に続きスウェーデン戦も落とし一次リーグ敗退の結果が出てしまっていた。
 まあ自分が見て応援していたところで結果に変化がありようもないのだが、リアルタイムで応援できなかったことが悔やまれる。
チーム青森同様に集中力が途切れてしまっていたのかもしれない。というか先にギブアップして寝てしまった状態である。

社会生活には何の失敗もない昨日のお酒であったが、個人的には大失敗である。うーんそれにしても悔しい。

確定申告が海外からでもネットで可能に

 なかなか進歩しないなと思っていた日本の行政サービスもそれなりに進歩しているようだ。

 特に税収不足が言われる中、直接の回収窓口である税務署はなんとか納税者にアプローチして、面倒くさいとかそういった言い訳を納税者にさせないが如く、納税その他の手続きを簡素化をしているようだ。クレジットカードで納税などもその一例である。

 この確定申告もその一環で、ネット環境があれば納税手続きが出来るようになった。つまり海外からでもOKになったということである。
事前にネットの個人認証を受けたり、カードリーダを準備する必要があるなどちょっと面倒くさい準備があるが、確定申告の時期に合わせてわざわざ帰国する必要がないっといった面で海外組にとっても非常に便利なサービスとなっている。移動交通費や時間の浪費を考えればそのメリットは国内の比ではない。

国税局のホームページ

国税局のホームページ

 贈与税の一部など、いくつかネットでは申告できない課税対象もあるようだが、一般的な納税に関してはこれで十分なようだ。
税務署側にとっても末端インターフェイスからデータが電子情報で直接入ってくるお陰で投入作業が省力化でき処理作業が効率化するなどのメリットがあり、今後はどんどんネット納税を推し進めたい意向のようだ。海外を転戦するプロゴルファーの石川僚選手を使ってPRを図るなどその意気込みが伺える。

 国民の義務とはいえ、納税手続きのために貴重な業務時間を削って税務署に赴くことは非常に効率が悪かったのだが、自宅や会社で手続きが出来、最小限の作業で日常の業務に大きな影響を与えることなく義務を果たせるというのは大きな進歩といえる。

 つまり時間とお金のうち時間がとられなくなったという意味でメリットは大きい。

 もちろんお金も取られないで済むならばそれが一番だが、残念ながらそれは諦めるしかないのが税金というものである。

国税局のe-taxのページ