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日本の野球は意外とグローバル

 WBCが始まって、インターネットベースでの情報取得であるが、それなりに注目している。

 まあそこで気が付いたのは、日本のプロ野球は意外とグローバルな人材を抱えているのだなぁということ。

写真はイメージ

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 今回のWBCの各国の代表に日本のプロ野球チームで活躍する選手が多く参加している。

 例えば私の贔屓の日ハムからは陽選手が台湾代表、モルケン投手がカナダ代表になっており、そのほか韓国、ブラジル、オランダ、イタリア、メキシコの代表チームにも日本のチーム所属の選手がおり、オーストラリアにも元日本所属の選手がいる。

 まあメジャーリーグの人材の幅に比べれば比べるべくもないが、アメリカ人一辺倒だと思っていた日本人の外国人枠がこんなに幅広く使われているというのは非常に意外だった。
 流石に中国代表には日本のプロ野球選手はいなかったが、いずれ中国人でも頭角を現す選手が現われる可能性はあり日本のチームで活躍する可能性はあるだろう。

 ただ今回のジャパンチーム全体に関しては、メジャー組がいないためどこまで期待していいのかはちょっと良くわからないし、元よりナショナルチームの枠組みでの野球の応援に関してはサッカーほどには興味が無い。

 故に今回は個人的にはジャパンチームというより日本ハムから出ている中田、稲葉、陽、モルケンの各選手の活躍を期待したいところとなっている。

 そういう意味では昨夜の台湾対韓国における陽選手の活躍は、最終的には試合は負けたが嬉しい出来事であった。


オリンピックモードの生活時間

 オリンピックが始まってからのここ数日、生活のリズムが乱れまくっている。
 上海とバンクーバーの時差は16時間。逆から数えると8時間なので現地の10時からの競技がこちらでは午前2時から始まって、現地の午後9時がこちらの午後1時なのでちょうどそのあいだの時間帯がこちらの観戦時間となる。

 まあもう春節休みが終わって仕事も始まってしまったので、こちらの午前中はネットのテキスト速報しか見られないのだが、それ以外の時間、つまり深夜から出勤まではかなりの時間テレビに釘付け状態である。

 特にカーリングに夢中になっている。日本の出場いかんに関わらず中継される放送は欠かさず見ているような状態である。

 故に現在は会社から帰ると食事をして20時頃にすぐ寝る。そして1時頃にモソモソ起き、現地の午前中の競技を見届け、5時頃から8時くらいまでもう一度寝る。こんな生活パターンになっている。睡眠時間として足りているはずだが、やはりこの中途半端な生活は体がだるく日中は眠気と戦っている。

 以前の冬のオリンピックではこんなことはなかったように思うがカーリングのお陰で冬のオリンピックの注目度が一変した。大体スキーやスケートの競技において、注目選手は数人しかおらず、しかも一人当たりの競技時間は数分しかない。また見る側に考える余地のない時計との戦いの競技が非常に多く自国の選手とて傍観して眺めるしかない。。

 故にダイジェスト版で見てもそう大した差はなかったのだがカーリングはそうはいかない。
 一試合2時間から3時間たっぷり面白い。
 選手と一緒になって頭を使うほどのめり込む。
 しかもそれが毎日である。

 まあ見るほうも大変ならやるほうも大変だろう。2~3時間の試合を9試合もほぼ毎日ぶっ続けでやる。どのチームとて全ての試合で好調を維持するのはとても無理だとのこと、故に思わぬ番狂わせもおきやすい。

 それがまたこの競技を面白くする。
 だからやめられない。 

 まあこのまま朝方人間に切り替えられれば言うこと無しだが、選手と一緒に疲れが溜まってオリンピック終了後に体調を崩すなんてことがないよう気をつけなければならない。

とにかくあと一週間!がんばれ全部の選手達!そして自分(笑)

1点をとってはいけないカーリング

 今朝方、日本対中国のカーリング女子の試合を見ていた。結果は皆さんもご存知の通り5-9で敗れてしまったのだが、まあ中国とのショットの技術の差もさることながら日本チームの試合運びの悪さが如実に現れた試合だった。

 何故ならば自らが1点とった後、2点を取られるという展開を繰り返していたからである。

 実はカーリングにおいて、1点という得点はあまり取らないほうがいいとされている。
何故なら得点を記録した次のエンドは先攻後攻が入れ替わり、得点をしたほうが先攻となる。競技をご覧いただいている方はわかると思うが、ラストショットを打てる後攻のほうが圧倒的に優位に立てるのがカーリングという競技なのである。

 つまり1点を取るより相手に後攻権を渡してしまうほうが結果的にリスクが高くなり、1点を取りにいったが為に次のエンドで2点以上取られるリスクを背負うことになる。

故に後攻権を持っているチームは2点以上を狙うか点を放棄するかの選択をゲーム展開の中で考えている。2点以上取れないような展開ならばわざと点を取らないようなショットを打つ場合がほとんどである。

 逆に相手のチームからすると後攻権を持っているチームに何とか最少得点の1点取らせ後攻権を得ようとするのである。相手に点を取らせて自らのチームを有利に導くという世にも複雑な駆け引き合戦がこのカーリングという競技の中では行われる。

 しかも最終エンドに近づくにつれてこの攻防は激しさを増し、いかに最終第10エンドを後攻権を持ちながら1点差以内あるいは同点で迎えるかに苦心してゲームは展開していくのである。これを考えながらゲームを見るのがカーリング観戦の醍醐味というものであろう。

 そういう意味で今日の日本チームは中国チームの戦略に全く見事に乗せられてしまった結果、負けてしまった感がある。
分かってても技術不足で1点を取らされたのか、根本的にわかってなかったのかは定かではないが、得点差以上に先方が1枚上手だった。

 実は昨日のカナダ戦も同様だった。

 テレビ画像を見ていないので詳しい展開はわからないが得点経過から推測するに第9エンドで1点をとってしまったのがカナダ戦の最大の敗因であることのように思う。
 第9エンドを無得点でやり過ごせれば最終第10エンドは同点のまま圧倒的に有利な後攻権を持ったまま迎えられたはずである。しかし恐らくカナダチームに1点を取らされてしまい最終エンドの後攻権を明け渡すことになり、案の定逆転負けを食らった。それが昨日の結果で、マスコミは善戦を称えているが得点差以上に試合運びの上手さの違いを見せ付けられたのがカナダ戦なのである。

 とにかくカーリングでは1点を取ってはいけない、相手に1点を取らせる競技なんだと思えば今後のゲーム観戦もより面白くなるだろう。