Monthly Archives: 9月 2009

住所だけの集合案内は心もとない

実は、本日あることのために有る場所にお伺いすることになったのだが、中国人の先方から来た集合場所案内は住所だけであった。
 そういえば中国は、こういった案内を住所だけで済ましてしまうことが非常に多い。地図が付いて来ないのである。
 先方は、これで事足りると思っているのだろうが、我々日本人にとっては地図が付いてこないとなんとも心もとない。

 これは、住所のつけ方の違いに原因があるものと思われるが、日本の場合は面で行政区画を指定するのに対し、日本以外の中国を含めた多くの国が通りの名前を基準に住所をつける。南京路888号といった具合である。
 こういった住所制度であるため、中国では通りの場所さえ分かれば住所だけで大体辿りつくことが出来る。非常に単純で便利といえば便利だし、世界の中ではこれが普通である。

 まあそういった意味では日本の方が世界の中でかなり特殊で不親切である。
 つまり日本の行政区域のつけ方では、地図なしで目的地に辿り着こうとすれば多大な苦労を強いられることになるからである。
 ○○町3丁目という住所だけでは、どの通りに面しているか全く分からずどうやっていけば良いか分からないからである。

 下手をすると、同じ町内なのに1丁目と3丁目が川を挟んで非常に離れていたりもする。タクシーの運転手に頼ったところで彼らだって、そんな細かい住所まで把握できるわけがない。

 故に日本の文化では、「場所」という概念の共有化には地図が必須である。

 よってカーナビなるものが流行ったりもする。
 しかし中国では地図は重要視されていない、いや重要視はされてはいるが、日本の地図のように詳細地図はあまり必要ではない。

二つの通りの場所さえわかればそれでたどりつけてしまうからである。
 そうはいっても日本の文化で育った我々日本人にとって、目的地案内が住所だけで地図なしというのはやはり非常に心もとない。

人気者「鳩山さん」の巡り合わせの強さ

昨日の大相撲の表彰式に登場して拍手喝采を浴びた鳩山さん、選挙の圧勝から国連の演説まで今や日本中の注目の的で、今度はオリンピック招致演説にまで借り出されるという凄い人気者になった。

 政治家がここまで人気者になるというのが果たしてよいのかと意見の分かれるところだが、まあ人気のない政治家よりはよっぽどましである。この人気ぶりは小泉元首相を思い出す。言葉の歯切れのよさと内容の分かりやすさ、それと懐の深さが人気の秘密であろう。

今年の流れを振り返ってみると、今年の初めの時点で、民主党の党首は小沢さんであった。

もし西松建設疑惑が発生してないなければ、民主党は小沢さんが党首のまま衆議院選挙に臨んでいたはずで、恐らくそれでも民主党が選挙に勝ったであろうと想像されるが、その場合そのまま「小沢総理」が登場していたはずである。

 どのくらい民主党が勝利していたかにもよるが、まあ本人には悪いが「小沢総理」であったなら今回のような国民的人気が出ていたとは考えがたい。
 国連の演説にしても同じように出席しても台詞が言えたかどうか分からない。そのくらいキャラクターが違う。

 民主党の党首選挙で争った岡田現外相も然りで、彼が党首選挙に勝っていたら、やはりまた違ったタイプの首相になっていただろう。

そうやって考えると、鳩山さんがこうやって日本の首相になって世界で一目おかれる存在になっている現状は、何か不思議な因縁めいたようなものにも見える。

 予め決まっていたこととは言え、首相に就任した直後に国連などの重要会議が巡ってきて、そこで存在感を示せる場があったというのは彼の持っている運命のがそうさせているようにも思える。もちろん、自民党の歴代の首相にも同じようなチャンスがあったのかもしれないが、それを生かせた人物は思い当たらない。そうするとこれはやはり彼の実力ということになるのか?

 こうやって彼の今の運命の強さを考えていくと今度借り出されるオリンピックも、彼の言葉で「東京」へ引き寄せてしまうような気がしてならない。そんな期待を抱かせる彼の今の存在感である。

今日のランチ「豚焼肉定食」牛めしチェーン松屋さん

 昨日オープンしたという日本の牛めしチェーン店、「松屋」さんに行ってきた。
 既に上海に進出している「吉野家」「すき家」は、牛丼と日本で呼んでいるが、松屋さんは一貫として「牛めし」の名前を使っているので、ここでは敬意を込めて牛めしチェーンと呼ばせていただく。

この三大チェーンのうち、一番メニューに多様性があり日本にいたとき最も多く利用していたのがこの松屋で、日本的安心感とリーズナブルさの両立のできるお店として、上海にいる我々がずーっと待望していたのが、この松屋で今回の進出は喜ばしい限りのものとなっている。

上海の松屋の外観

上海の松屋の外観

 さて中へ入ると日本の「松屋」のイメージカラー黄色ではなく、どちらかというと中国人の好きな「赤」を意識した色となっており、ロゴデザインも、背景の黄色はアンダーラインのみに変更され、基本背景色は白となっている。

松屋の店内

松屋の店内

 こんなところに中国進出にあたって、このあたりの中国人の嗜好を意識したデザイン検討の跡が窺える。

 座席配置は日本のファミレスのように4人がけテーブルが基本となっており、当然丸テーブルはない。

 また一人用にカウンター席もあるが、日本の店舗のように店員の作業スペースを囲むような形ではなく、調理スペースと客席が完全に分けられた座席配置だ。このあたりも中国進出に当たってイメージを変えた部分である。

 店員は当然中国人だらけで違和感が、、、と書こうとしたが日本の松屋さんの店員の半分以上が外国人だったという記憶と比較してみると、店員の話す言葉が違うだけで実のところあまり違和感がない。(笑)

 さて、注文だがさっそく王道の「牛めし」にしようかと考えたが、今回は松屋ならではの定食メニューのほうをチョイスした。

松屋の焼肉定食

松屋の焼肉定食

 21元である。ローカルの食事と比較すると若干高いが、日本料理と考えれば脅威の安さである。
 レート比較しても日本とほぼ同じの値段といっていい。

 で運ばれてきた、日本と同じように薄っぺらい肉が焼かれてきた。
 少々頼りない肉ではあるが、ああ「松屋の肉」だとちょっと感激気分。

 調味料やドレッシングも、日本のように幾つか用意してあって、酢醤油(おそらくポン酢?)をつかって大根おろしと一緒に肉とご飯を食べた。

上海の松屋の調味料

上海の松屋の調味料

 うめぇーというほどのものはないが、懐かしく安心する味である。

 

上海の松屋のドレッシング

上海の松屋のドレッシング

 ご飯の質も、高級日本料理屋にはさすがに及ばないが、何とか日本の松屋のレベルは保っており味噌汁も同様である。

もともと格安チェーンであるので、味に過大な期待は禁物だが、上述の通り、安心感と値段のバランスを考えればこの進出は非常に嬉しい限りのものとなっている。

 もっと店舗が増えて、私の家の近所にも出来ることを切に願うだけだ。