アーカイブ時代の噺家の大名跡襲名は出世か?

 日本の古典芸能の中には、芸の世界での出世を表す一つの象徴として名跡を襲名する芸能がいくつかあるが、映像や音楽の記録技術が進歩する現代社会の中においては、この名跡襲名制度が不便になりつつあるような気がする。  名跡襲名を Continue Reading →

ピンクレディ―だけの特殊性

 最近、WECHAT上で私の知り合いが、どこかの飲み屋か何かの女性2人がピンクレディの振り付けでUFOを踊っている姿をアップロードしているのをみかけた。  それを見て私も何だか懐かしくなり、YOUTUBEで当時のピンクレ Continue Reading →

中国人はラグビーにあまり興味がないらしい

 つい先程、ラグビーのW杯の日本対サモア戦が終わり、日本代表が26対5と圧勝し、ついに日本のW杯史上歴史に残る2勝目を上げた。  ラグビーのW杯で日本は過去24年の歴史では1勝しか上げておらず、長らく全敗で敗退していた時 Continue Reading →

オリンピック招致ロゴと「世界に一つだけの花」

 2020年の東京オリンピックのエンブレム問題が一昨日ようやく終結を見た。  デザイナーの佐野研二郎氏については、現在世間で十分叩かれていると思うので私から改めて言うことはないが、私は元々あの選ばれたデザインそのものが躍 Continue Reading →

中国もCM付きのネット映像配信ドラマの時代

高倉健さんの映画もある

 つい数年前までの中国では、インターネット上に無料のネット映像が氾濫しており日本のテレビドラマなどがほぼリアルタイムに近い形の数日程度タイムラグで字幕付きの映像が見られる状況があった。  当然完全無料でぼんぼん観られてい Continue Reading →

落語はお笑いじゃない

 最近、立川志の輔さんの落語にはまっているのだが、そんな彼の噺のマクラで興味深い言葉があった。  それは落語をお笑いに分類するというのはどうも違うというのである。  彼が言うには、確かに落語の噺の中にはふんだんに笑いの要 Continue Reading →