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再びwindows10にアップグレード

 先週の日曜日、とうとうパソコンのOSをwindows10に再アップグレードした。
 実は昨年の8月に一回アップグレードを実施してみたのだが、どうも思ったようにソフトが動いてくれなかったので、一旦はたった10日ほどで「結局WIN8.1に戻した。」のであった。

 その後コメント欄に書きこんでくれた人のアドバイスのお蔭で、不具合は解消できそうな見込みとなっていたのだが、なかなか再アップグレードに踏み出せずにいた。

 この間、何度催促のポップアップが画面上に表れていたのだが、自分が天邪鬼的なのか、催促されるままに誘導されてしまうのもどうも好かないし、かといって意地を張って変更しないんだという意気込みがあるわけでもなかった。

 結局は作業にまとまった時間が取られるのを嫌って、判断を先送りにして約1年間放置してきたというのが正直なところである。

 で、何故再びwindows10にアップグレードする気になったのかというと、同僚のパソコンもいつの間にかwindows10になっており、それほど大きな不具合なく使えてそうな様子を見たからである。

 YOUTUBEなどはわからないが、QQは問題なく使えていたのである。

 加えて、無償期間は今月29日に終了というポップアップに煽られ、どうもそわそわな気分になった。

 結局こういった状況に煽られ、一年の間に細かい不具合は修正されているだろうから致命的な不具合はあるまいという判断で、アップグレードしてもいいという気になった。

 こうやって先週の日曜日に実行となったのである。
  で、やはりというか予想通り2~3時間をかけての作業となり、再びwindows10のマシンとして現行PCを利用することになった。

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 再度使ってみた感想として、操作性については色々言われているが、むしろ8.1よりは使いやすく、処理効率が上がったのか、操作に対する反応も8.1の時より速くなったのではないかという印象である。

 さらに、前回不具合に思われたYouTUBEとFacebookについても、アドバイス通りに処理したところ無事稼働するものとなった。
 まあこの1年間は取り越し苦労だったのかもしれないが、なんとか滑り込みセーフでのwindows10である。

湿度は気にしないのか?

ここしばらく、上海では不安定な天気が続いていて、気温はそれほどあがってないものの湿度が高い日が続いている。

 バスや地下鉄などに乗ると、車外より人がいる分だけ気温が上がるので余計に暑く感じるのである。
 こんな時、バスや地下鉄も除湿にしてくれたら快適に過ごせるのになと思うのだが、どうもバスも地下鉄の何れも冷やすだけの冷房がかかっているようである。

 除湿機能がかかっている様子はなく、どうも除湿という概念が中国に行きわたってないような印象さえ受ける。

 オフィスでも私が空調を始動させるときは、除湿にするのだが中国人スタッフはどうも冷房にしたがる。

 こちらは冷房だと冷えすぎて体に悪いのであまりやりたくないのだが、暑い=冷やすという発想になってしまうらしい。
 うーん、湿度を下げれば快適になるという概念が浸透していないようだ。

 この点日本の事情を調べてみると、実は日本も同様に除湿という機能が列車やバスについておらず、除湿モードの機能が付いた空調を備えるようになったのはごく最近のことのようだ。

 というか昭和60年頃まで冷房なしの車両も沢山走っていた状態だった。

 まあそんな状況なので上海の地下鉄も冷房がついているだけでマシという考え方もできるが、除湿機能をつけてもらって冷やさなくても快適に過ごせる状況を模索してほしいというのが汗かきからの願いである。
 

自動改札機における性善説と性悪説

 先日、日本の駅の自動改札の写真を見る機会があって、改めて気づいたことがある。

 それは日本の自動改札機というのは、基本的にゲートが開きっぱなしのものが多いということに気が付く。

 もちろん、全ての自動改札機で開きっぱなしなわけではないが、記憶を振り返ってみても少なくともJRの自動改札機は開きっぱなしのものが多かったような気がする。

 それに対して上海の地下鉄の自動改札機、というか世界のほとんどの改札機はゲートが閉じっぱなしなのではないかという気がする。

南京の地下鉄の改札口

 ほんのちょっとの違いだが、同じ自動改札機なのにこの差はちょっと不思議である。

 まあ普通に考えて、この開いているか閉じているかの差は、乗客に対する性善説と性悪説の考え方の差のような気がする。

 日本の改札機は、性善説で基本的には不正をする人がいないという発想で、不正な通過をしようとした者だけゲートが閉じて警告が鳴る仕組みになっているのである。

 逆に閉じっぱなしの改札は、開け放しておくと誰でも不正に入場してしまう恐れがあるから、許可(つまり正規の切符)のある者だけ通過させるという性悪説の発想で作られているような気がするのである。

 つまりいずれにしても不正乗車を許さないという機能では同じであるのだが、運営者側の乗客に対する意識の差がそこにあるということになる。

 中国に暮らしていると基本は性悪説の前提でなければ、何事も危なっかしいのというのは確かに分かるわけで、世界のほとんどが閉じっぱなしということは、世界の多くの鉄道運営者は性悪説で乗客を見ているということになる。

 ところで、不正乗車を許さないという意味で双方の自動改札機は機能が同じだと書いたが、よくよく考えるとこの性善説と性悪説の自動改札機は、その機能を比較すると決定的な違いがあることに気が付く。

 どこが違うかと言うと、ノーアクションで通過しようとする者に対する反応が違うのだ。

 つまり開きっぱなしの改札は、切符も何も出さずノーアクションで通過しようとすると途端にゲートが閉まって、それでも通過しようとすると、警告音が鳴る仕組みになっている。

 それに対して、少なくとも上海の地下鉄の自動改札機は、使えない切符などを入れた時はともかく、ノーアクションで通過しようとした時に警戒音が鳴るような仕組みになっていないようなのだ。
 
 つまり閉じている改札はノーアクションで通過しようとしてもゲートが開かず通れないだけの状態となっていて、物理的に通れないはずなのだから、警戒音を鳴らす必要がないという考え方のようである。

 もちろん、その物理的な状態に素直に従えばゲートを通過できないが、不正をする者はそのバーを潜ったり飛び越えたりするし、そういった不正通過があっても、警戒音が鳴らなければ誰にも気がつかれず、まんまと目を盗んだということで終わってしまっているのが現状ということになる。

 いずれにしてもその閉じている状態のゲートを乗り越えて不正に入場する人は日中とも結構いる。

 しかし警告音が鳴るか鳴らないかでは、不正通過者に対するプレッシャーが違うであろうという気がするし、やはり音が鳴った方が不正をするのにも覚悟がいるであろうから、警告音は鳴った方が不正抑制に効果があると考えるのが素直な考え方という気がする。

 つまり、性善説の改札機は不正者を見つけられるし抑制の意識が働きやすいが、性悪説の改札機は不正者を見逃す可能性が高いということになる。

 たったわずかな差かも知れないが、この自動改札機の差は性善説と性悪説を比較する意味でもかなり興味深い。

 原掲載

上海の気候がPCの寿命を縮める?

先日パソコンのカタログを見ていたとき気になる記述があった。

温湿度条件:温度5℃から35℃、湿度20%から80% (ただし結露しないこと、および35℃における湿度は65%以下)

なんと35℃のときは、湿度65%以下でなければならないというのだ。

んんー!?

 上海の真夏は確か湿度80%なんて状態はざらのはず。

もちろん気温は35℃を超える日もたくさんある。

まあパソコンを使うのは主に室内とはいえ、冷房の効きが悪い日は室内気温はかなり高くなっているし恐らく湿度はそんなに下がってはいまい。

 となると少なくともメーカーが設定した環境条件を超えた気候が上海の街の気候であり、そんな中でPCを使えば絶対にPCの寿命にいい影響が出るはずはないのである。

 うーん、そういえば私のパソコンも夏になるたびに調子が悪くなっていた気がする。
 やっぱり上海の気候がパソコンに悪影響を与えていたようである。

上海の夏の光景

上海の夏の光景

 ついでにiPhoneの動作条件も気になって調べてみたら、動作時の気温はやはり0°〜35℃と指定されていて35℃を超える条件下はあまり好ましくないようだ。

 ただ、さすがに携帯用端末だけあって湿度条件には強く相対湿度が5%〜95%の範囲内となっている。
 いずれにしてもパソコンも携帯も真夏の暑い盛りにはあまり使用しないほうがいいらしい。

 電子機器メーカー泣かせの上海の夏の気候であるが、この市場を考えたら湿度に強いことを売りにした電子機器が出てきても良さそうではある。

インターフェースの勝利は見習うべきだが

iPod、iPhone、iPadとアップル社が立て続けにヒットしてきた新商品。

実は私自身どれも買っていない。
ただ自分自身買ったことはないが目にしたり触ってみたことはある。
しかし、結局買うには至っていない。

何故だろうか?

これらのアップル社のヒットに共通するのは1にも2にもインターフェイスの使いやすさにあることはいうまでもない。

機械的な操作ではなく、タッチパネルを使った直感的な操作で簡単に取扱いが出来るので「機械が苦手な人」、つまり難しいロジックを考えることが苦手な人でも取り扱えるようになった。

 故に今まで機械操作に煩わされてきた人たちが、こぞって飛びついたように思う。

上海のアップルストア

上海のアップルストア

 しかし、アップル社の各商品がインターフェイスの素晴らしさでヒットしてきたということは裏を返せば、インターフェイス部分を除くと実は特別目新しい機能が存在するわけではないような気がする。

 音楽を聴いたり写真や動画を撮ったり、はたまた本を読んだり、、、つまり今までばらばらにあった商品の機能が融合されただけという言い方も出来る。

つまり代替が利く

 もちろん、アップル社の製品はどの機能も高性能化しているのであろうから同列で評価することは出来ないが、基本機能という意味では他の商品でも寄せ集めれば埋めることが出来、どうしても彼らの商品でなければない機能というものは見つからない。

故に、どうしても彼らの製品を買うべき必然性が無く、自分は今までアップル社製品を買わずに来てしまったのかなと思う。

また、そのウリであるインターフェイスのスムーズさも、かの製品を自分から遠ざけている面もある気がする。

 元来、車の運転もオートマ車よりマニュアル車のほうが好きな私であるので、あまりにもスムーズなインターフェイスというは、逆に操作をする側の楽しみを奪い物足りなさを感じてしまう。

音楽を聴くということについて、音が綺麗に鳴り聞こえればそれでいいという画一化された価値観を押し付けられているような気がするのである。

 人間が物事を楽しむポイントというのは、企画された音楽や映画を、単純に観たり聴いたりといった部分だけでは実は完結しないというような気がする。

 うまく説明できないが、チェーン店のレストランで各店共通化された美味しい料理を出され、その食べ方も決まっているというような価値観の押し付けをされているような窮屈さを感じてしまうのである。

 本来は料理とは基準レシピはあっても、それが全てではないので作る側にも創造性があり、また食べる側にも創造性があるものでそれがまた楽しいのである。

 それと同じで、音楽とはスタジオで録音された曲を1曲単位で機械で聴くということが、現在のスタイルとして「規格化」されているが、実はそれが全てではないのが音楽である。

こういった意味で創造性があるようで、実は価値観の画一化を行なっているのが彼らの商品のような気がする。

故に1ユーザーとしては彼らの商品を拒否をするわけではないが、必ずしも相容れない部分があって今まで買わずに来た気がする。

 さなれば、今後も彼らの商品は買わないのではないかという気もしている。

さてさて、まあこういった個人的見解はともかくとして、彼らからビジネスとして学ぶべき点を探すと、どんな商品でもインターフェイス一つでヒット商品に変えてしまうことができるのだというところである。

 上記に書いたように、基本機能としてはノートパソコンでも代替できてしまうような機能を、タッチパネルなどのインターフェイス一つでユーザーを引き付けヒット商品を生み出してしまう。

 世の中には非常に高機能を持った面白い商品なのに、どうにもインターフェイス機能が駄目で扱いにくくヒットしていない商品が少なくない。

 そんな状況にも関わらず、こういったインターフェイスだけで(と言ったら失礼かもしれないが)ヒットする商品があるということは、ビジネスを考える上で非常に参考になると思われる。

 つまり、機能はみんなに使いやすくして使われてナンボということになるであろうか。是非参考にしたい彼らのヒットの秘訣である。