中国もCM付きのネット映像配信ドラマの時代

 つい数年前までの中国では、インターネット上に無料のネット映像が氾濫しており日本のテレビドラマなどがほぼリアルタイムに近い形の数日程度タイムラグで字幕付きの映像が見られる状況があった。

 当然完全無料でぼんぼん観られていたのであるが、最近では著作権を意識してか以前に比べどうやら事情が少しずつ変わってきたようである。

 何が変わったかと言うと、各映像を再生する度にCMが挟まれるようになったことである。

 主に放映前の冒頭に1分前後のCMが挟み込まれ、強制的に化粧品だの飲料だのCMを見せられてから本編が始まるようになった。

楽TVのCM部分

映画放映冒頭のCM部分

 さらに、ドラマなどでは放映の途中である一定の時間が来ると、放映されているシーンのタイミングに関係なく強制的に映像が中断し、CMが30秒ほど挟み込まれるようなケースがあったのである。

 これらは、恐らく著作権に充てる鑑賞費用を視聴者から徴収する代わりにスポンサーがお金を払う仕組みのようで、その分のCMを放映している仕組みの様であり、映像をいつでも好きな時間に見られるといった点以外はテレビ放送とほぼ同じ仕組みとも言える。

 ただ、これは各映像単位で組み込まれているようで、例えば連続ドラマは各回ごとに分かれており、間違えてもう既に見終わった回などを開いてしまった場合は、新たな回を開き直すのにCMも改めて一から見直さなければならず、60秒ほど待たされることになるのでやや面倒くさい。

 もしどうしてもこれらのCMを飛ばしたい時は、お金を払ってノーカット版で見ることも可能なようで、CMの画面上に「CMを省略したい方はこちら」などというリンクボタンが現れる。
 この有料鑑賞ボタンは実際に試したことがないので、詳しい支払い方などは分からないが、どうやら5元程度を払い1~2日間程度の時間限定で登録映像が見放題になるようである。

 いずれにしても、無料が当たり前だった中国のネット映像配信も、YOUTUBEなどと同様に著作権のあるものはCMなどがついて有料になり、著作者の保護に向かっている状況となっている。

 もっとも放映に際して、CMスポンサーや視聴者からお金を取っている状況は把握できても、著作権所有者側に本当支払いが行われているかどうかは全く分からないので、実際本当の意味で著作権保護になっているのかは不明である。

高倉健さんの映画もある

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