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この季節にやる東京オリンピック

 昨年の9月に決定した2020年の東京オリンピックだが、ちょうど実際に開催される季節が近づいてきた。

 開会式の予定は7月24日だから、6年後の4日後となる。

 自分は今日も上海に居るので東京の状況は体感できないが、今日の天気予報データを見ると、オリンピックが行われる国立競技場付近は最高気温29度、最低気温22度、最高湿度100%という「うへー」という溜息が出そうな梅雨の気候だ。

 週間予報で肝心の24日の予報を見れば、曇り時々晴れの予報で、最高気温33度、最低気温26度となっていて、梅雨明けして真夏がやって来そうな状況となっている。

 未来1週間の平均を見ても、それほど差が無いので、恐らくよほどの冷夏でない限り6年後のオリンピックもこんな気候の中で開幕して競技が行われることになり、酷暑の中で競技が行われることになるのは想像に難くない。

  以前にも書いたが1964年の東京オリンピックは10月10日開会式という秋の日程で行われたが、昨年決まった2020年の東京オリンピックはこの7月から8月にかけた夏の季節で行われ、前回とは全く違った状況の中で行われる。

 昨年9月に決定した時は想像が働かなかったかもしれないが、実際のこの季節になれば6年後のオリンピックが一体どういった気候の中行われるのかは誰でも容易に想像できるのではないかと思う。

 まあオリンピック開催そのものに反対はしないにしても、この暑さの中でまともに競技が行なえるのかどうか非常に心配になる。

 もう25年くらい前になるが、NTV系列で行われた高校生クイズの関東大会が真夏の
西武球場(当時は屋根が無かった)で行われ、暑さのためバタバタと熱中症で倒れる高校生が大勢出たというニュースがあったが、私はまさに現場におりあの時期のスタジアムの暑さを体験していて、とてもまともな状況では無かったのを覚えている。

 また夏の甲子園でさえ、最近ではあの暑さの中で試合を行わせるのはどうなんだろうかという声もあるほどの世の中になってきた。

 果たして、6年後のオリンピックもやはりこの暑さの開催されるのだろか?

 それなりの対策は考えられるのかもしれないが、この暑さの中で外を歩くだけで嫌になるような暑さなのに、6年後を想像すると非常に心配になる。


東京オリンピックは早起き五輪?

 2022年にカタールで開催が決定したはずのサッカーのワールドカップに関してFIFA(国際サッカー連盟)が、真夏の開催は不可能との声明を出したことが数日前にニュースになっていた。

 まあ真夏には50℃を超える環境では、スタジアムに冷房を入れることは出来ても、国全体を冷やすことは出来ず、観客や各チームの練習施設までは冷房つきにするのは無理だということのようだ。

 今後、開催時期の変更か開催国の見直しを迫られることは間違いなく、いずれにしてもタダでは済まず、今後紆余曲折のすったもんだが予測される。

 ところで、真夏の暑さと言えば先日オリンピック・パラリンピックの開催が決まった東京もその例外ではないような気がする。

 開催要項によればオリンピックが7月24日から8月9日パラリンピックが8月25日から9月6日となっていて夏真っ盛りの開催となっている。

 1964年の東京オリンピックを知っている人はあの開会式の青空のような爽やかなオリンピックを想像していると思うが、あの時は何といっても10月10日(かつての体育の日)が開会式であり、秋開催だったのでスポーツの秋に相応しく、爽やかな開催運営が行われたのではないかという気がする。(私の生まれる前なので想像だが)

 ところが今回決まった2020年の大会は何と7月から8月、9月初めの時期であり、ちょうど子供たちの夏休みを意識して設定したとしか思えないような日程である。

 まあこの日程ならば東京の子供たちは通常なら夏休みに入ったばかりで、じっくりと家でテレビ観戦したり、競技場に足を運ぶことも出来るだろうし、ボランティアスタッフとして借り出したい高校生や大学生もやはり夏休みであり、動員が期待できることもあってこの季節に設定したと思える。

 されど東京のあの時期は、1年の中でも暑さのピークを迎える時期であり、最高気温が35℃を超える可能性があり、とても日中は屋外競技のアスリートたちが競技を行うに適した環境とは思えないという気がするのである。

 ならば、どうするか?

 屋内競技はともかく屋外競技は昼間を避けて1日のうちで涼しい時間を探して競技を行うのではないかという気がしており、つまりは暑い日中を避けて、早朝あるいは午前、そして夜間に競技を実施することになる気がする。

 特にアメリカに人気の高い競技は、アメリカのゴールデンタイムを意識することもあって早朝や午前中に決勝が行われるなどということが十分あり得る気がする。

 例えば陸上の100m決勝が午前8時だの9時だのということが十分考えられるのである。

 またマラソンのスタートも午前7時とかとんでもない設定も考えられる気がするし、北京五輪の時は実際午前7時30分だった。

 こうなると出場する選手のコンディション作りはもちろん、競技を支えるスタッフや現場に出かけて観戦するお客も大変で、何れもかなりの早起きが必要になる。

 逆にサッカーの試合は欧州を意識して試合開始が20時や21時からとかになる可能性もある気がするし、ひょとすると朝8時からの試合などと言う事も考えられなくはないが、コンディション作りがやはり大変だろう。

 まあその代わり、本家が日本の柔道などは屋内であることを含めて、20時とか21時に決勝が行われるようなタイムスケジュールで組まれると思うが、夜遅くなると今度は選手は食事のとり方などが難しくなるという気がする。

 いずれにしろ、7月下旬から8月といった開催時期を設定したからには、選手たちは暑さか、変則時間帯のいずれかを我慢しなければならないという気がしており、結構コンディション管理が大変な大会になるのではないかという気がする。
 更にそれを支えるスタッフも大変であり、訪れる観客もきっと苦労するに違いないという気がする。

 また通常ならこの時期に平行して行わわれる夏の高校野球とか高校総体、インカレなどの大会はどうなってしまうのだろうと心配になる。

 さらに今回東北の復興と言う名目があると言いながら、オリンピックの開催時期は東北4大祭りにもほぼ重なる時期で、これらとの関係がどう扱われるかも気になる。

 また国民的儀式ともなっている2回ある原爆の日とも重なってしまう。

 まあ各所で色んな調整が行われるのだろうと思われるが、真夏のあの時期にドカンと落ちてきた巨大なスポーツイベントは、かなり広い範囲の思いもよらない色んな所まで余波が届くような気がする。

涼しくなると蚊が増えてくる

 夏の暑い盛りにはほとんど見かけなかった蚊たちがまた舞い戻ってきたようで、9月に入ってからまた増えてきたような気がする。

 どうも8月の夜も30℃を超えてしまうような気温は蚊の生育条件に適さないようで活動も活発ではなかったが、最近のように昼間だけ30℃を超え、夜は25℃前後をうろちょろするような気候状態が蚊の活動に適しているようである。

 それ故に蚊に食われる回数も増え、日本から持ってきてキンカンが再び活躍している。

 日本では蚊と言えば夏のイメージが強いが、上海ではどうもその前後で活動を活発にする時期があるようなので、関東から来た私にはちょっと調子が狂う面もある。

 ちなみにウィキペディアによれば、蚊に刺されやすい血液型というのは俗説らしく、その代わりに蚊は温度が高く二酸化炭素の密度が高いところに向かう習性があるらしいようで、体温が高く呼吸回数の多い人が刺されやすい、つまり新陳代謝が激しい人が刺されやすいようなことが書いてあった。

 つまり私のように汗かきで新陳代謝の激しい人は刺されやすいとのことのようである。

 まあ、蚊に刺されただけならいいが、変な伝染病も蚊を通じて感染すると言われることから、なるべく蚊取り対策を行なって寝るようにしないといけないのが、この夏の前後の季節のようだ。