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日本人は経費を削る話ばかりをする。

最近日本からやってきた日本人と会話していると、一様に感ずる感想がある。

日本の国内全体の雰囲気がそういう雰囲気なのかもしれないが、あのコストはもっと削れるとか、ここを取り換えればもっと安上がりになるとか、どうも現状からいかにスリムにし利益を浮かせるかという発想ばかりでモノを考えている印象がある。

つまり、コレとアレを足せばもっと魅力的になるとか、もっと収益が見込めるとかといったそういうプラスの面の発想でモノを考えられなくなってしまったようだ。

経費を削っていかにコストを安く抑えるという発想はそれはそれで大事だが、それはベースになる魅力があって初めて言える話である。

別にアップル社を持ち上げたいわけではないが、あの会社の成功は経費を削って利益を生み出したわけではなく、既存の技術を独特の発想で組み合わせて魅力を生みだし、利益を生んできた会社である。

それは以前のSONYにも言えた話である。

もちろん魅力を生み出す裏で、アップル社が独特の販売戦略で経費を削ってきた面も各地で伝えられている通りだが、それは魅力を磨いたからこそ生きた経費節減なので、魅力がなければ単なるジリ貧の経費節減になっていたはずである。

新しい魅力が生み出すための努力、それを忘れたら単なるジリ貧である。

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私は故ジョブス氏のやり方や考え方の一つ一つは決して好きになれないが、新しい魅力、新しい価値を創造して前へ進もうとしていた姿勢だけは評価している。

日本のビジネスマンがアップル社から学ぶべきはiPhoneの使い方ではなく、新しい魅力を創造してビジネスを開拓していこうとするその姿勢であろう。

彼らが作った価値にまんまと魅了され、その商品を手に入れただけで悦に浸り、自ら価値を築くことを忘れてしまった愚か者がいかに日本にも中国にも多いことか?

私も日本人だが日本がなぜ停滞しているかわかったような気がする。

性能4倍価格は1/3、パソコン5年の進化

 中国へ来て5年経った記念ということではないが、とうとうパソコンを更新した。

 前回購入したのは前の会社を辞めた日で、会社を辞めたその足で退職金を引出しその場で秋葉原へ向かって購入した1台だ。

 あれから5年を超えてずーっと上海で使用していたが、電池やDVDドライブなどあちこち故障し満身創痍の状態となり、さらにどうも今年の夏からパソコンが起動しなくなったりなんだのあり、業務にも支障が出てきていたので更新することにした。

 現行機種に愛着があったので修理して繋ぐという手もあったが修理代だけで新品が何台も買えそうな感じであったので、潔く更新することにした。

 さて、後継機種を探し始めて驚いたのがこの5年間におけるパソコンのスペックの上昇と低価格化である。
 5年前の購入時にはパソコンとはかなり意を決して買わなければならない価格だったものが今は数万円で手に入るようになった。しかも当時より何倍も性能がアップしているにも関わらずである。

 そして今回決めたのが従来と同じSONYのVAIOブランドのパソコン。

 何よりブランドの信頼性とデザインが美しかった。

 スペックも申し分ない。メモリ4GB、HDD640GB、CPUがCore3の4スレッド(2.1GHz)であり、全ての主要スペックで現行の4倍となってしまった。
(CPUはシングルだったから4スレッドで4倍)

写真はイメージ

写真はイメージ

 さらに買ったマシンはオフィス2010のソフトまで入っている。

 そして価格面は5年前の1/3である。

 つまりトータル12倍ものコストパフォーマンスアップとなった。

 価格ドットコムのレビューにはああだこうだ細かな短長所を書き込んでいる人もいたが、まあ私にとっては12倍の性能アップだけで十分である。

 CPUについてはもっと高性能なものを選択する手もあったが、そうすると電力消費も多くなり電池の持ち時間に影響するので、ゲームをしない私にとってはモバイルで使うことを優先して無理にCPUのクロック速度を上げる必要はなかった。
 実際、人間に実感できるほどの差はないのである。

 そして使い始めてみてかなりストレスがなくなったことがよくわかる。
まあ旧機には悪いがこれから新相棒と今後仲良くやっていけそうな気がする。

 是非故障せず頑張ってほしい。

日本のオーディオはやはり凄い

先月念願かなって日本に置きっぱなしだったミニコンポを一時帰国したときに、上海へ持ち込んでくることができた。

今年4月からJALが委託可能荷物容量を増加させたことをうまく利用して、幸いにも追加送料なしで運ぶことが出来た。というか無料で運べると思ったので輸送にトライしたのである。

実は持ち込んだのは4月の初めだったのだが、電圧の問題や引越しが間近に迫っていたため、引越し後まで開封もセッティングもせずそのまま放置してあった。

そして先日引越しも無事完了し数日前にようやくセッティングをしてみた。

まあこのマシンはもうかれこれ5~6年前のモデルであるし、輸送時点で壊れなかったか非常に心配だったのだが、何とか壊れず運べたようで電源は問題なく入った。

そして肝心のCD再生である。

この久しぶりのマシンの上海上陸第一弾の再生には何がふさわしいかと、ちょっと思案して、増えてきたCDのライブラリーを眺めていたが、やはり威厳があり若々しい曲がよかろうと、朝比奈隆指揮大フィルのベートーベンのエロイカを選んでみた。

朝比奈隆&大フィルの英雄

朝比奈隆&大フィルの英雄

中古状態とはいえ、このマシンにとっての再びの杮落としのようなものであるから、これくらい堂々とした音楽がやはりふさわしい。

さあ、CDをローディングディスクにのせて、マシンの中に取り込ませた。
そして第一声が鳴る!!

「ジャンッ!ジャンツ!」

おお、なんと豊かな響きであろうか~、その響きの深さに思わず鳥肌がたった。
全く忘れていたような響きの深さ豊かさである。

思わず音の響きの中に引き込まれる。

音量が大きすぎて近所迷惑になるのはないかと一瞬ヒヤッとしたが、そうではなく音が豊なのである。

もちろん朝比奈&大フィルなので元々響きが豊かで、その演奏の素晴らしさもあるが、今回驚いたのはやはり圧倒的にマシンの表現力の差である。

数ヶ月前に買った韓国の現代ブランドのコンポではこんな音は聞かれようも無かった。もちろん価格差も数倍あることは確かなのだが、それにしてもである。

音楽ってこんなに豊かに響くんだってことを、ヘッドフォンで無理やり低音を強調したような貧弱な音楽しか聴いていない中国人たちに、是非この音を聞かせて教えてやりたい、そう思った今回の日本のミニコンポの音である。

さすが「It”s a SONY」である。

日本語標記のない日系メーカのデジカメ

先日どうやら、デジカメを失くしたか盗まれたらしく、行方不明になってしまった。
個人的には急ぐ必要も無く、出費も嵩むので購入は避けたかったが、仕事の都合上、デジカメがないと何かと不便なので買うことにした。
 日本の友人に頼んで買ってきてもらうことも考えたが、ネットで価格を調べたところ中国で買うのと大差ないというか、円高の影響もあるので同一商品だと中国の方が比較的安く感じられた。なので結局上海で買うことにした。
 PCがSONYで、以前使っていたデジカメもSONY製なのでメモリースティックの使い勝手も考えてやはり今回もSONYを探していたところに、ちょうど中国戦略モデルっぽい、シンプルな機能のかなり安い新商品が出ていたので迷わず買った。1000元ちょっとである。
で家に帰って開封してみると全て中国語の説明書である。まあこれは仕方ない話であるが、デジカメの言語設定を見てちょっと驚いた。英語中国語は当然としてもハングルからアラビア文字まで含まれているのに日本語標記はなかったのである。日系メーカーのSONYであるにも関わらずである。 これはどういうことであろうか?
 

あくまで推測だが、このカメラには動画撮影機能もついているので、動画の出力信号の違いであろう。つまり日本はNTSCという再生方式だが、世界の多くは中国と同じPALである。ここは中国であるのでPAL方式で再生されることを前提に販売されているのでNTSC方式である日本では基本的に販売される予定がないので日本語標記がないのである。
 必要のない無駄な機能が省略されているということである。
今回以前の機種とほとんど同じ機能のようで特別難しい中国語でもない限り使い勝手に不便することはなさそうだが、やはり日本語標記はあって欲しい
 企業側の理屈は理屈として分かったが、上海をはじめ中国には日本人も大勢住んでいてしかも日本メーカなのだから、販売場所の再生条件に関わらずやっぱり日本語標記も加えて欲しいというのはわがままなのだろうか?