最近のヘッドフォンは凄い

 上海で地下鉄の中でオーバーヘッド型のヘッドフォンをつけている人を多く見かけるようになった。
 私も音楽好きなので音質にこだわる気持ちは理解するが、耳を塞いで街中を歩くのは「ながら運転」などと同じで危ないなぁと感じていた。

 ところがその認識は違うようであることを最近知らされた。

 最近の高級型のヘッドフォンは外部のノイズ音をシャットダウン(ノイズキャンセル)することによって雑音を遮って静寂を確保できるのと同時に、外部音を取り込むことが出来るというのである。

 どういうことかと言えば、ノイズキャンセルの基本的な仕組みは、外部音をいったんマイクで取り込んで、加工することによって静寂を生み出している
 具体的にはマイクで取り込んだ外部音の逆位層の波形の音を作り出し、元の音に混ぜ込むことによって、波形がゼロになり音が打ち消されるという仕組みになっている。
 この仕組みはコンサートホールの空調音の軽減にも取り入れられているところがある。

そしてこのノイズキャンセルの仕組みを応用することによって、適度な外部音を取り込んでイヤホンから流すことが可能になり、上述のような外出中の利用で外部音が聞こえず危険にさらされる危険性は軽減されており、私の懸念は概ね気鬱だったようなのである。
(注意が散漫になる可能性は否定できないが)

 また、このノイズキャンセル機能以外にも機能性はかなり向上しており、Bluetoothでワイヤレス接続が可能でケーブルの煩わしさから解放されているのはもちろんのこと、音楽の再生操作なども機種によってはイヤフォンカップなどをタッチすることにより、操作ができるようになっている。

 またスマートフォンのアプリから上記のノイズキャンセルのモード変換など色んな設定も可能であり、単に耳に載せて音を聴くだけの道具ではないのが最近のヘッドフォンの潮流のようだ。
 また耳にはめて使うインナーイヤーのワイヤレスイヤフォンも同様の機能があり非常に人気が出ているようだ。

 実は、私が半年ほど前に購入したヘッドフォンも同様な機能を備えていたのだが、音質にしか興味がなく購入したため、これらの機能がついていることをつい最近まで意識しなかった。

 それどころかBluetoothの使いこなしについてもあまり興味がなく、有線接続よりはスマートだなと言う印象だけで使っていたので機能進化について無関心だった。
 しかし、最近この機能の進化を知り、俄然興味が湧いてきたのである。

SONYのWH-H910

SONYのWH-H910

 とはいえ、これらの高級ヘッドフォン、例えばSONYBOSEの製品は価格的には日本円だと2万円以上となるので、故障のリスクなどを考えるとおいそれとは手を出しにくい。
 特に持ち歩くためのヘッドフォンは壊れやすく、性能を発揮する場は少ないと感じるので高級機を持ち合歩くことには抵抗があるのである。

 ただ、これらの高級タイプのヘッドフォンは保証体制もそれなりに充実しているようで、1年以内の不具合(自分で破損させたとかではない)なら、無償交換のサービスが受けられるようである。(詳しくは各メーカの規定を参照ください)。
よって、安いヘッドフォンを1~2年ごとに交換して使うよりは、安心して継続使用ができる面もあり、必ずしも高い価格とは言えない面もある。

 もちろんオーディオ機器の価格評価はなかなか難しく、この機能、性能に対して高い費用を払って得られるメリットにどれだけ満足感を感じるかは人それぞれである。
 私自身もこういったデバイスにお金をかけるくらいなら生の演奏会に行った方がいいなと感じる面もあり、ヘッドフォンにかけるお金は限定的なのではあるが、少なくとも以前の印象よりかなり進化したヘッドフォンには興味が湧いてきている。
 まずは手元にある製品を聴きこんでみようと考えている。





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