二十四節気を旧暦と混用してはいけない

 先日、ネットで沖縄の習俗に書かれている記事を読んでいた時、ちょっと微妙な記述を見つけた。  沖縄の伝統行事は、基本的に旧暦の暦に合わせて行い、正月やお盆などを旧暦に合わせて行うとあり、その中に清明節が並列して説明されて Continue Reading →

桃の花の咲かない桃の節句「ひな祭り」

日本では今日3月3日はひな祭りとされている。 ひな祭りは別名「桃の節句」とされて、童謡「うれしいひなまつり」の中でも「…お花をあげましょ、桃の花」と歌詞に歌われている。 しかし、実際には日本でこのひな祭りの時期に桃の花が Continue Reading →

静かな春節

 今日、中国では春節を迎えた。  中国というか、日本が勝手に過去に太陰太陽暦を捨ててしまっただけで、春節の基準となる月齢上の新月の意味では、日本も中国も関係なく今年2019年は今日2月5日が春節となる。  日本でも明治5 Continue Reading →

仙台七夕まつりの日程の不思議

 先日の2018年8月17日は旧暦の7月7日にあたり七夕で、中国的に言うと夏の情人節つまり夏のバレンタインということになる。  この日は、婚姻届の件数が増えたりする現象も起き、ちょっとしたイベントデーとなる。  ところで Continue Reading →

季節外れの7月の東京のお盆は明治改暦の名残り

 現在、東京はお盆の季節となっている。  下町などではお盆の伝統行事や飾りつけなどが行われていたりする。  日本のお盆は8月ではないのかと思っている人が大勢いるとは思うが、現在は日本全国8月13日から15日あたりがお盆と Continue Reading →

中国がまだ旧暦を併用する理由

日本ではとっくの昔の明治5年に捨ててしまった太陰太陽暦(旧暦)だが、中国ではまだこの太陰太陽暦が生き続けている。 そのため1年の始まりを示す正月は、春節と呼ばれて未だに太陰太陽暦に基づいて行われる。 もちろん、これだけ世 Continue Reading →