大阪人の大阪人による大阪人のための自滅

 先日の大阪市の都構想に対する投票結果だが、数日過ぎて冷静に振り返ってみると、ますます今回は成立しなくてもよかったなと思えるようになってきた。  まあ都構想という新しいシステム自体は、順調にシステムが動き出せば、今より良 Continue Reading →

代議士を選ぶ間接民主主義の限界

 昨日、日本の大阪市と大阪府の合併を巡るいわゆる都構想の住民投票で、反対が賛成を上回り、議案が否決された。  まあ、この政策そのものは私はどちらかといえば反対の立場で、行政システムを変えなくても改革は可能だと言う考え方で Continue Reading →

実は日本の首相がテロリストを利用したのではないか?

 最近の日本の国会では、政治とカネにまつわる問題で、再びいろいろ揺れ動いているようだが、そもそもそういった問題が無ければ、安全保障の問題一色になっていたはずの国会である。  その安全保障に関して言えばISIL(通称イスラ Continue Reading →

おまかせ民主主義

 先日の都議選の結果には少々失望を覚えた。  具体的にどこの政党が勝って、どこの政党が負けたということではなく、投票率が大幅に低迷し、浮動票が減った分だけ組織票を持つ政党が相対的に浮上するような結果になったからである。 Continue Reading →

日本人として当然はいつからか?

 時々聞かれる「日本人として当然」という言葉。  礼節から始まって、日の丸や国歌、天皇制との向き合い方の問題まで幅広く言及される「日本人として」という言葉だが、実はその具体的なイメージが作られたのはいつの頃かというのが最 Continue Reading →

権力志向者ほど憲法を変えたがる

 最近、日本の政界で改憲論議が盛んに論議されているようだが、政治家たちが改憲を叫ぶ姿にどうも違和感を感じる。  何故なら、憲法というのは権力者に対して暴走をさせないために国民がはめた足かせのための決まりだからである。   Continue Reading →