歴史好きの見識

世の中には歴史好きを自認する人は少なくなくないが、彼らは本当に歴史の内容を分かって歴史好きを自認しているのかという疑問が時々涌く。  特に日本の歴史が激しく動いた時期に対して戦国ロマン、幕末ロマンなどと言う言葉を平気で口 Continue Reading →

慰安婦問題の前に

 某市長の発言により、再び慰安婦問題が世間を騒がしているが、世間の視点とは少し違う視点でこの慰安婦に関する問題を考えている。  世間では慰安婦にされた女性の人権問題ばかりが取り上げられているが、慰安婦の問題は確かに重要な Continue Reading →

日本人と中国人の時制感覚のずれ

 日本人と中国人で物の考え方が圧倒的に違うなというのは時間軸の捉え方のような気がする。  中国語にはよく過去形がないと言われ、英語のように過ぎ去った動作に対する表現がうまく出来ないと言われる。  動詞の後に「了」をつけれ Continue Reading →

尖閣に国連施設誘致とか

 ここ数日の中国の最前線たちの危ういう挑発行動など日中関係で色々緊張感が増す中、私自身もどうにか発展的解決方法はないものかとちょっと考えてみたが、件の尖閣列島に国連施設などを誘致してはどうかと、ちょっと暴論的アイデアが浮 Continue Reading →

ビルマの竪琴1956年版

 ビルマの竪琴の映画を見た。  今回見たのは中井貴一さん主演の1985年版ではなく、安井昌二さん主演の1656年版である。  同じ市川崑監督の作品であるが、若干ストーリーが違うしこちらは時代的に当然モノクロ版となっている Continue Reading →

戦場のメリークリスマス

映画監督の大島渚さん訃報を受け、恥ずかしながらこの「戦場のメリークリスマス」をこの歳になって初めて見た。(中国語字幕だが)  坂本龍一さんが担当した音楽は何度となく耳にしていたが映像そのものは初めてだった。  この映画の Continue Reading →