Monthly Archives: 4月 2018

上海のローカル歯科で親知らずを抜く その1

昨年の秋くらいだったろうか、奥歯や顔のあちこちに痛みが走るようになっていて、仕事上の思考能力に影響を与えるようになっていた。
歯の付け根などに痛みがあったので、歯槽膿漏や歯肉炎の類なのはわかったので、薬と薬用歯磨きなどで何とかごまかしごまかし凌いでいた。

薬用歯磨き粉 システマ

当初は夜も眠れないほどの痛みが走ることもあり、痛みのひどいときは件のロキソニンで痛みを抑え乗り切っていた。

なるべく医者にはかかりたくない一心で、薬を根気よく飲み続けた結果、年明けには痛みはだいぶ和らぎかなり改善する状況になってきてはいた。
いつも薬を買いに行く薬局にも、「なかなか治らないねー」、と言われつつも改善はしてるからと言って薬を買い続けていた。

ところがである。

前回、副鼻腔炎の件でも書いたが、今月4月2日の寒い日での服装の失敗で体調を崩してしまったのである。

その結果、抵抗力が落ち、頭痛や副鼻腔炎とともに歯の周りの炎症も再発し、つらい痛みに襲われた。
その結構な痛みにとうとうギブアップし、歯は根治させなければ行けないと思い、親知らずの治療に関するネット情報などを調べ始めた。

それらの情報を総合すると、恐らく自分の「親知らず」は横倒しになっている状態と見られ、周りの歯に悪影響を与えている状態なので、抜いてしまうのがベストだという判断になった。
歯を抜くのを決めた配位が、その時点で一時帰国が決まっていたので帰国時に日本抜いてしまうことも考えたが、術後の抜糸までの期間に足りないことから、上海市内での抜歯を模索することにした。

SNS上で上海の歯科の情報を募ったところ、日系病院や上海の病院が集まり、第9病院が良いだの推薦があった。

ただ、これらは実際に利用したという話があまりなく、結局はある友人が利用したことのあるというローカルの私設歯科医院に行くことにした。
その友人情報によると、日本語が通じて、優しい先生とのこと。

調べてみると、一応ホームページが見つかり、予約機能もあるのだが、機能しているのかはちょっと怪しかった。

まあダメ元で、ネット上から予約を入れつつ帰国直前の日に医院に行ってみた。

地図と住所を頼りに行ってみると、幹線道路沿いの商業棟ビルの端から2階に上がるような立地条件の病院で、入り口の階段口にコピー業者が業務をやっているようなどローカルな環境だった。

ここに本当に歯医者があるのかと若干不安を感じながら、階段があがるとちゃんと受付があった。

ロビーに入った瞬間には受付には誰もいなかったが、慌てて看護婦さんが戻ってきて対応してくれた。
結局、案の定ネットからの予約は成立しておらず、その日は予約でいっぱいということで、改めて予約をとって訪れることになった。

そして一時帰国から戻ったあとに、改めて診察を受けに伺った。
診てくれたのはベテランの中国人女性の歯医者さんだったが、日本語が流暢で物腰の柔らかい方だった。

事前に親知らずの件は伝えてあったので、先生はちょっと口の中を確認すると、すぐにレントゲン撮影を指示された。

すぐに私は看護婦さんに連れられて3階のレントゲン室に連れて行かれ撮影した。
歯専用のレントゲン設備らしく、視力検査のような台に顎を乗せて、歯の写真を撮られたのである。

で改めて2階の診察室に戻り、撮ったばかりの写真を確認すると、レントゲン写真に写っていた私の親知らずは見事に横倒しになっていた。
そればかりか隣の歯(7番)にも寄りかかっていて、接触部が虫歯のような状態になっているとのこと。

結局やはり抜歯しましょうとなった。

その日のうちに抜歯という話もあったが、抜歯には力が必要なので、男性の専門医を呼ぶということになり、その場で電話をしたが繋がらなかったので改めてということになった。

結局その日の診察はそれで終わりで、翌週の午後を予約し、帰り際に抜歯の前日から飲んでほしいという抗生物質と痛み止めをもらい精算した。
 130元の費用だった。

ちなみに抜歯の日は大体いくら掛かるのかをその場で尋ねたところ、7番の歯のこともあり本来1500元くらいかかるが、安くしておくので麻酔代50元と合わせて1050元くらいとのこと。

歯医者で値段交渉や値引きが可能のような口ぶりにちょと驚いたが、まあそれが実際安いのか高いのかわからなかったが、事前リサーチからすると金額は想定内であり費用目安が分かったことに安心した。

さあいよいよ翌週は抜歯である。(つづく)

咳で失神して倒れた!

 毎年春の季節は体調が不安定になるのであまり好きな季節ではない。

 その理由の一つに、花粉や黄砂などの原因により呼吸器官にアレルギー的な反応が多く、咳き込んだりすることが多いからである。

 もちろん、自分としても例年身体の抵抗力が下がらないようマスクやマフラーを常に使用するなど、気を使い続けてはきている。

しかし、今年はちょっと失敗しをしてしまい、4月2日の急激な気温の低下の日に服装の調節に失敗し、抵抗力が著しく低下し体調を崩した。
 抵抗力が落ちると再発するのは副鼻腔炎とそれに伴う気管支の咳である。

副鼻腔炎の薬

 まあ直後に日本への一時帰国の予定もあったので、色んな薬を飲みながらだましだまし症状を押さえていたのだが、その日本から戻ってくる行程でちょっと無茶をしてしまったため、さらに体力が落ち、上海に戻ってから症状がまた強くなった。

 そして、先週の金曜に事件は起きた。

 長年の知り合いの送別会に呼ばれて酒席に参加したときのことである。

 本来なら酒席には参加したくないタイミングだったが、古い友人の帰国なので断りきれなかった。

 で、酒の量を抑えつつ飲んでいたので、酒量としては多くなかったのだが、途中で気管支が苦しくなり、発作的な咳が出そうだったので、ハンカチで口を押さえつつ部屋の外に出た途端に、頭がくらくらっとなった。

 次の瞬間、人に助けられて「大丈夫ですか?」と声をかけられている自分がいた。

 どうやら、瞬間的に気を失って失神して何秒間か倒れていたようである。

 そして倒れた時に額を少し打ったらしく、やや痛みがあった。

 しかしその頭の痛みはほとんど気にならず、体全体は失神する前より体が楽になっていた。

 昔、柔道をやっていた際に経験したように締め技で落ちたような感覚で、苦しいというより気持ち良いくらいの感覚だったのである。

 後から周りの人間に俺どうなってたの?って聞いても、周りの人はびっくりして倒れていたとしか答えてくれなかった。
 その後は、咳の発作も収まり何事もなく、宴席の最後まで過ごすことは出来たがどうもその瞬間のことが思い出せなかった。

 あれは何だったのだろうと、後からインターネットで調べてみると、激しい咳で呼吸困難というか、脳への酸素供給が不足すると短時間の失神が発生することがあるらしく、私の症状もそれだったようである。
 
まあ失神の原因を知って安心したような、怖い様な状況である。
酒が直接の原因ではないとはいえ、疲れているときは無理すべきではないなと自分の年齢を悟った今回の失神事件であった。

中国での行動にはBプランCプランは必須

 中国で長く生活していると、当初予定していた計画がうまくいかないこと多々ある。

 うまくいかない理由には色んな要素があるが、特に交通機関に絡む移動時間に関する不確定要素は非常に大きい。

上海の道路

最近でこそ上海は地下鉄網が発達してきたので、移動時間の読みにおいてはかなり正確性が高くなってきているのだが、それでもやはりバスやタクシー、あるいは航空機が絡む移動の場合は、まだまだ波乱要素は多く、予想した通りの時間で移動できる確率はまだ低い。

 そんな時に、大事なのはBプラン・Cプランの準備である。

 Bプラン・Cプランというのは全てが順調にいく想定で立てた予定をAプランとして、いずれかがうまくいかなかった場合の代替案をBプラン、Cプランと呼ぶのである。
 先日のオリンピックのカーリング種目の中継でも解説者から同様の言葉が使われ、ストーンをスローしたあと、理想通りの位置に届かないなどと判断した場合に、善後策としてBプラン、Cプランに導き、最小限の効果を得るという意味でつかわれていた。
 
 私も長い上海生活において、こういったBプランCプランの想定というのは自然と身についてきており、最悪列車が遅れたらどうするとか、道路が渋滞したらとかなどの想定を含みつつ行動をするようになった。

 しかし、日本から来たばかりの人というのは、日本のあまりにも定時性の高いシステムや交通機関に慣れきってしまっているので、予定の立て方がタイトになり、Aプランのみで行動しようとするので、ちょっとの狂いで計画がバタバタと壊れやすい。
 さらにAプランが実行できないばかりか、Bプランを用意していないので、全ての目的が果たせず、大きなやり直しや無駄が生じてしまうケースが少なくなく、そんな失敗をよく目にする。

 そうならないためにも、日常の些細なプランにおいても何が不確定要素で、遅れや間違いが生じやすいのか、よく見極めてBプランを含めた行動計画を立てるのが、中国でイライラせず行動するコツであり、大きな失敗を避けるための必須条件だという気がする。