Monthly Archives: 4月 2015

強調マークは実は不安隠しの現れ

 最近よく、インターネット上の掲示板などでは「(笑)」や「WWW」などといった笑いを強調するようなマークが散見されるが、私はあれは不安隠しの一種だと思っている。

 もちろん、ちょっとしたメールなどメッセージのやり取りであっても散見されるが、同様にやはり心理的な不安の現れだと思っている。

 要するに言葉だけだと、感情が伝わりにくいので補足する意味で使われるわけで、笑いマークでにこやかな意味で捉えてもらえないと、怒らせてしまう可能性があることを不安に思い、添加するのである。

 また、チャット上の議論の際に相手に対して余裕を見せる意味で、「(笑)」のマークを使う人もいるが、あれは心に余裕がなくなっている状態を見せまいとした、強がりの一種だと思っている。

 つまりチャット上の議論などの最中に「(笑)」や「www」のマークを付けてくるのは実は自分に余裕があるように繕う行為であり、裏返せば本当は余裕が失われつつある状態が生まれていると察することができる。

 要するに「自分のほうが上だ」と示したい示威行動であり、それを示さなければ「自分が下に見られる」「なめられる」といった、不安がそのマークを使わせるという気がするのである。
 そういった議論の最中の(笑)マークは、嘲り的な意味合いであり、受け取った側は嫌な印象を受けやすいが、落ち着いて考え相手に余裕が無くなっている状態なのだと分析すれば、何の気にならなくもなるという気がする。

 実はこういった強調=不安・不足感の裏返しの法則は、(笑)マークに限らず全てのシーンにおいて応用してみることが出来る。

 例えば広告で、文字を強調するのは埋もれて見逃されてしまいそうだという不安の裏返しであると考えられる。

 或いは仕事をリタイヤした人が、名刺で「元○○」などと過去の経歴を載せるような肩書を時々見かけるが、要するに現在の自分に自信がないため過去のポジションにすがりたい心理の現れとみることが出来る。

 またフェイスブックなどで、自分の業務服…例えば医師が白衣を着た写真をわざわざ使っている人を見かけるが、あれは医師であることを強調しなければ自分という人間の価値を認めてもらえないといった不安の現れと見ることが出来、それ故にわざわざ白衣を来た写真を使ったりしていると察することができるのである。

 本来、自分に自信があれば、仕事上でのポジションや社会的肩書などというのは、自分を示す一部分ではあっても、それが全てではないはずで、それにすがるということは、如何に仕事以外での自分に対して自信が無いかを逆に示してしまうことになるのである。

 このように、人が何かを強調するときは、実はその裏に不安が隠されている可能性が非常に高く、それをよく見て相手の状況を見極めないと、勢いだけの強がりに騙されてしまうことになるのが人の世の中だという気がするのである。
 

黄砂の咳

 ここのところ、自分の健康にとってあまりよくない状況が続いているが、今度は咳の発作のようなものが頻繁に起きるようになった。
 風邪かなという推測もあるが、咳以外の症状はあまりなく、実は毎年この時期に同じ症状で結構苦しんでいるので、私の咳は「黄砂の咳」ではないかという推測をしている。
 黄砂はご存知の通り、春先から初夏にかけて黄河上流の中国内陸部のゴビ砂漠やタクラマカン砂漠などから飛んでくる砂の粒子で、中国はおろか日本へも影響のある気象現象となっている。
 黄砂を吸い込むと、喘息と同じような発作が起きるとされ、空咳が出て、気管支が炎症を起こしたりして苦しいとされる。
 3月〜5月がピークとされ、特に多いのが4月といわれるので、まさに私のこの状況にぴったりで、症状もあてはまる。
 ゆえに、どうもここ数日の苦しい咳は黄砂が原因のようなのである。

で、どう対処するかだが、基本的には花粉症などのアレルギー対策と同様の防御策が基本となるようだ。
 風邪ではないので、風邪薬などの対処ではうまくいかないのである。
 私の場合、アレルギー反応を防ぐ抗ヒスタミン薬を飲むと症状が緩和されるようなので、まずはこの薬を飲むことにした。
 さらに、ムコダインなどといった痰キレを良くする薬で、体内から黄砂を出す処置をすることで、だいぶ回復に向かっている気がする。
 とりあえず、自分としてはこの処置だけで、しばらく様子を見てみることにした。  
 人によっては、黄砂はもっと悪質だからこれでは不足だという説もあるようだが、黄砂が原因ならばあまり複雑な処置は逆に体に悪いという気がしている。
 そう考えれば下手な病院に行って下手な処方されてしまうと症状が悪化しそうなきがしており、こういった原因がほぼ特定されている症状の場合は、うかつに医師にはかかわらないほうが安全だと考えている。

上海のバス・地下鉄はオフピークも混んでいる。

 日本同様に上海の地下鉄・バスのラッシュ時の混雑は結構なものがあり、地下鉄も凄いが、バスはもっとすごい状態で人を詰め込んで走っている。
 で、この混雑は朝晩のラッシュ時だけかというと、それ以外の時間帯も結構混んでいることがあり、多少ピーク時間帯を外して乗車してもなかなか座れなかったりする。
明らかに通勤通学のラッシュ時間帯を外して乗ったはずなのに、なんでまたこんな時間にもまだ人がいっぱいいるのかと思うときがあるのである。
 何でラッシュ時以外にもこんなに混んでいるのかという点について、いろいろ理由を探ってみると、ラッシュ前後の時間帯は人の数は減っているが、実は輸送力も結構極端に減らされており、それでピーク時を過ぎても混雑が減らず、人が減っていない印象を受けるようなのである。
 あるいはバスなどは、ラッシュ直後の午前中などは、老人たちがわらわらと動き出す時間帯でもあり、通勤ラッシュとは違う人の波があったりする。
 そういった実情を知ってか知らずか紋切り型の朝晩ラッシュのみに合わせた輸送力体制がとられているのが実情のようなのである。
 東京もそうだが、大都市というのは都市部の交通状況において、確かに朝晩の郊外から都心へ向かう人の動きというものが一番大きなものを占めるが、実は日中の都市内移動というものはそれほど小さくはない。
 都市の中で生活が動いているからであり、生活に伴う人の移動が想像以上にたくさんあるのである。
 それは上海でも同じことであり、通勤通学の集約型移動以外にも結構始終人は動いているのであり、彼らはバスや地下鉄を利用して移動しているのである。
 こうやってみると、ピーク時が朝晩にだけあるような発想は捨てたほうがよく、利用者側も運営者側もオフピーク時間帯はあまり存在しないという意識で、利用・運営をやっていただきたいという気がしている。