Monthly Archives: 5月 2009

地下鉄の終電時間

先日地下鉄に乗ったときに、路線図に終電時間が記載してあったので、自分のメモ用として写真をとってみたが、こうやって改めて眺めみると上海の地下鉄の終電時間は日本の感覚からすると異常に早い。

世紀大道駅の終電時刻

世紀大道駅の終電時刻

 終電は最も遅い2号線で23時くらい、早い路線だと21時過ぎになくなってしまう。

長距離列車がほぼ24時間稼動していることを考えるとちょっと早すぎる気がする。

 もちろん深夜まで街が便利であることは、果たして治安の面などでよいことなのかどうかは議論の分かれるところだが、それにしても早い気がする。

 上海の場合は街が東京などに比べるとまだまだコンパクトかつ、タクシーの料金が安いので夜中にタクシーにのってもそれほど過大な負担になるというわけではない。市内なら深夜バスも1時間に1本程度走っており格安に利用できるので必ずしも地下鉄だけに頼る必要がないのかもしれない。
 また、市内の家賃などが比較的均質化していることもあり、職住接近が実現しており、郊外がベッドタウンして通勤も30分以上かかるようなケースは今のところ稀になっている。

 故に終電時間の延長はそれほどニーズがないのかもしれない。そうはいっても日本人からするとやっぱり早すぎる。

今後上海の街が成熟するに従って、終電時間も延長されていくのであろうか?都市文化の成長を見守るにあたって非常に興味深い題材である。

原文

 

儲けましょうという会を開いて儲ける人

 ダイレクトマーケティングの世界などでよく見られる手法だが、一部のある程度成功した人がセミナーと称して講演会を開き、入場料をかき集めお金を稼ぐ人がいる。

 もちろん、会の趣旨そのものは「私はどうやってがんばってるか?」といった趣旨の内容で、あなたたちもこうやれば儲かりますよ他人を鼓舞するというのが表向きの看板だが、実の中身はその主催者の直接収入目的の開催に他ならない。

 他人を利益にもたらすふりをして、自らがチケット収入やグッズ販売などで多大な利益を得るのである。

 またダイレクトマーケティングの世界では、裾野が広がることがその公演者の収入にもやはり繋がってくるため、結局は二重の意味での主催者の利益となる。

 参加者側にとっては実際上の利益に繋がっているのかは未知数だが、少なくともその参加者全員が成功することはまずありえなく、成功者が出るとしてもほんのわずかである。
 それにも関わらず、成功を夢見る人々は成功者といわれる人の講演会に集まりたがり、高額のチケットが買い求められるという。
 参加者は自分が成功するための必要経費であり、いずれ回収できると考え支出してしまうようだ。
 でも前述のように成功する人はごくわずかなので、結局その投資は回収できず、主催者の利益に貢献しただけというのがたいていの結果である。

 実はこういったやり方、ダイレクトマーケティング以外にもビジネスの世界にも時々見られる。勉強会や協力会の名目で会員を集めて会費を集めているような場合である。
 表向きはお互いの利益のためにがんばりましょうというのが名目だが、会費によって利益をあげているような主催者が時々いる。
 ちゃんと会計報告をするような良心的な会もあるが、主催者の関係する会社に業務を受け負わさせたりするように見せかけて会計をごまかすような会もある。ひどい会になると会計報告すらしない。

 運営経費をはるかに上回る会費を集め、かかった経費以外は自らの利益にして懐に入れてしまう。 

 ○○社主催として責任の所在をはっきりさせて運営している場合は利益も損失も主催者が被るので、会費が割りに合わないと感じれば入らなければ良いだけの話だが、共同運営のような看板を掲げているにも関わらず、会計の中身が参加者にオープンになっていない場合は注意が必要だ。皆で協力して儲けましょうなどという掛け声のとどのつまりが結局主催者の利益にしか繋がっていな場合がある。

 また機関紙や共同運営のWEBなどへの広告など、会の参加者程度の人数しか見ないものにそれなりにそれなりの広告費を要求してくる場合もある。

 一般的な市場価格を考えればその広告費がかなり割高であるにも関わらず口車に乗せられ払わされる。ほとんど寄付金のようなものである。
 それでもその広告費が会の運営費として利益がプールされ、お互いの利益になるならまだしも、それも全部運営者側の利益になってしまっている場合がある。
 結局は上記のダイレクトマーケティングの講演会と同じように、参加者の投資にあった回収はほとんど見込めないというのがとどのつまりである。

「皆で儲けましょう」と掛け声をかける人には是非気をつけたい。結局はその人だけが儲けている可能性が高いのだから。

 

風水な部屋① 壁の色

 今回引っ越してきた新しい部屋はどうも風水好きな人が内装したらしく、いたるところにその工夫らしき部分が目立つ。
 まず部屋に入って真っ先に気がついたのが壁の色だ。

ツートンカラーの壁

ツートンカラーの壁

 部屋はちょうど南北に長い長方形で、北が玄関、南が窓という造りで、東西に窓はなく全部壁である。
その壁がなんと東西で色が違うのである。東側が白で、西側はなんと黄色である。

 さらにその西側の壁の南側、つまり部屋の南西に位置する部分はオレンジで塗られていた。つまり西側の壁はツートンカラー状態となっている。
 ネットで部屋の風水について書いてあるサイトを調べてみたところ、西側に黄色というのは金運に良いらしい。ただ、南西のオレンジが良いという資料はどこにも見つからなかった。ここは寝室にあたる部分なので寝室にはオレンジは良いとされている資料もあったのでこれを意識しているのかもしれない。さらに南側のバルコニーの部分の内側は黄色に塗られている。あわせて3色に色が塗り分けられており、何らかの意図を持って壁を塗り分けているのは確かだ。

色が違う壁

色が違う壁

 まあこんな部屋に住まなければ風水なんぞあまり気にしてこなかった私だが、ここのところ方位とか色とかに妙に関心をそそられる。

これだけ特徴な部屋であるからにはさぞかし立派な風水効果があり、住んでいる私にとって何らかの風水効果があれば大変良いことだが、万が一配色間違えでもしていたら目もあてられない。

 もしこの部屋が素晴らしい効果を持つ部屋だとしたら前の住人は何故引っ越したのだろうかと考えたら夜も眠れなくなった。

 幸運を手にして引っ越したのか、はたまた風水の逆効果で運が悪くなり出て行ったのか?そんなこと大家は決して明かしてくれない。
そんな部屋にしばらく住むことになった私は果たしてどうなることやら?

日本人は最初の言葉、中国人は最後の言葉

 日本人からみると中国人は話がころころ変わるといわれる。

 故に信用できないという話を言われるのだが、結局中国人が大事にするのは一番最後に言った言葉だけなので、途中でどんなことを言おうが、最後に言った言葉がその人の言葉となる。
 故に最初の言葉に信用性なんぞ期待してはならず、最終的な結論だけを聞くほうが効率的である。

 まあいつが最後なのかが分からないのでその判断が難しいのだが、少なくとも見込みで言っている話は話半分で聞いておいたほうがよい。多くの場合において彼らの話は極めて楽観的だからだ。鵜呑みにするほど馬鹿なことはない。

 ところが日本の文化はまったく逆で、日本人の言葉は一番最初が肝心で、最初に何かを言ってしまえば、後から何を言おうが最初の言葉に左右される。
 故に後から最初の言葉と反対のことを言おうものなら信用できないとなる。

 つまり日本人にとっては最初の一言目が重要になるので、言葉を発する前の慎重な思考が必要となり自然と言葉が重くなる。

 どうしても最初に断定できない状態で言葉にしなければならない場合は、含みを持たせたあいまいな言葉になり、後々どっちに転んでも問題ないような物言いをする。その内容は言葉の責任問題を考慮して軒並み悲観的である。
 これが日本人の会話文化であり社会習慣になっている。
 故に中国人からみると結論がはっきりせず、何を考えているか分からないから信用できないとなる
 

 日中どちらがいいとも悪いともいえない部分があるが、習慣としてはまったく正反対のためにこの二つが組み合わさるとトラブルが起きること必至である。

 知り合いのある会社の出来事であるが中国人社長があるトラブルが原因で、日本人社員のクビをいきなり宣告してしまった。

 そのトラブル自体はそれほど深刻なものではなかったので、クビ宣言から数日後今度は一転してその中国人社長は日本人社員を戻そうと画策を始めたが、一度クビを宣告されて会社を追い出された日本人のほうは、それほど簡単な話ではない。

 最初に言ったクビ宣言がその後の関係を支配する。
 中国人社長側は、社員を戻したいのか自己防衛のためなのか分からないが伝えてくる話が都度都度二転三転したそうだ。

 結局日本人側は、その二転三転する態度に嫌気が差し会社を辞めることにしたそうだが、客観的にみるとこの退職は最初のクビ宣言を根拠とすれば会社都合の解雇であるはずにもかかわらず、中国人社長側はその後の復職提案努力を盾にとって自己都合退職扱いにしてしまい、退職補償金を払わなかったそうだ。

 日本人から見れば最初のクビ宣言が有効であり、社長側が後からどんな法律的な理屈をこねようと退職金を払わなくてはならないと思うのだが、社長側はあとからの理屈をまかりとおしてしまった。

 この理屈を無茶苦茶だという言い方もできるし、中国人にとっては当たり前の対応だという言い方もできる。
 ただ世界の社会ルールから言えば、何事も時間軸の上で早い時間に発生したことが優先で考慮されるので、

 中国もいずれこういう文化や制度に変わっていくと思われる。

 ただ法律は法律として変わっても人はなかなか変わることができない。

 これは中国人だけが変われないという話ではない。

 近代的な法律が中国より早く整備されている日本でさえ、予め明確にしなければならないと法律に記されてることでも、曖昧なまままかり通していることがたくさんある。そのことを考えれば、人が変わることの難しさがよーく分かる。

 結局は日本人は最初の言葉、中国人は最後の言葉が大事なのであり法律ではコントロール仕切れない部分が言葉の文化にはあるということらしい。

頭痛の原因は鼻づまり?

 頭が痛くてどうしようもなく病院に行ってきた。

 昨日から風邪っぽさもあるので風邪薬も飲んでいるがどうも頭痛の原因は風邪ではなさそうだ。

 その証拠に熱が出ているわけではない。いろいろ調べていると副鼻腔炎という言葉にぶつかった。

 どうやら頭痛の原因はこの病気の可能性が高そうだ。

 素人見立ては危険だと承知しながらも、この病気の場合、症状によっては失明の危険云々とある。

 もしそうだったらこりゃ大変だということで、昨日の昼に名都城にあるパークウェイヘルスさんに行ってきた。

 日曜でも普通に日本語で対応してくれるのはありがたい。
 さてさてまず頭痛の原因として一番危険性が高い脳の原因を疑ってみたが、CTは設備がないのでとってないが簡易テストの見立ての範囲では脳には異常がなさそうだった。ははは、とりあえず良かった。(笑)

 でその他いろいろ検査をしてもらった結果、今回の診立てではまず慢性的な鼻炎、副鼻腔炎があり、普段から鼻呼吸が機能しておらず、そこへ体に負担をかけるような出来事があって、免疫力が低下したおかげで、鼻炎と副鼻腔炎を悪化させ、それが睡眠時の呼吸状態を悪化させ首筋の筋肉を硬直させ、結果的に頭痛を引き起こしたのではないかといわれた。

 うーん、なんと複合的かつ連鎖的な要因であろうか、頭痛の原因の大元は鼻づまりであったとは、、、。

  しかもそれがダイレクトに頭痛を引き起こしたのではなく、めぐりめぐっての頭痛だったとは人の体のメカニズムの凄さを感じてしまう。

 さらに診ていただいた医師に「5月の10日の週に何か生活上でバタバタしたことありませんでしたか?」と聞かれたが、まさに自宅と会社の引越しが立て続けにあった週である。
 占い師に人生を当てられたかのごとく、ぴたり見抜かれびっくりした。さすが医者である。

 そういえば、ここのところ相当長期に渡って鼻の調子は良くなかった。どうも嗅覚が落ちているような気もしたが、いちいち気にしてこなかった。
 食事をしてもあまり香りを感じることが少なくなっていたかもしれない。
 中国に来て香辛料の強い物の食べ過ぎで鼻が馬鹿になっていたか、単に鼻だけの原因か分からないが鼻が弱っていたのは確かのようである。

 今回、そういった体のそれぞれの要因について薬をもらって改善してみることになった。5日程度でとりあえず頭痛に繋がるような状態は改善できるであろうということである。

 鼻が改善すれば嗅覚も復活するようだが、一ヶ月前に比べ職場も自宅も全くの新環境になっているだけに、嗅覚が復活したときに、今の環境が実はどんな匂いがするのか楽しみでもあり怖くもある。

原文