パリの空の下<sous le ciel de Paris>

なんとなく都会生活に滅入ったような気分の時、このレイモンルフェーブルの曲は結構しっくり来る。  華やかな都会生活の裏通りに押し込めらた生活感あふれた耐乏生活。 出会いと別れが交錯し、人生の意味や愛の葛藤に悩まされ続ける日 Continue Reading →

大砲が鳴り響く曲 「序曲1812年」

 この春節の中国の爆竹や花火を聞いていて思い出したのがこの曲、チャイコフスキー作曲の「序曲1812年」である。  この曲、オペラなどの序曲とは違い、音楽会用序曲として単独作曲された曲である。  何故この曲を思い出したかと Continue Reading →

追悼:若杉弘さん

 指揮者の若杉弘さんがなくなった。まだ74歳とのこと。いまどきにしては少々早すぎる死がとっても悲しい。  振り返ってみれば自分のコンサート鑑賞歴の中で、一番多く生で聞いた指揮者であったように思う。  特段気に入っていたと Continue Reading →

一番幸せな時間を思い出す曲 ハイドンのトランペット協奏曲

 昨日、件のクラシックFMを聞いているときに不意に耳に飛び込んで、急に心を躍らされたのがこのハイドン作曲のトランペット協奏曲の第3楽章である。  ラジオの中ではよく流れているので、決してこのとき初めて聴いた曲ではないの Continue Reading →

盛り上がらない中国の年末

昨年も同じようなブログを書いた記憶があるが、中国の正月はあくまでも旧暦の春節であるため、この12月が押し迫った時期になってもあまり年末という気がしない。  日本だと、テレビの特番などで一年を振り返る番組が頻繁に流れ、企業 Continue Reading →

晩秋に聴きたい音楽「弦楽セレナーデ」(チャイコフスキー)

今朝、上海の街を歩いていて、曇り空と紅葉した銀杏などの樹々のコントラストに非常に感銘した。 恐らく、私は一年のうちでこの季節が一番好きである。日本ではこういった風景は11月の終わり頃であったような気がするが、上海では12 Continue Reading →