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雨水を過ぎると雪が積もらない

今月の18日に暦の上では二十四節季で言う「雨水」を迎えたというのを先ほどカレンダーを見ていて気が付いた。

 雨水というのは雪が雨に代わり氷が溶けはじめる時期だそうで、太陽の高度を基準に決められているそうだが、地上の状態が大体そのようになるようだ。

 そういえば今週の初めに上海で降った雪も18日の夜中に降り出して、19日に積もるかなと思いきや、シャーベット状にはなったが結局積もらなかった。

 まあ車の上の雪を払わずそのまま走っている車は沢山見かけたが、地面の上や葉の上に積もりかけた雪は全て溶けてしまった。

 たった10日ほど前の春節前に降った雪は数日ではあったが積もって残っていたのにである。

 まさに雨水を過ぎたら雪は雨になり、氷は水になる言葉そのままだった。

 太陽の高度から地上の熱が大体そのようになるのかも知れないが、こんなに典型的に季節が変わりゆくさまを見事に言い当てるなんて、昔の人は凄いなぁとしか言いようがない。

 とはいえ、これはちょうど上海近辺の気候に当てはまっているということなら他の北や南の地域には当てはまるまい。

 ただ上海に現在居る身としては今回二十四節季が上海の気候にここまで当てはまったなら、今後二十四節季の流れを気にした方がいいということになる。

 次は啓蟄で3月5日らしく、この日は虫が冬眠から覚めて這い出て来る日らしいから虫に警戒しないといけないということかもしれない。

 でもどうやって?(笑)

朝から北の国から

 今朝はまた上海に雪が降った。

しんしんと降る雪が窓の外に見える。

窓の下の車の屋根と常緑樹の葉には少しばかり積もっているが、地面はそれほど白くなってはいない。

 まあ冬景色であることには変わりなく、寒々しくもあり、ちょっと寂しさを感じる風景だ。

写真はイメージ

写真はイメージ

 こんな時には「北の国から」のアルバムを聞くと、すっと心が落ち着く。
 
 この曲を聞くと冷たい空気も寒そうな窓の外も、一瞬にして受け入れてしまう心の状態が生まれる。
 音楽一つで不思議なものだが、これがとてもしっくりくる。
 寒々しく静かな街の情景がとても心地よく感じられる。

 今朝はコーヒーがとてもよく香る気がする。

皆さんもぜひどうぞ!

上海の春節は雪か?

 あと一週間に迫った春節だが、出かける予定も大してないのに週間天気予報をみたところ、今日3日現在の予報ではなんと春節は雪の予報となっていた。

 まあ中国の天気予報の精度から言って、一週間後の天気がそうそうアテになるとも思わないのだが、改めて日本のYAHOOの天気予報を見てみるとやはり8日から9日にかけて雪マークが出ている。

 その先はまだ予報が出てないが、どうやら多少の時間的な前後はあるとしても、一週間後くらいに雪がやってくる状況は正しいらしい。

 「雪ですか・・・」

 もし、積もるような雪が降った場合に春節のあの賑やかな花火はどうなるんだろう?とそんなたわいもないことがまず気になった。

 上海に住んで6年を超え、あの花火の音を聞かかないと歳を越した気がしないようになった私にとって、静かな春節などありえない。

 どうしてくれるんだと言いたいが、こればっかりは天気の事なので文句を言うわけにもいかない。

 そういえば5年前の春節も、直前に大雪となって広州から列車に乗って何とかギリギリ上海に辿りついたのを思い出した。

 あの時の春節も大雪の直後の上海にいたがあの時はどうだったのか?たった5年前なのに思い出せない。

 まあ、今回雪が降るなら降るで仕方ない。

でも、

「新年は去年のように病気をせず過ごしたい、まずはそれが第一」

であるかなと、まずそこを心配しようと気持ちを改めた。

 春節のスタートから高熱でつまずいて、何度も体調を崩した一年をすごした私の願いである。


まだまだ上海③「当たらない中国の天気予報」

 ニュースや天気予報では昨日のクリスマスイブから今日にかけて雪の天気予報が出ていて、上海では「ホワイトクリスマス」の期待が高まっていたが、雪どころか雨も見えず全く空振りに終わった。

 確かに気温は下がり非常に冷え込んだが、ただ寒い天気と雪景色ではエライ違いで、少なくともクリスマスというこのタイミングに於いてその差は大きい。

上海は普通の晴れた冬の一日

上海は普通の晴れた冬の一日

 全く何の根拠を持って雪などという予報を出したのだろうか?
 どうも今回は気象予報官の期待値が含まれた予報だったような気がしてならない。

 そもそも一般人向けの天気予報なんぞ、もし外れたとしても彼らはほとんど責任を問われないので、演出でちょっとした手心を加えてもいいだろうと思っていたのかも知れない。

 或いはクリスマス商戦の活性化を目論む流通業界から袖の下があって、ちょっとこういう予報を出してくれないかという働きかけがあったとしても不思議ではない。

 日本人から見たらそんな馬鹿なと思うかも知れないが、ここは中国であり、広州アジア大会のプロデューサーが自分の娘を出演させるくらいだから、何があってもおかしくないのがこの国である。

 まあそんな冗談はともかく、中国に比べると日本の天気予報精度は非常に高いと感じざるを得ない。

 中国の都市でさえ国内の天気予報より、日本のYAHOOを見たほうがよほど正確だ。

 例を挙げると昨年夏の皆既日食の時、中国の予報で重慶は雲が多いと予想していたが、日本の予報は晴れと予報していた。
 実際にその日は見事晴れて日食が見えたという。
 それくらい日本の予報技術は高く、逆に中国の予報は当たらない。

 何が違うのか正確なところはわからないが、少なくとも日本の気象観測体制は驚くべき物があり、物凄い予算をかけて気象観測をやっていることは知られている。

 気象衛星に始まり、全国に散らばる気象台や観測所、1300箇所もある無人気象観測システムのアメダス、さらには海洋気象ブイやラジオゾンデなどあらゆる方向から観測が行われており、その膨大なデータの積み重ねがあの精度の高い気象予測をしている。さらには気象専門会社などもあり、桜の開花予想なども含めてかなり正確な予想を出している。

 もちろんその体制を以ってでさえ予報は時々外れるので、いかに気象予測が難しいということではあるが、中国の予報精度と比べればやはり差は大きいと感じる。

 中国の気象監視体制については現状を知らないので迂闊なことは言えないが、この広い国土で日本のアメダスのような密度で観測を行っているとは到底思い難いし、中国人の一般的な性格を考えても気象予報のような緻密なデータ分析と経験値の積み重ねが必要となる作業に向いている人が多いとは思えず、そんな面からも中国人の気象予報官による予報が、あまり精度が高くなさそうだというのは肌で実感する。

 まあその予報を受け止める市民もやはり中国人なので、天気予報などアバウトにしか捉えておらず、緻密な予報精度など求めていないのかも知れない。

 また報道の方法にも問題がある。先日の雪は「60年ぶりの大雪」という報道がされていたが、2年前に沿岸部から内陸部にかけて降った大雪の記憶が鮮明な自分にとっては「何が60年ぶりなものか」と思ったが、よくよく記事を見ると12月に降った雪として60年ぶりの大雪だったようである。

 事実として間違ってはいないのかも知れないが、やはり報道としてはちょっと大げさで、私の印象とはやはり一致しない。

 このような表現をオーバーにしたがる中国人の性格と、その他中国のあらゆる面でのアバウトさが重なって、昨日の「ホワイトクリスマス予報」が出たのかも知れない。

 まあロマンチックな気分に浸りたい気分は分からなくはないが、やはり天気予報は正確なのが一番だと思っている。 

今年もすごかった、春節の九江路の花火

今回も春節の花火はまたも、九江路に行った。なんと、もう4回目の春節花火体験である。
時が経つのは早いものである。

ビルの谷間の花火

ビルの谷間の花火

中国全国で花火が上がっており、私は結局中国に来て以来、この場所の花火しか体験していないので比較することは出来ないのだが、ここより凄い場所はそう多くはないだろうというくらい非常に激しい花火である。

ビルの谷間の花火

ビルの谷間の花火

今年は雪の降る中のホワイトハッピーニューイヤーになったが、今年も例年通りすごく、地対空砲火のごとく次々に打ち上げられる花火にはただ圧巻されるしかなっかった。
 ここまで続くとどうもこれを見ないと春節を迎えた気がしなくなっている。(笑)

狭い通りの花火

狭い通りの花火

それしてもこの花火のスポンサーとして花火を打ち上げている上海中福大酒店には頭が下がる。状況が続く限りこの花火を続けていってほしいものである。