Tag Archives: 温泉

スーパー銭湯「極楽湯」でのぼせる

 先週のことであるが、あまりにも寒い日が続くので、日系のスーパー銭湯の「極楽湯」さんへ行ってきた。
 実は職場からかの銭湯の最寄り駅までは地下鉄1本で行けるので、個人的には意外と使い勝手の良い位置関係にある。
 で、仕事の時間が終わると同時に職場を出て一目散に向かった。
 手続きを経て入場し、ロッカールームで服を脱ぎ、すぐにお風呂場へと向かった。
 何種類か泉質の浴槽があるのだが、それぞれ5分から10分ほど満遍なく浸かっただろうか?
 気が付くとトータル1時間くらい浴場に滞在しており、これは長くなってしまったなと、風呂からあがり浴衣に着替え、2階にあがった。

 少々身体がだるく、長く湯につかり過ぎたかなと思いつつ、当初の予定通り食事をとるべく、レストランに向かったのだがどうも、調子が悪いような気がしていた。

 入り口でメニューを開いてみたが、やはり食欲が湧いてこない。
 それどころか、少々気持ちが悪い。

 仕方なく、休憩室へ向かおうとした瞬間に頭がクラっと来た。

 卒倒こそしなかったが、あと一歩で気を失ったのでないかと思えるほど眩暈がして、そばにあったベンチに倒れかかるよう横になった。

 どうものぼせてしまったようである。
 一歩間違えれば周囲の人に心配をかけるほど大事になっていただろうに思う。

 幸いというか、その時は大して周りに人がおらず気にかけてくれる人もいなく、私がそのベンチに横になっていたことすら気にされなかったかもしれない。

 そしてそこからはもう、なかなかまともに立ち上がるのが怖くなり、気分が落ち着くまでその場で横になるしかなかった。
 数分ほど経過し、何とか立ち上がることは出来たが、まだ気分が悪いので、横になれる休憩スペースに異動して仰向けになって、安静にすることにした。
 横になっても目がぐるぐる回るというか、気分が悪く落ち着かない。
 まあ、その状態で実際にどの程度命に危険があるのかは分からなかったが、この症状の延長上に命が危険な状態があることを初めて実感したような気がする。
 単に入浴方法の問題なのか、自分の年齢的身体的衰えなのか分からないが、自分という存在は永遠ではないことを改めて実体験した。

 その後30分くらい横になり起き上がる元気はなんとか回復したが、さすがに食欲はわかず食事を摂らず退館することにした。
 冬の冷たい空気に触れたかったのである。
 
 そして表へ出たが、出た瞬間は心地よかったが、やはり冬の寒さは強烈ですぐに肌が冷やされてしまった。
 まあのぼせの恐怖感を感じた直後だったので、さすがにその時は温泉に戻りたいとは思わなかったが、今回は温泉も入り方に気を付けなければ身を亡ぼすことを知った年明けの教訓だった。

中国人にとっての静岡県の魅力

 昨晩、静岡県人会があり招かれて参加してきた。実はなんと地元のテレビ局が取材に来ていた。彼らはここ数日上海の観光地を取材していたのだという。

 一見すると通常の旅レポート番組のようだが、世間の状況を考えれば、低迷している静岡-上海間の航空路線のテコ入れのための番組制作に他ならないことは明白だ。

静岡のテレビ局の中継

静岡のテレビ局の中継

 先月6月4日に開港した富士山静岡空港だが、すでに国際線の低迷が報道されている。

 特に週4便が運行されるはずだった静岡-上海間は予約率の低さから運行キャンセルが相次ぎ搭乗率も40%に留まっている。このような状況が続けば、この路線を運航している中国東方航空は見切りの早い中国人の会社だけに、あっという間に減便の判断が出かねない。

 そんな状況を危惧した県やその他の機関から要請のあっての今回の取材であろう。

 県人会参加者も、上海の通常の県人会の会合の通例を上回る120人もの参加者がいた。

 私も含め必ずしも純粋な静岡県民だけではないにしろ、上海にこれだけの静岡関係者がおり、静岡と上海の思いのほか強い結びつきに驚かされる。まあ一見すると一航空路線が開設される状況もわからなくないようには見える。

 されど、逆に言うとたった120人なのである。

 もしこの参加者全員が飛行機に乗ったとしても、B737クラスの小型機がようやくいっぱいになる程度で、当然のことながら毎便にこの全員が乗るわけではない。ほとんどが、1年に1往復か2往復。多くても月に2回程度が限度でそんなに年中行き来するわけはない。

 もちろん今回上海の全静岡関係者が集まったわけではないが、日本の人口比から考えるとこの何十倍もの関係者がいるとは考えにくい。故に上海滞在の日本人だけでは到底航空需要を満たせず、当然のことながら、観光客へのアプローチが重要になる。

 テレビ取材のほうは、当然ながら日本人に伝える上海の魅力を取材に来たようだが、静岡県からは静岡の観光PR関係の機関の人たちが来ていて中国人に対して静岡の魅力をPRし観光客を誘致しようと必死のようであった。

 そこで、中国人にPRできる静岡の魅力は何であろうと考えてみた。(ようやく本題だ。)

 県の方々は「富士山」と「伊豆の踊り子」という二つのアイテムをTOPに据えて県の魅力をPRするつもりのようだが、私の見方は少々違う。

 富士山はともかく、「伊豆の踊り子」は少々中国人には理解しがたい素材のように思える。

 総じて日本の「踊り」や「舞」の文化は生活文化から生まれており、「舞」や「踊り」の形の意味する所は、日本の生活文化の中にいなければ理解しがたい部分が多い。

 確かに彼女たちの衣装の派手さや豪華さは分かりやすい面はあるが、逆にいうとそれ以上のものが外国人に伝わるとは考えにくい。
 故にわざわざそれだけを見に来るだけの魅力になるかどうかは疑問なのである。

 では踊りが駄目なら何が静岡として中国人にPRできるか?

 それはずばり「」だと思う。

 中国人全体を相手にするか、上海人をターゲットにするかで、その中身は多少違ってくるが、今回上海路線のテコ入れということで言うならば、上海人の胃袋を狙うことが重要である。

 そして彼らの口が好む静岡の名産といえば、私は焼津のマグロ浜名湖の鰻であるように思える。
 最近の上海の健康ブームで刺身を食べる上海人が急増し、上海人相手にマグロを提供している某日本料理店が成功し、上海で何店舗も出店しているという現実がある。

 また「鰻」は従来から上海人の食文化の中に存在し、日本で出されたとしても全く抵抗が無く、おいしい鰻であれば飛びつくはずである。さらにお茶も、香りと味が良いものであるなら魅力として惹きつける要因になろう。

 こうやって整理してみると、外国人用として新たに無理やり切り出した日本の魅力より、日本人が普段から静岡の魅力として観光に訪れている要素を、素直に表に出したほうが魅力として受け入れてもらいやすい気がする。この理屈で言えば温泉も然りである。

 先の「伊豆の踊り子」の例を考えると、確かに伊豆や静岡の象徴的な存在の一つであるが、彼女たちの存在は温泉地における余興としての副産物であって、我々が観光客として温泉に入りに伊豆へ行くことはあっても、少なくとも現代では「伊豆の踊り子」を見に伊豆へ行くことはないのでないか?

 そう考えると、月並みながら、静岡の魅力というのは「富士山」「食」「温泉」であるように思う。

 勝手な私見であるが、いかがであろうか?

 上海に住み、中国人の嗜好を理解しはじめた者の意見として是非ご参考にしていただけたら幸いに思う。

雲都温泉に行ってきました。

昨日の夜の話ですが、話題の雲都温泉に行ってきた。

 自宅に湯船が無いこともあり、最近お風呂に飢えててどうしても行きたくなってしまったので、意を決して行ってきた。行ったのは夜8時過ぎだったのだが、春節中ということもあってか、それほど混んでおらず快適に入れた。

 日本人もいることを意識してか、ここでは水着着用もありで、湯船の中に水着着用で入ることもOK。

 ジャグジーとかの設備もあり、普段の疲れが溜まりきっていた自分にとっては疲れを癒す非常に快適な空間であった。

 通常のお風呂のほかに、サウナ、スチームサウナなどもありそれぞれ試してみたが、久しぶりの体験であったので凄く気持ちが良かった。

 最近新装オープンされたようで、現在は一部のネットの書き込みにあるほど不潔な状態ではなく、店側も清潔さを保つのにかなり気を使っているようだった。

 で、奥に行くと男女共用の大きな温水プールがあり、なんと優雅にも熱帯の海底のBGVをバックに、サックスとバイオリンとピアノの生演奏が流れていた。

 音楽好きの私としてはうれしい限りだが、こんな湿気だらけの場所にピアノだのバイオリンだの持ち込んだら楽器が持たないだろうなとつまんない心配までしてしまう。

 この空間は当然のことながら、男女共用なので水着着用が必須である。カップルで遊びに来てもこの空間なら、一緒に過ごせるというわけだ。
 外には露天風呂もあったが、この日は寒かったので私は遠慮したが、気候がいい時期なら入ってみてもいいかもしれない。

 さてさて一通りの温泉浴を終えて今度は二階へ。
二階には休憩室とレストランがありマッサージなども受けられる。料金はすべてロッカー鍵の番号で最後に帰るときにまとめて支払う。このあたりは日本の健康ランドと全く同じ。レストランで軽食を、と思って入ったが、意外と本格的なメニューが並んでいて、しっかり食べられるようになっている。昼から一日過ごしても十分楽しめるような空間になっている感じだ。

 どうやら宿泊もできるようで、上海で週末にこんなところへ来てレジャーを楽しんでのんびりと過ごすというのも一興で面白いかもしれない。
 個人的にもこの空間は気に入ったので、マメに通ってみようかと思っている。