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星鰻はアナゴだった。。

 昨日は土用の丑の日なのでお昼に鰻を食べようかと考えたが、適当な友人が見つからず一人で食べに行くのもさびしいなと考えつつ何となくローソンに入ったら、偶然「鰻おにぎり」なるものを見つけた。

 おお!

うな重ではなくちょっと寂しいが、まあ今日はこれでいいやとお昼のお弁当の一部として買って帰った。

 ところがである。

食事をしながら、社内の中国人スタッフに今日は土用の丑の日といって、日本人は夏バテ予防に鰻を食べるのだが、今日はこれで済ましたんだと言ったら、日本語のわかるスタッフに、

「これはアナゴですね、星鰻っていのうはアナゴです」
と突っ込まれてしまった。

ええーー?

そう言えば、いわれてよくパッケージを見ると確かに星鰻と書いてある。
うーん、鰻の文字に釣られててっきり鰻だと信じ込んでいたが違うらしい。
これじゃ鰻の代わりにはならないなぁと思いつつ、結局そのおにぎりをぱくついた。

 そして、結局この日の鰻への挑戦はこれっきりだった。
 まあ要するに夏バテしなきゃいいんだろ、などと思いつつ土用の丑の日を終えた。

 まあひとつ勉強になったということである。そして来年はこの失敗を二度と繰り返すまいと心に誓った。(笑)

土用の丑の日 今日のランチ「うな重定食」キキス炭焼さん

今日は土用の丑の日、いわゆる日本で鰻を食べる日とされている日である。
この由来には諸所あるが、かの平賀源内が鰻屋に相談されて、丑の日に「う」のつく食べ物を食べると夏バテしないという伝承があることから、この日に売り出したらよかろうとアドバイスしたのが始まりといわれている。

まあそんな伝承はともかく、夏は何かと夏バテしやすいのでやはり鰻はいいかもしれない。
さて今回のお店は先々週くらいに食べたこのキキスさんの「うな重定食(35元)」である。

ただしこの値段は日替わりランチとして提供されている値段で通常はもっと高いと思われ、申し訳ないが調べるのを忘れてしまった。
このうな重定食は月曜の日替わりランチである。
日替わりランチのこの価格で鰻を食べられるのは、懐にもやさしくとってもありがたい。

うな丼定食

うな丼定食

さて注文して出てきたのが写真のうな重である。うな重といいながら、重箱ではなく丼ででてきてしまうところがまあ中国的愛嬌だが、まあこんな細かいことはよしとしよう。
で早速食べてみると、鰻の身にも程々の厚みがあり食べ応えがある。中国で出てくる鰻は恐らく台湾産なのではないかと思うがそう考えると日本の安い店で食べるのと大差ないことになるが、その割にはこの店の鰻は身が美味しく焼けている。錦糸卵もよくできている。欲を言えばもう少しタレが多めにかかってご飯に染みていてもよかったと思うがまあ、これは人それぞれだし、専門店ではないのでまあ仕方ない。

 毎日暑い日が続く上海だが、今日も仕事を頑張るために鰻を食べて精をつけてはいかがだろうか?

キキス炭焼さん
江蘇路458号 舜元弘基広場213室 
3250-5667
営業時間 ランチ11:00-14:00 夜17:00-24:00

中国人にとっての静岡県の魅力

 昨晩、静岡県人会があり招かれて参加してきた。実はなんと地元のテレビ局が取材に来ていた。彼らはここ数日上海の観光地を取材していたのだという。

 一見すると通常の旅レポート番組のようだが、世間の状況を考えれば、低迷している静岡-上海間の航空路線のテコ入れのための番組制作に他ならないことは明白だ。

静岡のテレビ局の中継

静岡のテレビ局の中継

 先月6月4日に開港した富士山静岡空港だが、すでに国際線の低迷が報道されている。

 特に週4便が運行されるはずだった静岡-上海間は予約率の低さから運行キャンセルが相次ぎ搭乗率も40%に留まっている。このような状況が続けば、この路線を運航している中国東方航空は見切りの早い中国人の会社だけに、あっという間に減便の判断が出かねない。

 そんな状況を危惧した県やその他の機関から要請のあっての今回の取材であろう。

 県人会参加者も、上海の通常の県人会の会合の通例を上回る120人もの参加者がいた。

 私も含め必ずしも純粋な静岡県民だけではないにしろ、上海にこれだけの静岡関係者がおり、静岡と上海の思いのほか強い結びつきに驚かされる。まあ一見すると一航空路線が開設される状況もわからなくないようには見える。

 されど、逆に言うとたった120人なのである。

 もしこの参加者全員が飛行機に乗ったとしても、B737クラスの小型機がようやくいっぱいになる程度で、当然のことながら毎便にこの全員が乗るわけではない。ほとんどが、1年に1往復か2往復。多くても月に2回程度が限度でそんなに年中行き来するわけはない。

 もちろん今回上海の全静岡関係者が集まったわけではないが、日本の人口比から考えるとこの何十倍もの関係者がいるとは考えにくい。故に上海滞在の日本人だけでは到底航空需要を満たせず、当然のことながら、観光客へのアプローチが重要になる。

 テレビ取材のほうは、当然ながら日本人に伝える上海の魅力を取材に来たようだが、静岡県からは静岡の観光PR関係の機関の人たちが来ていて中国人に対して静岡の魅力をPRし観光客を誘致しようと必死のようであった。

 そこで、中国人にPRできる静岡の魅力は何であろうと考えてみた。(ようやく本題だ。)

 県の方々は「富士山」と「伊豆の踊り子」という二つのアイテムをTOPに据えて県の魅力をPRするつもりのようだが、私の見方は少々違う。

 富士山はともかく、「伊豆の踊り子」は少々中国人には理解しがたい素材のように思える。

 総じて日本の「踊り」や「舞」の文化は生活文化から生まれており、「舞」や「踊り」の形の意味する所は、日本の生活文化の中にいなければ理解しがたい部分が多い。

 確かに彼女たちの衣装の派手さや豪華さは分かりやすい面はあるが、逆にいうとそれ以上のものが外国人に伝わるとは考えにくい。
 故にわざわざそれだけを見に来るだけの魅力になるかどうかは疑問なのである。

 では踊りが駄目なら何が静岡として中国人にPRできるか?

 それはずばり「」だと思う。

 中国人全体を相手にするか、上海人をターゲットにするかで、その中身は多少違ってくるが、今回上海路線のテコ入れということで言うならば、上海人の胃袋を狙うことが重要である。

 そして彼らの口が好む静岡の名産といえば、私は焼津のマグロ浜名湖の鰻であるように思える。
 最近の上海の健康ブームで刺身を食べる上海人が急増し、上海人相手にマグロを提供している某日本料理店が成功し、上海で何店舗も出店しているという現実がある。

 また「鰻」は従来から上海人の食文化の中に存在し、日本で出されたとしても全く抵抗が無く、おいしい鰻であれば飛びつくはずである。さらにお茶も、香りと味が良いものであるなら魅力として惹きつける要因になろう。

 こうやって整理してみると、外国人用として新たに無理やり切り出した日本の魅力より、日本人が普段から静岡の魅力として観光に訪れている要素を、素直に表に出したほうが魅力として受け入れてもらいやすい気がする。この理屈で言えば温泉も然りである。

 先の「伊豆の踊り子」の例を考えると、確かに伊豆や静岡の象徴的な存在の一つであるが、彼女たちの存在は温泉地における余興としての副産物であって、我々が観光客として温泉に入りに伊豆へ行くことはあっても、少なくとも現代では「伊豆の踊り子」を見に伊豆へ行くことはないのでないか?

 そう考えると、月並みながら、静岡の魅力というのは「富士山」「食」「温泉」であるように思う。

 勝手な私見であるが、いかがであろうか?

 上海に住み、中国人の嗜好を理解しはじめた者の意見として是非ご参考にしていただけたら幸いに思う。

今日のランチ いば昇さんで「上うな丼」

今日は本当は別の店で食事をとるつもりだったが、店の前について入り口をみると何やら張り紙が。。。
 なんと今日は夏休みとのこと。このまま帰るのもどうかと思い、以前から気になっていた「いば昇(いばしょう」さんの門をたたいてみる事にした。
 いば昇さんは最近開業したうなぎ専門店である。
 入ってみると店内はわりとこじんまりしていて、小あがり的なカウンターと店の真ん中から二階にあがった座敷があるようだった。
 さて私はカウンターに座ったのだがメニューをみてちょっとびっくり。
 「た、高い」ひつまぶし丼(小)78元、ミニ丼68元。。
 うなぎなので安くはないだろうとは考えていたが、ちょっと今日はこの予算は考えてなかったのでびっくりした。
 しかし、それだけ品質がよいのだろうと推測し、なんと大胆にも上うな丼118元を注文してしまった。
 ちょっと思い切りすぎたかなと後悔を感じつつも、最近体調が悪いのは体の抵抗力が落ちているためで栄養をとらないとと、自分に言い聞かせて、御膳が出てくるのを待った。

 どうやら注文を受けて一つ一つ炭火で丁寧に焼いているようである。およそ20分くらい待っただろうか?
 ようやく出てきた。予算オーバーしてるだけあってかなり真剣になる。

いば昇さんの上うな丼

いば昇さんの上うな丼

 蓋をあけて、思わずニンマリ。
「やったうなぎがたっぷり」(笑)
 そこらへんの料理屋のやせ細った鰻とはさすがに訳が違うようである。
 さてさて食べてみて、油が乗ってて味に厚みがある。タレがかかり過ぎていないのもうなぎ本来の味を殺さずちょうどいい。
 昔日本のスーパーで買った鰻は、非常に味が濃いたれがついていた。あれはあれである意味その下品さが美味しかったのだが、やはりタレの味が強すぎて鰻本来の味を殺してしまっていた気がする。その点この上うな丼はタレ加減が心地よく、すこぶる上品な味わいである。
 さらに湯葉のすまし汁も、しっかり鰻の味を引き立てる脇役に徹している。うーん、さすが専門店を名乗るだけあってそのバランスもなかなかうまい。
 これで値段がもう少し安ければもっと通えるのになぁ、と思うのは贅沢な悩みであろうか?

「いば昇」
長寧区虹梅路37171弄26号森晟世洋国際広場1階
021-5422-4871