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オリンピックの名曲①東京五輪「オリンピックマーチ」

日本で阪神タイガースのファンの共通言語となっている「六甲おろし」と、その永遠のライバルである読売ジャイアンツの応援歌「巨人軍の歌(闘魂こめて)」が、実は同じ古関 裕而(1909年- 1989年)であることはあまり知られていない。

中日ドラゴンズの歌」も彼が作曲したというから驚きで、普段お互いにライバル心むき出しで歌うお互いの曲の根っこが同じだと知ると、少々拍子抜けでもある。

 さらに早稲田大学応援歌「紺碧の空」と慶応大学応援歌「我ぞ覇者」のライバル同士も彼の作曲だというからなんという幅の広さであろう。

 このように日本のスポーツ関連のテーマ曲のヒットメーカーだった古関 裕而は、そのほかにも夏の高校野球のテーマ曲「栄冠は君に輝く」など、日本のスポーツ史、メディア中継史に欠かせない人物である。

戦中には戦時歌謡をたくさん作っていたようで、スポーツテーマ曲といい、戦う人間を鼓舞する曲の天才ともいえ、音楽界では和製スーザとも言われているという。

その古関 裕而が、五輪組織委員会に依頼されて作曲したのが「オリンピックマーチ」である。

 残念ながら私が生まれる前なのでリアルタイムでは体験していないのだが、戦後の暗いイメージからの脱却の象徴であった東京五輪の開会式で、この曲とともに各国の選手団を会場に迎えた瞬間は、日本国民が世界にようやく認められたという喜びの瞬間であったともいう。

 彼の音楽の特徴はスポーツの応援歌といえども、軍歌のように攻撃的ではなく、どちらかというと格調気品があり、選手をリスペクトし舞台を整えるという、音楽の役割としての脇役に徹したスタンスが感じられる。
 それによって選手は舞台の重みを感じ、自尊心をもって正々堂々と戦いたい気分になるのである。

 東京オリンピック終了後も、この「オリンピックマーチ」を含め古関裕而の曲は、全国の小中学校の運動会や式典で使われ、私を含めオリンピック後世代は「オリンピック」の冠を知らないまま、知らず知らずに彼の曲が耳になじんでいる。

 東京オリンピック世代のみならず、その後の世代に受け継がれている隠れた名曲であり、今後も大事にしていきたい曲である。

阪神ファンが集う店 新大谷

上海と大阪は気質が似ているといわれる。商売っ気が強く女の人が強い街!(笑)
そんなことの影響があるのかないのか分からないが、上海には大阪人やその周辺の関西人が多く住んでいるという。
その関西を結び付けている象徴の一つが阪神タイガースであり、日本全国に散らばった阪神ファンのためのご当地会「○○猛虎会」が存在しているといいい、
ここ上海にも例外なく「上海タイガースファンの会」が存在している。その溜り場の一つとなっているであろうという店の一つがこの新大谷である。
 日本料理屋としての魚介類や肉などの素材の質のよさはさることながらも、店内に飾られている数々の阪神グッズはこの店の色をそのまま表現している。
箸袋まで黄色と黒の虎縞模様であることには驚いた。虎党でこの店を訪れていない人は是非尋ねてみて欲しい。
 もちろん虎党専門のお店ということではなく、非常に気遣いの行き届いた普通の日本料理屋としても十分よい店である。

新大谷外観

新大谷外観


 

実は私は虎党ではなく、日ハムのファンであるのだが私が訪れたこの日は運悪く、交流戦で日ハムが阪神を札幌で破っていた日だったので、そのことは黙っていたが、決して虎党でなくても居心地の良いお店で、オーナーの対応は非常に丁寧だ。もちろん挑発的な発言をしたらどうなっていたか分からないが(笑)。
二階に個室もあり、30人程度は収容できるとの事で、関西系の大事なお客様のアテンドには是非このお店を利用してはいかがでしょうか?
ちなみにこのお店の名前、英語に訳すと某有名ホテル・ニューオータニになるが、あちらとは関係ないそうで、、、。

お店の情報
新大谷
延安西路 3016号
021-6401-8730

CS方式のお陰で面白過ぎる日本のプロ野球

中国にいるとTVの視聴契約でもしなければ見られない日本のプロ野球であるが、今年からセリーグが去年までのパリーグ同様にポストシーズンにクライマックスシリーズ(CS)というプレーオフを設けたお陰で非常にスリリングな最後まで面白い状況となっている。
 28日の試合結果で阪神が中日に勝ったため、中日のマジックが消滅し巨人にマジック2が点灯した。巨人が残り試合2、中日が残り試合5であることを考えるとつい最近まで3チームの三つ巴が続いていたペナントレースも巨人が圧倒的に優位に立ったと言えよう。
一時は逆転優勝かと言われていた阪神はここへ来ての8連敗で優勝の可能性がなくなり完全に脱落した、といつもの年ならここで阪神のシーズンは終わっているのだが今年はCSがあるため3位まで残っていれば日本シリーズの可能性があるので諦める必要はなくなった。

ただし!実はこの8連敗のお陰でその3位の座さえ危うくなって来ている。そう4位の横浜が馬群後方から差し馬のように3番手を伺っており自力浮上の可能性が残されているのだ。しかも横浜は現在4連勝中で勢いがあり28日から10日間で11試合、つまりダブルヘッダーを含む連続試合であるため、一度勢いがつくと怒涛の勢いで勝ち続けるかも知れない。
 29日以降の残り試合を見ると古田監督退任で勢いを失っているヤクルトと5試合、ターゲットの阪神と2試合、優勝が決まって気が抜けちゃうかも知れない巨人と1試合、やはり優勝を逃して意気消沈してるかもしれない中日と1試合、そして最下位に沈んでいる広島と1試合。虎党には申し訳ないが期待を十分期待を抱かせる日程だ。しかもそんな勢いで万が一CSに進めば日本シリーズまでそのまま進んでしまうかもしれない。そんな可能性を生んだ今年のCS導入である。 CSのお陰で最後まで楽しめる今年のプロ野球である。ああ日本がうらやましい。。