Monthly Archives: 2月 2015

ハリルホジッチさんと準メルクルさん。

 サッカーの日本代表の監督の後任人事が決まりそうな報道になってきた。
 ハリルホジッチさんというユーゴスラビア出身の方で、前回のW杯ブラジル大会で前評判の低かったアルジェリア代表をベスト16に導き、優勝したドイツを苦しめたチームの監督だった方である。
 正直言って私はそんなに詳しい経歴までは存じ上げなかったが、W杯の戦いは良い印象で、資料を見る限り次期監督としても遜色ないようである。
 そして、何よりも元日本代表監督のオシム監督と同郷で深い交友がある方らしく、それ故に日本とも全く無縁というわけではなく、就任に期待が持てる感じとなっている。
 そのオシムさんと言えば、私は非常に洞察が鋭く思慮深い方だという印象で、私の中では、亡くなった指揮者のチェリビダッケ氏とも共通するものを持っている存在となっている。
 何が共通する方と言えば、どちらも哲学的とも言える方で、発する言葉一つ一つに含蓄があり引き込まれる印象なのである。
 そしてそのチェリビダッケ氏に師事したのが現在日本のN響などで活躍する準メルクルさんという指揮者であり、私は生での演奏は数えるほどしか接した記憶が無いが、師匠のチェリビダッケ氏同様に中身の詰まった演奏ながらクレバーにクリアに音楽を聴かせてくれるので、現代の非常にお気にいりの指揮者の1人となっている。
 この準メルクル氏は日本とドイツのハーフで、師匠のチェリビダッケ氏はどっぷりとした体格であるが彼はやせ形の指揮者であり、実はその対比関係が、私の中で今回のオシム氏とやせ形のハリルホジッチ氏との関係にも投影される印象となっている。

 まあ正確に言えばハリルホジッチ氏はオシム氏の弟子ではないのかも知れないが、哲学的な思慮深い先輩を持った後輩世代として、準メルクル氏同様に日本に長く活躍の場が生まれることを深く期待したいという気がするのである。

パソコンに爆弾が潜んでいた!

 先日のイメージデータの復元をした後、Myパソコンの更なる回復を目指して、念入りなチェックを行なう事にした。
 普段はウィルススキャンは時間がかかるため、簡易なチェックしかやって来なかったのだが、今回の深刻な事態を受けてじっくりと状態をチェックしようと思ったのである。
 で、私の使っているウィルスソフトは無料のAVASTなのだが、その機能の中で「ブートタイムスキャン」というものを初めて使ってみることにした。

 ブートタイムスキャンとはOSが起動する前にハードディスクのファイルを検査してくれる機能で、OSが起動してしまうと隠れてしまう部分にまでチェックをしてくれる。
 
 で、早速一昨日にチェックをしたところ、何とまあ不具合箇所が出るわ出るわのオンパレードで、不正ファイルが20以上も見つかった。

 処理中に画面上に不正ファイルの種類が表示されるので、気になってどんなウィルスが入りこんでいるのかを携帯で調べてみたところ、なんとパソコンに爆弾が潜んでいることがわかったのである。

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 ウィキペディアによると、その爆弾は「Decompression Bomb」というタイプの不正ファイルで、日本語では「高圧縮ファイル爆弾」と呼ばれ、要するに何層もの構造をもった圧縮ファイルらしく、それを開くと次々に解凍膨張して、仕舞いにはパソコンで扱えない程の巨大なデータとなり、システムをマヒさせてしまうという物らしい。
 そのある例ではファイルが9層の圧縮ファイル構造になっており、一層開く度に100倍のデータになるため、全部開くと1エクサバイト(1ギガの1億倍)まで膨張し、当然マシンはクラッシュするとのことのようだ。
 まあこのファイル自体は感染性は無いようだが、マシンをクラッシュさせてウィルス対策ソフトをマヒさせ、他のウィルスファイルが侵入しやすくするのが目的とのこと。
 つまり、この爆弾ファイルが何らかのルートで私のパソコンの中に入り込んでいたようであり、その後の状態悪化もこれらの爆弾が発端だったようである。

 で、延々12時間以上かけてブートタイムスキャンが終わって、これらのファイルを取り除いた結果、昨日からだいぶ安定した運用になっている気がする。
 とはいえ、まだたまにクラッシュは残っていて100%の回復とは言えない様であり、WindowsUpdateも完遂できないので、まだ暫くは完全復旧への道が続きそうである。

よやくインターネットへの接続が復活

 春節前の今月初めから続いていたパソコンの不調がこの春節とタイミングを同じくしてピークを迎えていた。
 ブラウザから音が出なくなるわ、ワードやエクセルで日本語は打てなくなるわ、この休みと同じくしてどんどんと悪化の一途を辿っていたのである。

 ワードパッドはまだ日本語が打てる状態だったので、最低限の通信は可能だったが、SKYPEのログインさえままならなくなり、新しいアカウントを追加したりするような対応で凌いでいた。
 当然、この間ブログの更新も止めざるを得なくなり、文章を書いてはクラッシュで消滅するような状態で、仕舞いには文章を書くのも嫌になった状態だったのである。
 で、昨日の朝の段階では実はインターネットにさえ繋げないような状態までパソコンの状態が悪化していた。
 こりゃ再インストールや買い替えも免れないかなと思っていたが、昨日意を決してバックアップイメージの復元を試みたところ、見事2月1日のまだマシな状態まで復活させることができ、なんとかインターネットの通信も復活したような状態になったのである。

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 やはり物理的な障害というより、プログラム的問題だったようである。
 SKYPEのログインも可能になったし、ワードでの日本語打ちも可能になった。

 で、同じ過ちを繰り返すまいと、この間にインストールしたいろいろな対策ソフトなどを検証したところ、良かれと思って入れた「Advanced SystemCare Ultimate 8」というソフトが悪影響を与えたのではないかという結論に達した。
 このソフトが、必要なデータまでどんどん破壊していったのではないかという推測であり、ネット上でもあまり良くない評判となっている。
 もちろん、このソフト自体は悪意はないと思うが、どうも動きが粗く、今の私のパソコンには毒だったようである。
 このソフトが、一部壊れたファイルをゴミと見なしてどんどん削除した結果、パソコンのシステムの崩壊に繋がったという推測である。
 平時には有効なソフトなのかもしれないが、中国系のソフトであるらしくちょっと人には進められないというのが私の印象である。
 で、このソフト無しでWindwsの修正プログラムなどをインストールしつつ完全回復を目指しているのが今の状態であり、幸いながら以前のような悪化は見られない。

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 まあ、まだ時々クラッシュする状態はあり、WindwsUpdateの修正プログラムがなかなか全部インストールできないので、今後完全回復できるかどうかは微妙である。
 ただ、買い替えるにしてもそれまでの繋ぎとしては何とか十分なくらいまで回復してくれたという印象になった。
 何しろ中国でパソコンが1台もない状態だと、ほぼ情報網から孤立してしまうという気分であり、スマホはあるがどうも心もとなく助かったという印象である。

 ところでスマホと言えば、実は今回普段使っている以外の塩漬け状態だったスマホもほぼ時を同じくして機能停止状態となった。
 やはり「Advanced SystemCare」と同じメーカーのモバイル用のソフトを最近いれたのだが、こちらは突然動きを停止しウンともスンと言わなくなったのである。

 原因がこのソフトかどうかは分からないが、パソコンの例を考えると原因としての疑いが濃厚の状況である。

 このスマホは普段使っていなかったので日常生活には影響ないが、パソコンのフォロー用として期待していた矢先だったので、ちょっとショックも大きく、同時に使えなくなった時点ではさすがにかなり焦りまくりの状況だった。
 幸いにもパソコンが復活してくれたので情報孤立しないで済んだが、パソコンがないと何もできない自分に改めて気づく今回の出来事であった。

上海の道路の中央分離柵

中央分離柵で渋滞が緩和しつつある上海

 最近、上海市内で中央分離帯や分離柵を設置している幹線道路が増えてきている。
 まあ、日本人にとってはごく当たり前の風景といえば当たり前の風景だが、ちょっと以前までは、上海でも当たり前の風景ではなかったのが、この中央の分離柵である。
  何故この分離柵が最近設置されたのかといえば、朝晩のラッシュ時にセンターラインを越えて、対向車線を走る車やバス(!)が絶えなかったからであり、非常に危ない状態だった。
 或いは対向車線をすり抜けた車両が再び交差点手前で合流するために、混雑に拍車がかかるような状況が上海市内の各地にみられたのである。
 そして恐らくその状況を改善しようと設置されたのが、この中央分離柵となっている。

上海の道路の中央分離柵

上海の道路の中央分離柵

 この中央分離柵設置後は当たり前の話だが、対向車線にはみ出す車もなくなり、車の通行が比較的安全になった。
 と同時に、流れが整流されたおかげで車の渋滞状況も幾分か緩和された印象となっている。
 具体的な計測データなどはないのだが、分離柵が設置された箇所の朝の通過時間は以前より短縮された印象で、それほどイライラすることなくスムーズに通過できるようになった。
 割り込みや無理な車線変更によるタイムロスがだいぶ減って、全体の通過台数が増えたのであろう。
 要するに、これまでの上海の混雑というのは車両の多さにも問題があったというより、運転マナーの低さに起因するものが多かったということになるのではないか?
 朝晩の通勤車両が多くなるのは仕方ないにしろ、運転マナーがよくなり流れが整えられれば渋滞も減るといういい見本のようなこの状況である。
 実は同じことは道路だけでなく、地下鉄の乗り降りや階段の上り下りにも言えるわけであり、車両には降りる人を待ってから乗るとか、ホームの階段も反対側の人の流れとぶつからないように上り下りすれば、スムーズに人が流れるのである。
 こういったことにようやく上海の行政当局や交通管理者が気付き始めたのか、少しずつ流れを整理しようとしている兆しはあちこちに見える。
 しかしながら、まだ不徹底なところもたくさんあり、人民広場駅の朝の人の流れなどはもう少し制限してもよいのではないかという気もしており、そういった変化を観察しつつ日々上海の街の中を動く毎日である。
 

茨城空港へのスカイマーク民事再生申請の影響

 先月末の1月28日に日本の航空会社スカイマークが民事再生法を申請し、事実上の破たんとなったことが発表された。
 まあスカイマークそのものについての話は、報道されている通りだが、気になるのはスカイマーク以外の国内線の航空会社が乗り入れていない茨城空港への影響である。
 

 で、茨城空港の様子をチェックしてみると、どうやら全く無傷とは言えないもののの、スカイマークが運行を継続していることもあり、今のところ影響は最小限で済んでいる様子である。
 今回の民事再生申請を受け、茨城空港では札幌、福岡、米子への便が1往復ずつ運休となったが、札幌便はまだ1往復残り、福岡便も残った。
 さらに神戸便や那覇便も残っている状態で、元々開港当初から国内線の就航すら危ぶまれていたこの茨城空港にとっては、これだけの路線が維持されるのであれば影響は限定的で済んだと言える。
 もっともスカイマークが民事再生申請をしたという事は、今後も再生計画に従って路線が統廃合されるようなことも考えられ、安穏としていられるわけではない。
 また空港使用料が未納だという報道もあり、茨城空港について具体的に払われているかどうかの情報はないが、未納であれば空港運営にも支障が出る可能性はある。
 しかしながら春秋航空が昨年末に上海―茨城便を週末に増便したほか、日本中国ともニュースにはなっていないようだが、この2月と3月に中国南方航空(CZ)が黒龍江省ハルビンからのチャーター便を8往復運航しているとのことで空港そのものへの需要は今でも意外と高い状態である。
 それゆえに、今後の開拓次第では今後の道筋はもっと開ける可能性は残していて、国内線もスカイマーク依存からの脱却も見えてくるのではないかという気がしている。
 取りあえず、現状ではスカイマークが残った状態というのは茨城空港にとっては有り難い話であり、お客がまだいるうちに再び次のステップの需要開拓に頑張ってほしいという気がする。