中央分離柵で渋滞が緩和しつつある上海

 最近、上海市内で中央分離帯や分離柵を設置している幹線道路が増えてきている。
 まあ、日本人にとってはごく当たり前の風景といえば当たり前の風景だが、ちょっと以前までは、上海でも当たり前の風景ではなかったのが、この中央の分離柵である。
  何故この分離柵が最近設置されたのかといえば、朝晩のラッシュ時にセンターラインを越えて、対向車線を走る車やバス(!)が絶えなかったからであり、非常に危ない状態だった。
 或いは対向車線をすり抜けた車両が再び交差点手前で合流するために、混雑に拍車がかかるような状況が上海市内の各地にみられたのである。
 そして恐らくその状況を改善しようと設置されたのが、この中央分離柵となっている。

上海の道路の中央分離柵

上海の道路の中央分離柵

 この中央分離柵設置後は当たり前の話だが、対向車線にはみ出す車もなくなり、車の通行が比較的安全になった。
 と同時に、流れが整流されたおかげで車の渋滞状況も幾分か緩和された印象となっている。
 具体的な計測データなどはないのだが、分離柵が設置された箇所の朝の通過時間は以前より短縮された印象で、それほどイライラすることなくスムーズに通過できるようになった。
 割り込みや無理な車線変更によるタイムロスがだいぶ減って、全体の通過台数が増えたのであろう。
 要するに、これまでの上海の混雑というのは車両の多さにも問題があったというより、運転マナーの低さに起因するものが多かったということになるのではないか?
 朝晩の通勤車両が多くなるのは仕方ないにしろ、運転マナーがよくなり流れが整えられれば渋滞も減るといういい見本のようなこの状況である。
 実は同じことは道路だけでなく、地下鉄の乗り降りや階段の上り下りにも言えるわけであり、車両には降りる人を待ってから乗るとか、ホームの階段も反対側の人の流れとぶつからないように上り下りすれば、スムーズに人が流れるのである。
 こういったことにようやく上海の行政当局や交通管理者が気付き始めたのか、少しずつ流れを整理しようとしている兆しはあちこちに見える。
 しかしながら、まだ不徹底なところもたくさんあり、人民広場駅の朝の人の流れなどはもう少し制限してもよいのではないかという気もしており、そういった変化を観察しつつ日々上海の街の中を動く毎日である。
 





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