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組織に恋々としない姿勢

 件の清武の乱と呼ばれる巨人球団を巡る報道で、昨日清武さん側からのコメントの記事が出ていたが、議論の中身はともかく組織に恋々としない姿勢は素晴らしいなという気がした。

 彼は元いた組織へリスペクトも残しつつ、きちんと過去は過去と割り切った立場で言葉を発している。

 まあ解任された時点の経緯を考えれば当然の姿勢ではあるが、そうはいっても世の中には、組織を離れると言ったはずなのに完全に袂を分かつことが出来ず、組織を離れた後もその組織のネームヴァリューによりかかったり、組織に恋々とした態度を見せる人も少なくないのは事実である。

 かと思えば、組織を離れた後に、都合の悪い時は「私は辞めたからもう関係ない」といいながら、別の場所では「元○○です」と過去の肩書をちらつかせ二枚舌を都合良く使い分ける不届きモノも時々見かける。

 まあ組織を離れた経緯がどうであろうと、離れたなら恋々とせず潔く距離を置いて進むのが袂を分けた相手への最低限の礼儀であるはずなのにそれが出来ないというかわからないのである。

 こういう組織を離れたはず人間の「俺は外から貢献している」という勝手な思い込みに基づく恋々とした中途半端な態度・行動は、実は残った人間にとっては迷惑な場合が多い。

 その意味で読売新聞に一貫して身を置いてきた清武さんが、解任後恋々としない態度で巨人球団と相対せるのは凄いことだなと思ってしまう。

肩書きをつけた講演士

最近、セミナーなどでよく講演する人の肩書きに疑問を感じることがある。

○○博士、○○士、○○専門家etc,,,

しかし、特別な賞などの受賞記念講演等の場合を除き、頻繁にこれらの講演活動を行っている方の肩書きは実は講演業・講演士が正しいのではないかと感じるときがある。

 つまり、○○博士というのは例え嘘ではないにしろ、本業として成り立っていない、つまり彼らにとってその肩書きは実はライフスタイルにおいての本業ではなく、講演やセミナーでお金を稼ぐための看板道具ではないのかと感じるのだ。

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 我々の普通の感覚からすれば、本来本業に集中していれば講演活動など忙しくて滅多に出来ないと思われるのに、かなり頻繁に講演活動を行っている○○博士はかなり多い。

 結局彼らの本業は○○博士ではなく講演士なのだ。
 そういうタレントでもないのに露出の多すぎる人は、彼らの本業の面で活躍をもう一度見直したほうがいい。

 そういった講演活動が忙しい人は、本来のその肩書きの職業に集中できていないはずだ。

 そういった肩書きを商売道具にした講演士が最近世の中にはびこっている。

 そのような彼らをありがたがり、ヨイショすることまた愚かなること然りである。

 大きな肩書きをもとにセミナーで語る人、実はそれらの肩書きは単なる仮面かもしれないことを忘れないでおきたい。

原文

名刺10万枚、訪問3万軒のすごさ

 今回の選挙で小池百合子元防衛庁長官を破って当選した江端貴子さんの選挙活動について記事を読んでみた。

 元東大准教授でマサチューセッツ工科大学のMBAを取得したというものすごいキャリアウーマンだが、1年7ヶ月前に民主党の公認候補になってからの選挙活動はひたすら地味ともいえるあいさつ回り戦術であったという。

 その訪問先数は延べ3万軒近くにのぼり、配った名刺の枚数は10万枚以上だという。

 1年7ヶ月というのは日数に換算すると約580日ほどだが、その期間に10万枚の名刺を配るというのは尋常なことではない。

 1日あたり200枚ほどの名刺をコンスタントに配らなければ到達できない数字である。

 私も営業であるので夜の会合や営業先で小まめに名刺を配っているが、1ヶ月に200枚ほどがやっとであり、1年半ほどで恐らく4000枚弱を配った計算になるが、彼女は私の30倍、つまり私の1か月分の枚数を1日で配っていたことになる。

 一日10時間の活動とすれば、1時間あたり20枚の計算になり、3分に1回名刺交換したことになる。
 もちろんティッシュ配りのようにただ配ればよいわけではなく自分を覚えてもらえるように配るのだから、一人ひとりに丁寧な対応を要求される。

 普段自分が名刺交換という行為をしていて、一日200人の初めて会った人と挨拶をして名刺を交換するという行為が、どれだけ疲れるか想像できるだけに、これを1年半以上も続けた彼女の馬力にはほとほと感心する。

 私はこの選挙区の地元ではないので彼女が地元で従前にどの程度の知名度が有ったかは知らないが、政治家としてはほぼ無名に近かったはずであり、その彼女が知名度として全国区である小池議員を破ったというのは、こういった地味な選挙活動の力が非常に大きいと思う。

 彼女の得票数はちょうど配った名刺と同じ10万票余りで、単純に言えば配った名刺の数がそのまま票に生きたともいえる。

 確かに今回の選挙では「民主旋風」といわれる追い風が吹いたと言われているが、この江端さんに限らず当選した無名の新人議員さんのエピソード記事を読むと皆さん非常に地味な選挙活動を長期間にわたって行なっている話が伝わってくる。

 たとえ落下傘候補と呼ばれる地元に縁のない人でも、地道に挨拶周りを続け、地元の人脈を広げる活動を続けることによって、地元の人間に馴染まれ選挙に勝利できることが可能だというのが今回の結果であり、単にその場限りの旋風が民主党に勝利をもたらしたと考えるのはいささか浅はかであるような気がする。

 そう考えると解散時期をここまで先送りして選挙期間を後送りにしたこと自体が、結果的に野党側の候補にこれらの地道な選挙活動時間を与えることになってしまい、敗北の原因となったともいえる。

 まあ日本の選挙の結果はともかくとして、地道に顔を広め、つなぎ続けるという行動が、地縁を超えて信頼に繋がっていくということがわかり自分の上海での活動にも勇気を与えてくれた。

 私にとって上海という場所自体がもともと何の縁もない土地であり、完全なよそ者である。

 しかしながら、知り合った人との関係を一つずつ大事にしていくことによって中国人の友達も増えてきた。

 また日本人に対しても、元々それほど縁の深くない県の県人会でも、こまめに顔を出し顔を繋ぎ続けたことによって、一つの商売の芽に繋がりそうな関係も作れつつある。

 石の上にも3年という言葉があるが中国に来てもうすぐ丸3年になる。

 さすがに名刺10万枚を配るまでにはまだまだ相当時間がかかるかもしれないが、今後も地道に顔を広げ、それを繋げる活動を続け、それをいずれ何かの力に変えられる日が来るように頑張りたいと思う。

 

名刺交換だけで勝手にメルマガが来る。

最近、いろんな会合に参加しているおかげで、いろんな人と名刺交換をさせていただいている。
もちろん、仕事の縁をもとめて自分を知ってもらい、相手を知るための行為ではあるのだが、非常に気になることがある。
それは、名刺を交換した相手の会社から勝手にメルマガが届くようになったことである。
名刺交換の数日後にその会社から何の断りもなくメルマガ届くのである

 当然、自分は登録した覚えはない。

明らかに私が名刺を渡した相手が、勝手にアドレスを登録したに他ならない。
こういう行為は、営業手法として非常に非礼である。旅行会社などに多いのだがこういう会社からは二度と航空券を買う気にならない。
もし、メルマガを送りたいのなら、名刺交換の際に一言添えていただければ、快く「いいですよ」といえるのだが、無断で送りつけるのは個人情報の乱用というほかない。

 そういえば、基本的に業務関係の相手にしか渡していないはずの会社のアドレスにスパムメールが増えてきたのも気になる。しかも個人名付でである。
 そのメルマガの会社が流出元ではないのかも知れないが、こういったメルマガの送られ方をすると、その会社の個人情報に対する倫理観に疑いが沸き、アドレスリストの流出元ではないかと疑ってしまう。

 そうでなくても普段からスパムメールの処理には非常に苦労している。

 日系や日本人の良識を信じて名刺を渡しているのに、こういうことがあるようであれば、今後は旅行会社との名刺は遠慮しようかと考えている。

原文

名刺の広告効果

 最近、名刺のデザインをリニューアルし自分の会社の事業を名刺の裏に並べたら途端に忙しくなった。
 まあ忙しくなったのは名刺のせいではないと思うが、少なくとも日本人同士の単なる集まりのときに、いちいち自分の会社を説明せずとも良くなった。
 以前は名刺を渡しても「何をやっている会社ですか?」と聞かれてちょっと悲しかったものである。
 もちろん、正式にビジネスとして成立させるまで持っていくには、きちんと会社紹介の資料を持っていく必要があるのだが、その取っ掛かりのための「ミニ会社紹介」としての名刺の威力は絶大である。
 ただし、今回変えたのは主に裏面だけで、表面はまだ素直すぎるデザインのような感じで、まだまだインパクトが弱い気がしている。

 基本的に会社の中で名刺を大量に消費するのは私だけなので、デザインの変更に関してはかなりわがままがきき、従って次回の再印刷の前にさらなるインパクトを求めてデザインの変更をしようかと考えている。
 名刺も一つの広告としてとらえ、できれば会社の説明を一言も発しなくても会社のことを理解してもらえることが理想である。
 そんな名刺になんとか挑戦したい。