組織に恋々としない姿勢

 件の清武の乱と呼ばれる巨人球団を巡る報道で、昨日清武さん側からのコメントの記事が出ていたが、議論の中身はともかく組織に恋々としない姿勢は素晴らしいなという気がした。

 彼は元いた組織へリスペクトも残しつつ、きちんと過去は過去と割り切った立場で言葉を発している。

 まあ解任された時点の経緯を考えれば当然の姿勢ではあるが、そうはいっても世の中には、組織を離れると言ったはずなのに完全に袂を分かつことが出来ず、組織を離れた後もその組織のネームヴァリューによりかかったり、組織に恋々とした態度を見せる人も少なくないのは事実である。

 かと思えば、組織を離れた後に、都合の悪い時は「私は辞めたからもう関係ない」といいながら、別の場所では「元○○です」と過去の肩書をちらつかせ二枚舌を都合良く使い分ける不届きモノも時々見かける。

 まあ組織を離れた経緯がどうであろうと、離れたなら恋々とせず潔く距離を置いて進むのが袂を分けた相手への最低限の礼儀であるはずなのにそれが出来ないというかわからないのである。

 こういう組織を離れたはず人間の「俺は外から貢献している」という勝手な思い込みに基づく恋々とした中途半端な態度・行動は、実は残った人間にとっては迷惑な場合が多い。

 その意味で読売新聞に一貫して身を置いてきた清武さんが、解任後恋々としない態度で巨人球団と相対せるのは凄いことだなと思ってしまう。



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