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名刺の広告効果

 最近、名刺のデザインをリニューアルし自分の会社の事業を名刺の裏に並べたら途端に忙しくなった。
 まあ忙しくなったのは名刺のせいではないと思うが、少なくとも日本人同士の単なる集まりのときに、いちいち自分の会社を説明せずとも良くなった。
 以前は名刺を渡しても「何をやっている会社ですか?」と聞かれてちょっと悲しかったものである。
 もちろん、正式にビジネスとして成立させるまで持っていくには、きちんと会社紹介の資料を持っていく必要があるのだが、その取っ掛かりのための「ミニ会社紹介」としての名刺の威力は絶大である。
 ただし、今回変えたのは主に裏面だけで、表面はまだ素直すぎるデザインのような感じで、まだまだインパクトが弱い気がしている。

 基本的に会社の中で名刺を大量に消費するのは私だけなので、デザインの変更に関してはかなりわがままがきき、従って次回の再印刷の前にさらなるインパクトを求めてデザインの変更をしようかと考えている。
 名刺も一つの広告としてとらえ、できれば会社の説明を一言も発しなくても会社のことを理解してもらえることが理想である。
 そんな名刺になんとか挑戦したい。

日本人を世界で唯一特別扱いする中国人

経済の話ではなく名前の読み方の話である。

朝鮮がハングルを使いはじめた現在、中国語以外で唯一漢字を使っている言語が日本語である。
それ故日本人の名前も当然の事ながら漢字で表記である。

 ご存知の通り日本語の漢字には音読み訓読みなど一つの漢字にかなり多くの読み方が存在し、更に人名漢字では特殊な読み方をするケースも出てくる。

 ところがご存知の通り、中国の漢字は一部の例外を除いて原則として一文字につき一つの発音しか存在しない。

 すると、なまじっか漢字表記である日本人の名前は、中国では中国語発音で読まれてしまう

 当然といえば当然のような気もするが、日本を除いた世界の国はアルファベットなどの表音文字表記がほとんどであるため、その国の発音に基づいた当て字が人名表記として用いられる。
 従って多少の違和感はあるものの、原則として母国語の発音に近い状態で発音してもらえる。

 つまり現在の中国語の環境の中では全ての外国人の名前のうち、日本人の名前だけが母国語の発音で読んでもらえないのである。

 これはどう考えたらよいのであろうか?

 日本語にはカナという発音表記が存在しているので中国語の名前も以外にスムーズにうけいれられる。

 しかし中国語は前述のようにそういった発音の幅がない。

 もし日本人の名前を発音にあわせるとなると、元の日本語名とは全く違う漢字が当てられることになり、日本人が自分の名前を認識するのに一苦労することになるかもしれない。

 結局は日本語と中国語で漢字の発音が同じでない以上、日本人は中国語の中では発音か文字かどちらかを妥協しなくてはならない。
 今のところ日本人は、漢字の意味を大事にし発音で妥協しているようだ。

 これは世界でも珍しい特別な言語関係であるといえよう。

 日本人は中国人にとって特別な存在なのである。

同姓同名だらけの中国

中国は日本と違って、10大姓と呼ばれるよう苗字が少ない。しかも名前の側に使われる字も縁起の良い字、意味の格好いい字となるとそれほど選択肢は幅広くない。
 人口が13億人もいるのにこれほど名前の選択肢が少ないとどうなるか?
当然のごとく同姓同名の名前が多くなる。
 これはラジオで聞いた話だが例えば張威という名前は非常に多く、全国に29万人もいるらしい。またアテネオリンピックの110mハードルで金メダルをとった劉翔選手の名前にあやかってその後1万8千人の劉翔君が生まれたらしい。
 これだけ同姓同名が多いと悲劇も起こる。同姓同名の犯人と間違えられ誤認逮捕されたり、男子生徒が振り分けられた寄宿舎の部屋が同姓同名の女子生徒の部屋だったり、給料が同姓同名の同僚に振り込まれてしまったなんという笑えない話も聞く。
 お役所は一字の名前は避けるようにと呼びかけているようだが、苗字が圧倒的に限られている以上まだまだ混乱は続くであろう。