上海はガラケーでは生きていゆけない。

 最近の上海での生活はスマートフォンを中心に、全ての物事をコントロールして生活している。

 食事は出勤日の朝こそコンビニで仕入れるが、昼はワイマイ(出前)だし、週末は1日3食ともネットで注文している日もある。

 お店に行ったところで、店員を呼ばず、テーブルのQRコードを読み取って、スマホから注文し、そのまま清算だったりする。

 日常の買い物も朝食を除けば9割方ネットショッピングだし、コンサートへ行くにもネットでチケットを購入し、当日会場についてから発券端末に確認コードを入れたり、直接QRコードを呼び出して、スキャナーにかざしてチケットを発券したりする。
 今や公衆トイレのティッシュの自動販売機でさえ、電子マネーで支払う。

 移動手段についても、バスや地下鉄の支払いはスマホで直接かざしてゲートを通過することができる。
 タクシーも、呼び出しから支払いまで全てスマホで行う。
 会社へ行ってもビルの入館キーをスマホに登録してあるので、スマホを忘れると出勤できない。

 このように生活のほぼ全てがスマホから立脚しているのであり、こちらはもうこの生活に慣れてしまったので、何の驚きもないが、スマホの依存度を考えると恐ろしいことである。

 この依存度の高さによりピンチに陥ってしまったことが2~3度あった。

 一つは、今年の国慶節に旅行に行った際のことである。
 観光地から駅までの車をスマホで呼び出そうとしたところ、バッテリー切れを起こす直前の状態であり、電池で充電して溜まるのを待たなければなかった。

さらにようやく充電が終わって早速車を呼ぼうとしてのなかなか捕まらず、危うく立ち往生しそうになったことがあった。

 同様に、コンサート終演後の帰りに充電切れになって、充電パックを持っていない事に気が付いて慌てて充電パックを買ったこともあった。
 
 さらに、携帯電話自体を現在の機種に買い替えた時なのであるが、Wechatを新端末にインストールしない状態でSIMカードを差し替えてしまったので。Wechatで支払いが出来ず、食事も摂れない事に気が付き、慌ててSIMカードを旧端末に差し替えなおしたということもあった。(財布を持って歩いていなかった)

 ことほど左様にスマホや電子マネーに頼っていると、ガラケーではこの代替が出来ない事に気が付いた。

 まずガラケーではWechatをインストールできないだろうから電子マネーが使えず、ほとんどの行動が制限されてしまうだろう。
 つまり概ね現金決済で行動しなけなればならず、今の上海ではかなり不自由を強いられる。
 
例えば現金では駅のトイレで紙が買えないので非常に困るだろう。

トイレティッシュの自販機

トイレティッシュの自販機

 もちろんコンビニなど一般商店では現金が当然通用するが、どちらかというと嫌な顔をされてしまう。
 よって今時の上海生活では、日本のようにガラケーかスマホなどといった二択はあり得ず、スマホが無ければ生活がほとんど成り立たない寸前まで来ている。

 加えてこのコロナ禍である。

 自分の行動経歴を証明するのに、健康碼という安全を示すQRコードを示さないとコンサートホール博物館など公共施設には入れてもらえない。
 場合によってはオフィスビルでもこの提示を求められる場合がある。

 つまりこの健康碼を提示するためには、スマホが必要なことになり、スマホを持たざる者は容易に街中を歩けないのである。
 もちろんガラケーではこの機能は代替できない。

 日本だとスマホを持っていない者はどうするんだという議論が巻き起こりそうな感染防止対応だが、中国ではそこは文字通り有無を言わさず強制となっている。

 実際その心配がないほど少なくとも上海ではスマホが浸透しているのでこれが成り立つ。
よって、同じ携帯電話でも中国ではガラケーなどあり得ず、スマホ必須の社会生活となってしまっている。





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