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まるまる翻訳なレポート

 最近、中国の百度のサイトで、ある情報を調べていたらどこかで見たような情報にぶつかった。

 あれ、この情報どこかで見たことあるなぁ。

 思い出したのはある日本語情報の文章だった。

 気になってその日本語の情報を探して見て確認したら、やはり私が見つけた中国語の情報そっくりだったのである。
 もちろんネイティブな日本語なりに翻訳はしてあるが、文章構成や内容は機械で翻訳したかのごとく丸々翻訳してあり、そっくりだった。

 なんだ、これが情報ソースか、、、

 よくよく調べてみるとその日本語文書の筆者が書いた別の文章なども、中国語丸々翻訳の文章が多いということに気が付く。
 それらの文章は構成などが原文そっくりでほとんど構成に工夫がなく内容の裏付けを行なった雰囲気もないのだ。

 しかも中国語の原文で明らかにおかしいなと思われる表現もそのまま翻訳してある状態となっている。

 逆に明らかに本人のオリジナルだと思われる文章は文章構成の面でどうにも稚拙な文章になっていて同じ人間が書いたものとは思えない程、文章構成力に差がみられる。

 しかもボキャブラリーにもやや乏しく、言葉のチョイスが微妙に世間ズレしている印象も受け、それが文章アクセントとしてプラスに働く面もあるのかなと思いつつも、やはり日本の文化の中にいた時間が短かく本当の言葉のニュアンスが実は分かっていないんじゃないのかなという印象に映る。

写真はイメージ

写真はイメージ

 また、この人は翻訳による文章作成は得意だが自身では文章を組み立てられないような印象を受け、故に情報に変更があっても修正したり更新したりする能力に乏しいようである。

 つまり翻訳的変換はできても内容を把握する能力がないから修正の方法がわからないようである。

 故にその人が行う情報の改訂は文章の引用付加の形が多く、ほとんど本文修正には手をつけられない。

 結果古い情報が変更されずそのまま残り、全体として全くへんてこりんな矛盾したいびつな文章が出来上がる。

 文章の内容を把握できる能力があれば、普通はこうはならないだろうと思うほどにひどいし、文章を読み返して全体の流れを再確認している様子も見えない。

 よって一度作った文章は情報変更があったとしても修正せず、修正する場合は新たなひな型を探して作り直しをするのがこの人の常の作業となっているようだ。

 もちろん翻訳には母国語能力の高さが必要とされるが、ネイティブな文章を書けるようなのにこうまで翻訳専門な人も珍しい。

 そういえばこの筆者が書くブログには本人の専門分野とあまり関係ないような突飛な社会問題があちこちの話題から取り上げられるが、こんな文章傾向を見るとあれにもオリジナルの中国語記事などがあって単に翻訳しただけなのではないかと勘繰りたくなってしまう。

 引用を明らかにした上での文章ならば、ギリギリセーフなのかも知れないが、オリジナルの存在を伏せたまま翻訳文を自分の意見の如く書いているのだとしたら明らかにアウトであろう。

原文

「ほうれんそう」の基本

社会人の新人が会社に入ってまず教え込まれるのが、「ほう」「れん」「そう」の基本である。

「ほうれんそう」とは言うまでもなく「報告」「連絡」「相談」のことで、つまりまめに状況を報告せよとのことである。

 特に状況が悪いときほどこれを欠かしてはいけない。小さな変化であれ、堤防の一つの穴が堤防全体を壊してしまうこともあり早めに対処しなければ間に合わないかも知れないからである。

 つまり状況が悪いときは、何らかの手を打ってアクションを必要があり、故にその状況報告は早いほどいい。それは社員→会社だけでなく、会社→社員の方向でも同じことであり、必ずしも社員側にだけ要求されるものではない。

 会社側も不利な状況ほど社員に明確に開示しないと、いざというときに社員の協力を得られなくなるし場合によっては不信感を生む。

また客先に対しても同様のことが言え、待ち合わせ時間に遅れたり予定納期に間に合いそうも無いときずるずる報告もなく遅れてしまえば、あっという間に信頼を無くしてしまう。
 もちろん遅れないことが第一だが、事前に状況さえちゃんと報告できれば、客先にも対処のしようがあり、ドミノ倒し的な遅れの連鎖を防ぐことができるので、こちらの報告が相手の被害を最小限にくいとめることができる。

 故に自社の仕事の遅れの報告は確かに格好悪いが連絡はするべきなのである。

 こういった日本では当たり前の「ほうれんそう」の基本だが、ここ中国ではまだまだ時間観念がルーズのためあまりきちんと実行されない。

 それを強く感じるのは飛行機が遅れたときの空港係員の対応である。

 明らかにチェックイン時には遅れの状況が発生しているであろうにも係わらず、定刻表示され登場口について初めて飛行機の遅れを知り、そこで長時間待たされる。

 空港間あるいは航空会社内部の連絡がうまくいっていないのか、或いはその空港の案内がルーズなのか、或いは客が逃がさないための「意図的」なサボタージュなのかわからないが、毎度毎度同様の対応で腹が立つ。

 搭乗時に遅れの状況がわかれば、別の便に振り替えることができたかもしれないのに、搭乗口まで来てしまっていたのでは基本的にお手上げである。
 飛行機の遅れは日常茶飯事の出来事とはいえ、状況によっては泣きたくなる場合もあり、そんな時空港係員の対応ぶりには苛立ちを覚える。

 全てに通じる「ほうれんそう」、人の振り見てわが振り直せ、自分も初心に立ちかえって忘れないように気をつけたい。