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ピーチ航空で上海に戻れず、着陸できない?!その1(羽田編)

先日のピーチ航空の上海発便の初搭乗で日本に帰国した後、数日後に再びピーチ航空を利用して上海に戻る予定だった。
時間帯としてはやはり深夜発だったのだが、当然戻り便も安かったので往復で買っていたのである。

当日も早めに実家を出発したためやはり20時までに羽田空港についてしまった。

羽田空港国際線ターミナル内部

空港でインフォメーションボードを見ると、便数の多い羽田ではまだ深夜便は表示されていなし、どうやらピーチ航空は少なくとも羽田の国際線ターミナルには自社窓口を持っていないようだっため、チェックインカウンターさえその時点ではわからない状態だった。

そのため、情報を得られるまでひたすらその場で時間を過ごすことにしたのだが、幸い羽田空港の国際線ターミナルは近年のVISIT JAPANキャンペーンのおかげなのか来港客が退屈しないよう、展望ターミナルを初めとしてレストランや展示物などが充実していた。

TOKYO TOWN」の名で一種のミニテーマパークと化しており、それを見て歩くだけでもそこそこ時間は潰せる。

TOKYO TOWNの日本橋

レストランなどは流石に空港価格で安いとは言えなかったのだが、今回は
モノは試しと展望デッキそばの店でカレーを買い、屋外で空港の夜景を見ながら夕食と洒落込んだ。

羽田空港国際線ターミナルのカツカレー

飛び立つ飛行機を見ながらの食事は、なんとも乙である。

展望デッキからの羽田空港の夜景

展望デッキからの羽田空港の夜景

さて再び屋内に戻りインフォメーションボードに目をやると、カウンターAとあったが、実際に行ってみるとまだシンガポール航空が受付けを行っており、ピーチ航空の受付はまだ始まっておらず、ピーチ航空の受付開始には時間があるようである。

ではではということで、インターンネットにつないでノートPCを開くことにした。

今回ネット接続に関しては上海出発時にWIFIルーターをレンタルしてきたので、空港内を含め日本滞在中一切の心配はなかったのだが、バッテリー残量の不安はあったので電源のある場所を探した。

実はこれが結構難儀した。

出発フロアや到着フロアには充電カウンターが設置してあるにはあるのだが、数が少なくいずれも先客が大勢居り、なかなか割り込めない状況だった。

立ったままの充電で良ければ、1個や2個の電源口の空きはあったが、とてもノートPCを広げられるほどのスペースは無かった。

そこで、ターミナル内を上から下まで隈なく探検してみたところ、地上階に何とか隙間のある電源スタンドを発見した。

インフォメーションボードが見えないのでやや不安があるが、すぐそばにローソンもあり、飲み物などの調達も可能で、トイレもすぐそばで長時間時間をつぶすにはもってこいの場所である。

このどうもこの羽田空港はまだ海外からのモバイル利用者への対応が弱い印象で、長らく国内キャリア3社が市場を独占してきた弊害がここに表れているような気がする。

さてこの場所で2時間くらいを過ごし23時ころに出発階に戻ったところ、チェックインカウンターには既に長蛇の列ができていた。
実は、上海発の便で知り合いになった上海人母娘も同じ便で帰国することになっていたときいており、このチェックインカウンターのところで再会した。

カウンターの対応はさすが日本というか、上海に比べ丁寧だったのだが、その反面、手荷物と委託荷物の重量制限には厳しくそれぞれ重量計に乗せろと言われる。

この点は実家を出発する時点できちっと重量計測していたので私は心配なかったのだが、中国人搭乗客達は結構気軽にオーバーしているようで、超過料金を取られていたようだった。

余裕があるのか大らかなのかわからないが暢気なものである。

さてチェックインを済まし、出国手続きを終えて搭乗口へ向かう通路を進んでいくと、半分くらいの免税店は既に営業時間を終了しており、残るお店も閉店に向かう準備を始めていた。

国際空港として深夜発便も増えているのに、このあたりのサービス対応は若干弱いという気がする。

もっとも深夜便は運賃の安いLCCが多く、利用客層から考えると多くの売り上げが見込めないわけで、この対応は仕方ないかもしれない。
ただ、飲食店などはまだ少し開いており、ここで見つけた味噌ラーメンが非常に美味しそうで、先ほどカレーを食べたばかりにも拘わらず、締めの一杯ということで(笑)、800円と割高にかかわらずおいしくいただいた。

羽田空港国際線搭乗フロアの味噌ラーメン

さて搭乗口付近の座席に着いた時点で、まだ時間に余裕があったのでやはりノートPCを開いたが、ここでも電源不足の印象である。
幸いに早めに予定搭乗口に着いたので、今回は電源を使用することが出来た。

ところで、今回の羽田から出発において、私個人の心情の中で、過去とは違う不思議な感覚を感じていた。
過去の一時帰国の際の日本出発時には日本でリフレッシュ出来た心の軽さというか、さあ上海の街に戻るぞ!といった意気込みのようなものがあったのだが、今回はそれがなかったのである。

そのことについて、とても違和感を感じながらの搭乗待ちの時間を過ごしていた。

恐らくこの違和感は後から思うと、この後に起きる出来事を予感させていたのかもしれない感覚だったのである。

さて搭乗時間が来て機体に乗り込み、出発を待っているとCAの方が妙なアナウンスをした。

目的地、上海浦東国際空港は天候状況が悪く濃霧のため、着陸できない恐れがありますので予めご承知おきください

一瞬のことだったので、正確には聞き取れなかったが、おおよそこのように言っていたと思う。

これを聞いて

「んん?何?」
「上海に到着できない可能性があるとは、どういうことだ?その場合はどうなるんだ?」
と色んな不安が頭をよぎった。

まあ墜落とかでなければ事態はなるようにしかならないのであるが、やや不安を抱えながら機体は羽田空港を離陸した。
続く

マクドナルドにカレーが出来た

 上海のマクドナルドにカレーが登場したと聞いて、試さずにはいられなくなり、ついつい足を運んで食べてきた。

 ただどうやら、どの店でも置いてあるという訳でもないような雰囲気で、とりあえず時間帯としては17時から24時までの夜間限定メニューの様である。

 で、今回上海古北のカルフールにわざわざ立ち寄って挑戦してきたのが、下記のカツカレー(麦趣飯)である。

 ポスターの写真だと、かなり綺麗に皿に盛り付けされてあるように見えたが、実際出てきたのは、紙の弁当箱に入った料理で、どうもポスターに比べるとかなり落差があるように感じる。

 ここら辺は、以前にも体験したので驚く点でもないが、やはりイメージとは違いすぎる感は否めない。

 値段的にはコーラ付きセットで24元、単品だと22元となるが、値ごろ感で言えば程々というところであろうか?

 さてさてお味の方はと言えば、付け合せのキャベツがそこそこ健康を意識しているようだしまあまあの味である。

 メインのカツカレーも贅沢を言わなければそこそこの味であり、量的にもボリュームがそれなりにあった。
 なのでそれなりにおいしく、決してマズイという判定にはならないのだが、果たして
これを食べるためにマックへ来るだろうかと考えると、ちょっと難しいところである。

 カレーならカレー専門店があるし、そちらのほうがよほど美味しいだろう。

 確かに値段的優位性は多少あるかもしれないが、それが魅力というほど安くもない気がする。

 まあどこの国のマクドナルドもメニュー展開には苦労しているのかもしれないが、マクドナルドでカレーというのはやはり少し芸がない気がする。

 カレーだと中国というより、日本向け発想のローカライズという印象だが、中国の人にとってはどうなんだろうかと思われるこの選択である。

 もし中国用にローカライズをするなら、ポテトでなく揚げ餃子とか、堅焼きそばバーガー、ピータンバーガー、春雨などなどそんなのもありなんじゃないかと思ってしまう。
 ぜひぜひ次に期待したいものである。

ベストなカレールーの組合せ

 最近自炊が増えて、カレーを作る機会も増えた。
まあ日本国内のように、いつでも多様な選択肢のある買い物ができるわけではないので、日本に一時帰国した時にルーを買うようにしている。

 もちろん上海でも手に入らないこともないのだが、上海では輸入品のカレールーが1箱が30元近くと、日本の2~3倍の価格となってしまう。

 また廉価な現地版のルーも売っているが、味がどうも日本のものと違う気がして、さほど美味しさを感じない。

 まあ自分でルーを作るという選択肢もあるが、そこまで時間に余裕のある生活もしていないので現在は市販のルーに頼っている。

 そんな条件の中、いかに美味しいカレーを食べるかに苦心して毎回色んなルーの組合せの試行錯誤を試していった結果、今の時点でベストかなと思える組合せにたどり着いた。

 それがSB食品の「ゴールデンカレー辛口」とハウス食品の「こくまろ中辛」の組合せ。

こくまろカレー

こくまろカレー


ゴールデンカレー

ゴールデンカレー

ゴールデンカレーはスパイスが効いていてパンチのある辛さが特徴だが、単独だとどうも辛さが少し直線的で旨味の深みが弱く、うまく作らないと辛いだけで終わってしまう時もある。

 まあ値段も高めで単独で食べてもうまいことはうまいのだが、どうしても味に深みを求めたい私としては、あとちょっとプラスアルファが欲しい。

 一方で「こくまろ」は玉ねぎの旨味があって、大変まろやかなのだが、その分味が甘すぎるというか、パンチに欠ける気がする。

 食べていてまずいわけではないのだが、積極的に選択するほどの魅力を感じず、食欲を刺激するほどのカレーにはならない。

 子供向けにはあの味は無難でいいと思うが、ガッツリ食べたい大人にとってはちょっと物足らず、実は昨日も市内の某箇所で「こくまろ中辛」単独のカレーを食べる機会があったが、やはり甘すぎると印象だった。

 やはり私は、現時点ではこのゴールデンとこくまろの組合せが気に入っている。

 カレーには人それぞれ味の好みやこだわりがあると思うが、パンチがあって旨味があるカレールーの組合せは、このブレンドがベストかなぁとお勧めする次第です。

原文

久しぶりの料理挑戦

昨日、友人の家の引越しパーティに呼ばれていった。呼ばれていったというよりは手伝わされたのが正解なのだが、まあその友人の会社の若い女性が沢山集まってくるという釣り文句に見事釣られ手伝ってしまった。
 みんなでいろいろ持ち寄るというのが慣例らしいが、お腹にたまるものが集まってくるかは疑わしいので、結局メインの食事はホスト側で作ろうということで、カレーと豚汁を準備することになった。
 たかがカレーとはいえ。中国に来てからほとんど自炊らしいことをしてこなかった私にとっては久しぶりの料理である、日本にいたときは何年も自炊をしていたので、カレーぐらいは余裕であるはずなのだが、包丁を握るのでさえ中国に来てからは記憶がない。そのくらいの久しぶりの挑戦にちょっと緊張した。
 しかし材料の買出しの時点でから、意外とすんなりと昔の感覚を取り戻せつつあった。お客さんは全部で15人程度であるので、玉ねぎはこれくらいの量かな、とかスムーズに買い物が出来る。
 ちょいと苦労したのが肉選び。肉の質も売られ方も全く異なっているので、どれが一番適切か見極めるのに苦労したがデカ目のブロック肉を買うことにした。ただしこれがあとで苦労の元になるとは夢にも思わなかったのだが、、、

 さて、買出しを終えて下ごしらえの段階で、中国人のゲストたちが集まり始めたのだが、米を研ぐ姿を見て「米はそんなに力を入れて洗わなくてもいいんじゃないですか?」といってきたので、「米は洗うのでは研ぐんだよ」と教えてあげた。どうやら食の中国と呼ばれる中国人たちだが、米ひとつとっても随分安易に準備しているようだ。
 大振りの中華包丁も意外とすんなり使いこなせ、久しぶりの玉ねぎの涙などを体験しつつ、大量の野菜を自分でも驚くほどあっという間に裁いた。
ジャガイモの皮むき器は初めて使ったが、かなり薄く皮がむけるので便利である。でも細長く皮の薄い種類には向いているが、日本で売られている小さなでこぼこした形のものはやはりナイフが使いやすい
 順調に進んだようにみえた下ごしらえだが、肉を切る時点で壁にぶつかった。包丁が会わないのがなかなか肉が切れない。ぐにゃぐにゃしてなかなか切り刻めない。ブロック肉を買ってしまったことを後悔した。わざわざ肉包丁を買い求めるわけにもいかず、およそ30分以上かかって肉を何とか一口大まで切り刻んだ。力の入れすぎで腕が痛くなった。お肉屋さんの存在の有難さを改めて感じた。

 さて下ごしらえを終えて、まず肉を炒めた。15人前なるとかなりの分量である。これだけの量は自分で扱ったことがない。さらに野菜が入る。鍋が薄手のものだったので更に時間がかかる。しかしここで妥協してはカレーがおいしくならない。玉ねぎがあめ色になるまでひたすら炒める。15分くらいかかったか?ようやくいい色になったので水を入れた。4ℓのタンクをほぼ丸々使う。すごい量だ。ここからはあとはひたすら煮込む。
 カレーは基本的に煮込み料理だから、この煮込む時間が基本的な味を決めてしまう。調味料はもちろん市販のルーを使うのだが、それは最終的な表面上の味付けに過ぎないので、この煮込む作業がとっても大事だ。
1時間くらい煮込んだであろうか?薄手の鍋なので思いのほか時間がかかって、もっと煮込みたいところだったが、ゲストたちがお腹をすかし始めていることもあって、早めにルーを入れた。
 同時に作り始めた豚汁もいい出来具合である。豚汁は材料も作り方も結構カレーと重なるので同時に作るのはラクチンなのである。

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さあ、いよいよ出来上がって皆様に試食いただいた。ゲストのほとんどが中国人達とあって、口に合うか心配したのだが、「非常においしい」と評判は上々であった。日本人の友人もほめてくれた。
 もちろん味付けに関しては市販のルーや調味料を使ってるのであまり天狗にもなれないのだが、久しぶりの料理だったので取り合えずほっとした。
 もっとおいしいく作れる自信もあり、こうやって褒められてしまうと 次ももっと頑張ってみようかなと思うのだが、下ごしらえや買い物、材料管理の面倒くささを考えると自分のためだけに作るのはやはり面倒くさく、食べてくれる人を探すのがまず先決だなと思ってしまった久々の料理挑戦であった。

インド人が勧める上海一のインド料理店

先週、インド料理店に行ってきたばかりなのだが、先週一緒に行った友達の同僚にインド人がいるらしく、その同僚が言うには上海一うまいインド料理が上海動物園の近くにあるというのだ。
上海一と聞いていてもたってもいられなくなってしまったので、2週連続ではあるが再度インド料理に挑戦することにした。

 お店の場所は虹橋マリオットホテルのそばの剣河路を北に折れ、さらに平渓路という通りに入ったところにあった。もともと虹橋空港に近いこともあって、周囲は立派な門と入り口のある外国人の多い高級住宅街であり、この季節は派手なクリスマス用の電飾の飾りつけが目立つような環境である。

上海の日本人高級住宅街として有名なガーデンプラザもこの近くである。しかしこの平渓路という通りは、周囲の高級住宅街の環境からすぽっと抜け落ちてしまったようなドローカルな街並みであり、饅頭屋や蘭州ラーメンのようなお店が数多く並んでおり、こんなところに果たして「上海一」と呼ばれる、しかも「インド料理」店があるのかと疑いたくなる環境だ。

 しかし、この環境の中にあっては、ちょっと異色を放つインド料理店が確かにあった。

店内

店内

さてさて中に入ってみるとカウンターとフロアスペースにテーブルが並んでいる、BARスタイルのつくりだ。確かに店の看板にはBARと書いてあった気がする。テーブルの上にはナプキンとインド料理の店によくある銅製のコップが伏せて置かれている。

 でメニューを見るとカレーの種類は先週の店より多い。値段は先週の店より1~2割高い。店員からいきなりタンドリーチキンを薦められたので、薦められるままに注文してみた。今回頼んだカレーは羊肉とほうれん草のカレーと、北インド料理というチーズ鍋である。

羊肉とほうれん草のカレー

羊肉とほうれん草のカレー

ナンにもいくつか種類があるらしく、薦められるままにガーリックナンを注文し、ライスはタイ米とインド米があり、インド米のほうが2元高く20元だったが、インド料理だったのでインドライスを注文した。
 で、最初にタンドリーチキンが出てきた。このタンドリーチキン、確かに美味しいのだが少々辛い。あとからこれがちょっと失敗だったと気が付く。

タンドリーチキンの残骸

タンドリーチキンの残骸

なぜならば続いて出てきたカレーを食べようと思ったときに、舌が馬鹿になっていて、カレーそのものの風味を味わえないのだ。
しばらく食べ進んでいくうちに、辛味から舌が解放されていくにつれ、このカレーのルーのうまさに驚かされたからである。舌が馬鹿になっていなければ最初からこの味を感じ取れたのにというほど残念であった。

 日本やそこらへんの薄っぺらい味とは違って、スパイスと素材が深く交じり合って、とても味わい深い。ああ、これが上海一と言われる由縁だなと非常に納得した。
惜しむらくは繰り返しになるがタンドリーチキンの誘惑に負けて、このカレーのうまさを最初から味わえなかったことである。

北インド料理というチーズ鍋

北インド料理というチーズ鍋

 さて最後にデザートを注文した。インド式チーズケーキとでもいうべきもので、見かけはころころして白玉のような丸っこいデザートである。

デザートのアイス

デザートのアイス

まさにアジアとヨーロッパの中間に位置するような食感と味であり、心がすっとした締めの味わいである。
 このお店、パーティー用のデリバリーもやっているようで2km以内なら送料無料とのことである。一人当たりの予算目安は100~200元といったところ。

次回はタンドリーチキン無しでカレーのみで味わいたいなぁと思うが、ちょっと場所が遠いのと値段が高めなのが難点。割安なランチセットもあるようなので、今度はそのタイミングを見つけてこようと思う。
上海一のインド料理をみなさんも是非お試しください。

Delhi Zaika
上海市平渓路26号(剣河路)
(021)6261-0282
中国語は通じにくく英語のほうがよい