Tag Archives: スタイル

冬に便利な中国スタイルの水筒

 最近、中国式スタイルの水筒でお茶を飲むようになった。
中国に暮らしている人ならわかると思うが街頭で働いている清掃員の人たちなどが、ペットボトルと同じくらいの大きさの瓶にお茶を入れて飲んでいるアレである。

 私が買ったのはステンレスの魔法瓶タイプのもので、茶こしの網が中にあり直接飲めるスタイルのものである。

93402_2

 まあこの水筒の何が便利かと言って、保温性が実によく冬の夜に作業しながら飲むのにとても都合が良い。

 ペットボトルやマグカップだとすぐに冷めてしまう飲み物が、これは一度温かい飲み物をセットすればその晩はもう温め直す必要が無く、長い時間程好い温度で飲めるのである。

 お茶の葉を入れても良いし、インスタントコーヒーなどでも差支えない。

 私はこの水筒のおかげで最近中国茶を日常的に飲む習慣が出来てしまった。

 日本だとお行儀が悪く敬遠されそうな水筒からの直飲みであるが、中国ではよく見かけるスタイルであり、一人一本の習慣が確立しているから直飲みも恥ずかしくもなく、故に私もすこぶる重宝している。

 まあ惜しむらくは私の買った水筒は少々安物であったため、保温性は悪くないのだが蓋をしても逆さにすると中身が漏れてきてしまうことだ。

 故に外出時の携帯には使えず、買ったばかりの頃に持ち出してリュック鞄の中がびしょびしょになった苦い経験がある。

 携帯用は次回アマゾンでしっかりした奴を買おうとは思うが、まあ室内で使っているうちは便利な水筒である。


中国ダンス界にブームを起していたワカワカ

 先日、某DVD店の店頭で聞き覚えのある歌声を耳にして、ふと店内を覗いてみるとあのシャキーラさんが歌っていたミュージックビデオだった。
 シャキーラさんと言うのはサッカーのW杯2010年南アフリカ大会の時に公式ソングを歌っていたあの人で、私もあのWAKAWAKA(ワカワカ)という曲を気に入ってこの人の名前を覚えた。

 当時、サッカーのゲームの盛り上がりとともにあの曲が何度も耳に入り、ワクワクしてゲーム観戦をしていたのを思い出し、久しぶりに聴きたくなってネット上でミュージックビデオを探して見ることにした。

 そして中国の百度(バイドゥ)で検索してみるとシャキーラさんのオリジナル映像以外に、驚いたことに、一般人が踊るシーンを収めたビデオが多数投稿されているのを見つけた。
 街中のダンススタジオからダンス学校、或いは一般学校の学園祭までアリとあらゆる場所でこの曲のダンスが行われており、中国のダンス好きの人々に広く流行したようだ。

 この状況を知らなかった私は非常に驚いた。

 確かに、あの曲はリズムが良く人をワクワクさせる魅力がある。

 それにシャキーラさんにはちょっと失礼だが、彼女がどちらかというと肉付きのいいスタイルを持つダンサーで、それほどスマートではないのにダンス姿がとっても格好がいいというのが一般受けした理由なのではないかと思う。

 もちろん、中国人たちがあの曲ばかりを踊っているわけではないだろうが、すっかり定番として浸透したのは確かのようである。
 おまけにパンダの着ぐるみの連中を着て踊っている連中のビデオを見つけてしまった、いかにこの曲が浸透したかの証拠でもある。

 ところで、この曲が日本のダンス界で流行っているという話を聞いたことがないが果たしてどうなのであろうか?

最大手の営業努力

上海近郊の空港やバスターミナルの待合室で時間を待っていると、必ずといっていいほど携程網の勧誘員がパンフレットをもって営業に回ってくる、
携程網というのは中国最大のネット系旅行会社で、日本人や欧米人の間ではC-tripの愛称で知られる旅行会社だ。

 インターネットで航空券からホテルまで予約でき、電話を通じて全国のネットワークで旅のサポートも行なってくれるので非常に便利な会社である。日本人の間でも結構知れ渡っているので、無論のことながら中国人の中にもかなり浸透しているはずである。

 しかし、このようにその名がもう十分知れわたっているであろうと思われる最大手の携程網が今でもこういった地道な営業を日々続けている。そういえば、同様のネット系旅行会社の勧誘員の姿をあまりみたことがない。

たまに見かけるが携程網ほどの勧誘活動は行なっていないように思う。

 もちろんそれだけ人間を充てられるということ自体が既に大きくなった携程網の規模の強みなのだが、それでも会社の規模に慢心せず未だにういった地道な努力を続けているということにほとほと感心してしまう。
 まあただ最大手といってもそれはネット系旅行会社に限った話で、これらとは別に既存の窓口旅行会社などがライバルとして存在するわけで、努力しなければすぐにおいていかれてしまうのが自由競争社会である。
故に、常に危機感を持って仕事をすることは当たり前といえば当たり前なのではあるが、それをきちんと実践するあの会社は他の会社と比較しても凄いなぁと思ってしまう。

 こういった努力ががあの会社を作っているのだなぁと妙に納得する最大手の営業努力の姿である。

余分なプライド

 中国国内の日本人ではあまり見かけないが、日本や中国人の企業だと、我々は○○グループの会社であると、さも自慢気に話す方がいる。
 
 確かにその会社の総経理であったりすれば、そういった態度もわからなくはないが、そういう態度で話す方の多くは、何のこと無い一介の一従業員でしかなく、その人のおかげでその○○グループができたわけではないのに、さも虎の威を借りる狐のように誇りを持って話をする。

 まあ自分の所属する企業に誇りを持つことは悪いことではないが、その企業の看板というのは寄りかかるものではなく、必死になって守るものである。 
 その企業にいる時点で既に企業に守られており、それ以上よりかかることは企業に負担になるだけで、結局は企業を弱くする。

 それを勘違いして、ただ寄りかかってあぐらをかいている人がいかに多いことか?

 それは企業だけではなく、日本という国の信用も同じことで、日本人であることで高給であったり、優遇されていることを当たり前のように享受し、それをさも特権であるかのように振りかざす。
 そうやっているうちに、日本という国は借金だらけになっており、実質的な能力は非常に低下しているのに未だに過去の栄光にすがりついて、今までの振る舞いを繰り返す。

 我々は○○会社の社員である、○○国の人間であるということが、そうでないこととどれだけ違うというのであろうか?そんな余分なプライドは邪魔なだけの気がする。

 どうしてもプライドを捨てきれないというなら、プライドに見合った中身を保てるよう必死に守るべきで、寄りかかることほど馬鹿な真似はないと思う。

日本留学の経験のある中国人経営者と無い経営者

 最近気がついたのだが、同じ日本語を話せる中国人でも、長く日本にいたことのある経営者と、日本に行ったことがなかったり、足早にしか滞在したことのない経営者では日本人との付き合い方に差があるような気がする。

 日本に長く滞在したことがない人の場合、例えば夜の会合などに参加して一度名刺交換して営業の話が終わってしまうと、それ以降の継続的な付き合いをしようとしない。あくまでもビジネスライクでドライな付き合い方をしようとする。

 しかし、日本に長く行ったことがある人は、日本的付き合い方を言葉とともに取得したようで、同じビジネス目的に参加する夜の会合でも、まず人間関係を構築しようと、長く同じ回に参加を続ける。そうやって人間関係を構築し、信頼してもらった上であれば仕事の依頼を受けることもスムーズであることを心得ているのである。

写真はイメージ

写真はイメージ

 そこが、日本社会で生活したことのない中国人には理解できないようである。自社の製品の性能さえ良ければ継続的に利用してもらえると考えているようだが、日本人は常に「万が一」のことを考えており、仕事を依頼する上で万が一のときどうなるかを非常に気にする。そこに人間関係が構築できているかが非常に重要になってくる。

 人間関係ができていれば万が一のときでも相手は逃げずに尻を拭いてくれる。

 それが信じられるからこそ仕事を依頼できる。日本にいるときは気がつかなかったこんな当たり前の日本人のビジネス思考だが、中国に来てみるとそのあたりの違いがよく分かる。

 大事な仕事を、中国人経営者と話をする場合には「日本語ができる」「誠実な人である」かどうかだけでなく、日本に留学したことのある人であるかをまず尋ねてみるのもいいことかもしれない。