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O型の逃避癖

 再び血液型の話で恐縮だが、実を言うとB型の私はどうも最近O型人間が好きじゃなくなりつつある。

 何かと集団の中では煙たがられる面の多いB型だが、私の方からすれば余程O型の人間の方が無責任のように映る。

 O型はよくリーダシップがあるだの、決断が速いだの言われるが、B型から見れば全く何も考えてないから素早く行動できるのであって、単に見たまんまの直観的な、思考の浅い行動をやっているようにしか見えないのである。

 しかもその思考の浅さを指摘すると、絶対に己の非を認めたくないのがO型のようで、結果無責任に投げ出して逃避行動に移ったり、だんまりを決め込んだりする。

 最近そういったO型の逃避癖に辟易させられるケースが多くなった。

写真はイメージ

写真はイメージ

 O型はどうやら対外的な人間関係よりも自分の利害を最優先基準として他人と関わったり行動しているようで、自分に利益がないものにはほとんど興味を示さず、不真面目なつもりはないのかもしれないが意外と平気で人間関係の道理を踏みにじる。

 もちろん仕事などで絡まなければ、ここまで辟易することも無いが、利害関係が絡んだときは大変で、仕事を任せるならA型的行動をしてくれる人の方がよほど信頼できるなぁというのが最近の私の仕事における血液型人間分析である。

 まあ私のまわりにもO型の知り合いは多いが、仕事関係にならなければ辟易することもないと思うので、なるべく彼らとは仕事で絡む距離にならないよう注意している。



嘆く前に手は尽くしたのか?

 今回の選挙において大量の民主党議員が当選した代わりにほぼ同数の与党議員が落選した。

 落選した議員はもちろん落胆しているだろうし、嘆いているに違いない。

 しかし伝わってくる落選者のコメントを見ると、「何か分からない風が民主党に吹いていて、それに勝てなかった」といったような敗因をつかみきれていないコメント記事を多く目にする。

 これを聞いて、ああ彼らは落ちて当然だなという気がした。

 何が悪くて何が敗因なのか全く分析できていないのである。

 逆にその分析さえ出来ていれば、有権者の心理や意向を汲み取って選挙に勝つことが出来たかもしれないなと私は思う。

 そんなものどうやって知れというのだというかもしれないが、世の中で頻繁に世論調査やアンケート調査は行われており、有権者の意向を知りうる場はいくらでもあるのである。

 にも関らず、結局落選した議員はそういった状況を分析していないのか、知ってても自分の主張を通せば何とかなると思っているのか、状況に対して何の対策もなしに投票日を迎えて落選という結果を招き、「何か分からない力と戦った」となってしまうのである。

 つまり私は今回の選挙の結果は立候補者個人の努力不足も多分にあり、民主党の勢いや麻生総理のせいにばかりにするのはいかがなものかと思うのだ。
 本人にまだまだやるべきことがあったはずだ。

 また議員に限らず一般の人の中にも、状況が悪化してもろくに分析をせず、諦めがいいというかただ嘆くばかりの人がいる。

 そういう人を傍から見ていると、状況分析どころかろくに手を打とうとせず、ただ状況悪化におろおろしている。

 確かに手をいくら打ったところで焼け石に水の場合もあり、状況の打開にはならない場合もあるが、多くの場合、嘆く前に打つ手尽くす手はいくらでもあるように思う。
 打てる手は一つじゃないし、一人で考えて分からなければ協力者と一緒に知恵を絞るべきなのに、ただただ悪い状況を嘆くだけでほとんど何もしない。

 何もしなければ何も変わらないのは当たり前で、悪い状況に遭遇したならば、まずは嘆く前に冷静になって尽くせる手は無いかよーく考え、思いついたらどんどん行動すべきであろう。

 もがいているうちに活路が見えてくる場合もある。

 とにかく嘆くヒマがあったら状況を分析して手を尽くすべきである。
 やるべきことをきちんとやっているかよく考えるべきである。

結果の分析の必要性と実践

先日の青島の列車事故、原因は人為的なミスだという。
運転士がスピードオーバーでカーブを走ったため脱線したのが事故の原因ということらしい。
確かにその事故を結論付けてしまえばそういうことに落ち着くのかもしれない。
しかし、中国の警察はそれ以上の捜索はしないのだろうか?
現場検証の細かさを含めて中国の捜査当局はどうしても結論を早く出し、理由を単純化したがる傾向にある。そのおかげで、鉄道は早く復旧するのだが、事故を招いた様々な他の要因は見逃され、次の事故の防止に繋がっていかないような気がする。

例えば、これが日本で起きた事故だった場合、日本の警察はかなり念入りに調査をするだろう。日本の警察は一般的に中国の警察に比べて捜査能力、分析能力が高いと言われる。
その理由というのは、実は表面上の現象の裏に隠れている原因について深く掘り下げて分析をしていくからである。
 実はこれ、警察の捜査だけではなく、日本の企業でも社員の問題解決能力を高めるための訓練として物事の原因を深く考察させるという手法はよく使われている。
日本のビジネスのきめ細かさと、警察の捜査能力の高さは実は根っこが同じなのである。

例えばこの列車事故を例にとって分析していくと、

①なぜ運転士がスピード超過をしたか
の理由を分析すると、
②-A 運転士個人の安全意識の低さ
②-B スピード超過をしやすいこの区間の線路の構造の問題
②-C スピード超過を防ぐための安全装置の不備
②-D ダイヤ設定上の不備
②-E スピード超過を招きやすい車両編成

などとスピード超過の裏にある原因を分析する。さらにA、Bをもう一段階掘り下げると
③-A-ア 教育不足
③-A-イ 速度制限より時間回復を促す周囲の雰囲気
③-A-ウ 個人的資質
③-B-ア 前後の区間との制限速度バランス
③-B-イ 前後の区間とこの区間の傾斜
③-B-ウ 速度感覚がつかみにくい風景、時間帯

さらに4段階目としてAを掘り下げる
④-A-ア-甲 運転士の絶対数不足による採用以降教育時間の不足
④-A-ア-乙 教育の質、教材の不足
④-A-ア-丙 経営側の認識不足
④-A-イ-甲 乗客の要求
④-A-イ-乙 国策としてのスピードアップへの要求
④-A-イ-丙 遅延時の罰則規定の存在
④-A-ウ-甲 採用時の適格人材の問題
④-A-ウ-乙 日常評価の問題
④-A-ウ-丙 個人的資質に左右される運転業務そのもの

さらに④-A-アの二つを掘り下げる。
⑤-A-ア-甲-Ⅰ経済の急速な発展による列車の増加による運転士の不足
⑤-A-ア-甲-Ⅱ一人っ子政策などによる対象労働者層の人口の減少
⑤-A-ア-甲-Ⅲ都市賃金高騰による相対的求人事情の悪化
⑤-A-ア-甲-Ⅳ労働法関係の整備による従来の労働環境への規制
⑤-A-ア-乙-Ⅰ列車機能向上、車種増加による、学習項目の増加
⑤-A-ア-乙-Ⅱ運転速度向上に追いついていない安全教育
⑤-A-ア-乙-Ⅲ実験データ、安全データの教材への反映の遅れ
⑤-A-ア-乙-Ⅳ海外データ取り入れに対する抵抗感。

といった具合に一つの事象の原因を深く掘り下げていくと、「人為的ミス」という一言では片付けられない背景的要因を探ることが出来る。
 もちろん今回の事故対応として改善できる原因と取り除けない原因があると思うが少なくともこれらを見分けていくことができる。
(この事故に関しては当事者ではないので、あくまでも推測でしかないですが。。。)

これはやはりビジネスでも同じで、これをやらないと、ビジネス上で詰まったときの改善策を立てるときに、ちゃんと原因を分析しないと運よくその場を乗り切っただけではまた同じことを繰り返すだけなのである。

ただし、異国の地中国では、日本人の常識では思いもよらない要因が潜んでいたりするので、この分析をやるときでも注意が必要でなかなか容易でなかったりする。
まあ、そこを乗り越えたときに外国でのビジネスの面白さがあるのではありますが、、、。

先日の列車事故のようなことが二度と繰り返されないことを祈るばかりである。