Monthly Archives: 8月 2007

大海の中の一滴はもう見つけられる

中国で一人の人間を探すことは大海の中の一滴を探すようなものだとよく言われる。
確かに13億もの人間もいればその言葉はある意味納得できるような気がする。
しかし考えてみれば、多いといってもたかだか日本の10倍の人口である。
 日本には世間の狭さを示す言葉がある。「世間は狭い」「情けは人のためならず」など社会はどこかで繋がっているので、自分がやったことには良いことも悪いことも将来必ず報いがあるという考え方に基づいている。「一期一会」という言葉も逆説的なそれである。
 ところが中国には「大海の中の一滴」のように、一度離れたらもう二度とめぐり合わないという考え方が根底にある。実はこれは中国人の人付き合いのスタンスを如実に現している。つまり家族以外の人間は二度と巡り合わないから、その場その場で相手を騙して悪く思われても平気なのである。だからいつも家族と身近に付き合う(付き合っていかなければならない)朋友でない人は信用しないのである。

 しかしこれは経済発展が始まる前までは通用していた考えであるが、上海のようにここまで経済が発展し、情報化社会が進むと中国自体が大海の中の一滴ではいられなくなってきている。つまりその一滴を見つけることができる社会になりつつある。
 大海に落とした一滴の毒が大海ごと汚染してしまうことや、そのことによって失われていく信用の大きさに、ようやく一部の人が気づきはじめている。日本や欧米が持ち込んだ世界の社会ルールで嘘やその場のごまかしが大海の一滴として隠しきれないことの怖さに中国がようやく直面している。これからが中国の正念場だと思う。

コーラ型修正テープ

6621

思わず、買ってしまったこの修正テープ。機能そのものは普通の修正テープと変わりないが、実はこのコーラ瓶のくびれが意外に持ちやすい。キャップの王冠がちょっとお洒落だ。
よく見るとラベルの綴りはcorecto1となっている。テープの長さも6Mあって結構使える。

携帯の家族の番号には続柄を

これは日本で緊急病院に勤めている友人がmixiに書き込んでいた内容なのですが、なるほどと納得したので、同じ内容をここで書かせて頂きます。本人にも許可取りました。
誰でもいつ事故に遭ったり、病気になるかはわかりません。 救急外来には、名前すらわからない状態で突然病院へ運ばれてくる人がいるそうです。
持ち物があればいいのですが、すべての人が持ち物を持っているわけでもありません。
でも携帯がポケットに入っている確率はとても高いようです。
ただし、その人が誰に電話をしていたかは判明してもその人が誰なのかを把握するのは難しい。でもそんな時、携帯の電話帳登録のうち家族の電話番号には名前だけではなくて「夫」とか「実家」と入力されていたら間違いなく早く家族に逢わせることができると書いてありました。
もちろん、オレオレ詐欺に間違えられることだってあるかもしれないですけど。
これは他人事ではありません。
万が一のときに備えて、携帯の電話帳のうちの誰かひとりでもいいので続柄を入力しておきましょう。一日一日の生活が平和でありますように。

ヒートアイランド住宅小区

私は外国人専用区ではなく一般の中国人と同じ小区に住んでいるのだが、最近気づいたことがある。家の周辺は会社の周辺より暑いと。
 実は私は部屋につく頃はいつも汗だくなのである。それはエレベータ無しの5階に澄んでいることが原因で、歩いていることで体温が上がっているからだと思っていた。

 しかし、最近、夕方は涼しくなってきていたので、歩いて帰ってみた。

トータル20分強の距離ではあるのだが15分くらい歩いていても汗だくになることはなかった。

 ところがである。自分の小区の門を通り過ぎた途端に汗がじわじわぽたぽたと滲み出てくる。建物が立て込んでいるせいで風通しが悪いせいであろうか?いや確実に温度が高いのである。建物が立て込んでいる上に各部屋が各々自分の部屋の空調をガンガンにかけていて、吐き出された熱がそこに溜まっている。日中に建物が吸収した熱もあるであろう。
 上海全体が都市化の影響でヒートアイランドと呼ばれているが、さらにここには小高いヒートアイランドが存在する。今後の都市計画の中でこういった現象は解消されていくのであろうか?

明日は月食

明日の夕方は久々の月食が見られる!といっても中国では残念ながら部分月食をわずかに東の空で見られるに過ぎない。月食とは月と太陽の間に地球が入って、月が地球の影の中に隠れてしまう現象だ。当然のことながら月食は満月の時期にしか起こらない。ちなみに言うと月の満ち欠けは月自体に当たる光線の角度の問題であって、本質的に月食とは異なる。
今回全月食がみられるのは北アメリカ大陸西海岸から太平洋上のハワイなどにかけてで。今回は月食観察というには少々物足りない見え方であろうと思われる。しかも東の空の低い位置で起きるようなので、大気が澄んでなくしかもビルが乱立するこの上海では月食観察は望み薄であろうか。中国で完全な月食を見るには2011年まで待たなければならないようだ。
 ただし、その前に来年の8月1日に中国でもう一つの皆既日食という月食以上の天体ショーが待っている。来年の8月1日といえば、オリンピック開幕直前の盛り上がりがピークを迎えている頃である。わざわざこのタイミングを選んで開幕するのか否か実際のところは分からないが、神様の粋な演出で地球最大の祭典も盛り上がることを期待したい。
天壇公園に神が舞い降りるか?