近所の某レストランで食事をした時のことだが、テーブルの上に写真のような三角表示を見つけた。
よく見ると、食べた後は「打包(お持ち帰り)」をして、(食材の)無駄を失くしましょうと書いてある。
そして裏には「不剰飯、不過菜」「文明用贅 以倹養徳」とあり、つまり過剰なご飯や料理を頼むのは止めて、文明的な食べ方として倹約を以て徳としましょうといったような主旨の言葉が書いてある。
全体的として、食べ残すのが礼儀とされているような食事の礼儀を改めて、残らない範囲で料理を注文し、余ったらお持ち帰りをして食材の無駄を失くしましょうという意図のようだ。
中国では新政権に変わってからこういった贅沢を慎むような方針が奨励されており、そういった意味での区政府によるお持ち帰り奨励のこの表示となっているようだ。
まあ中華料理に限らず、日本人同士の日本料理屋での宴会では、大量に料理が残ったまま帰るようなケースも少なくなく、自分もなるべく残さないように注文したり食べたりするが、如何せんダイエットもしなくてはならないので、個人としての努力には限界があるので、こういった推進は良いと思う。
ただ気をつけなければいけないのは、中華料理は一般的に出来立てが一番状態が良い状態であり、保存を考慮して調理されていないので足が速い場合が多く、冷蔵庫に保管してもせいぜい翌日の朝までに処理するような形で食べないと危険だというのが私経験上の意見である。
勿体ないという思いが強すぎて体を壊しては意味が無いので、是非気を付けたい。