上海の夏の夜に出歩くには覚悟が必要

 最近、7月になって中国の学生達が夏休みになったからか万博の入場者数も絶好調が続いているようで、それに比例して上海市内の繁華街の混雑が著しく激しくなっている。

上海の町中

上海の町中

特に外灘などの観光地に直結する南京東路や陸家嘴付近などは特にひどい。

 夜8時とか9時になると特に人が増えてくる。以前から観光スポットであったため人は多かったのだが、最近はそれに輪をかけて人が増えている。

 こんなに混んでいるとタクシーはつかまらないし、バスは乗り場には行列だし、地下鉄も2号線も車内・ホームが異常に混雑をしていて、朝のラッシュ並みの混み具合である
(といっても私は朝電車通勤してないのだが)。

 昨年までの記憶があまり定かでないのでこんなに混んでいたのかどうかあまり自信がないのだが、とにかく今年はひどい。

 時間を置いて夜遅い時間に帰宅すればいいのかもしれないが、湿度も気温も高い夜間はそれも苦痛だ。ファーストフード店などに飛び込めば涼しいがどうしても無駄な金を使うことになる。

 故に観光客ではない私は夜間時間帯は迂闊に観光スポットに近づかないことが懸命だが、昨日の夜はどうしても用事で外灘まで行かざるを得なかった。

 結局汗だくになりながら駅に辿り着き、混み混みの地下鉄に乗って帰宅した。

 お陰さまで私の自宅は観光スポットから若干離れているので、通常より人が多いかもとちょっと感じるぐらいで日常からそれほどかけ離れた状況にはなっていない。

 今後は出来ることなら夜に観光スポットに近づくことは避けたいものである。

住んでいる者にとっては万博はメリットよりデメリットの方が多すぎる気がする。





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