夜10時で閉店の地下鉄安全検査

今日はある集まりがあって、少々遅い帰宅となった。

そしてその帰宅途上の22時過ぎに、地下鉄の改札付近で見かけたのはすっぽりとシートがかぶせられた写真のX線荷物検査機であった。
「なぬっ?検査はもう終わりなのか・・・?」

上海地下鉄の安全検査機

上海地下鉄の安全検査機

なんと、万博に向けて規制強化されていると報道され、かなり厳重に行なわれているといわれる地下鉄の荷物検査は終電前に店じまいしていたのである。
どうやら22時には検査を終了して検査員は自宅に帰宅してしまっているようだ。

 日中は人の渋滞に構うこと無しに行なわれている荷物検査が、列車の運行時間帯の
全部はカバーされず、この終電までの最後の一時間くらいが荷物チェック無しで地下鉄に乗れる状態になってしまっている。

 うーん、人件費の問題なのか、夜中に危険物を運ぶ人間はいないという勝手な安心感なのかわからないが、なんとも割り切れないこの中途半端な対応にちょっとあきれてしまった。

 利用客としては煩わしいチェックなく地下鉄に乗れるという気楽さ反面、テロリスト達にこの時間を狙われたらどうするのだという反発も沸いてくる。

 確かに22時を過ぎれば利用客もめっきり減るので、例えこの時間帯を狙われたとしても、被害はそれほど大きくなりようもないのかも知れないが利用者の一人一人の安全という意味では平等なので「これでいいのか?」と叫びたくなる。
 それにこの時間帯を狙って地下鉄に時限爆弾を持ち込んで、昼間に爆発するようセットする人間もいるかも知れないのだ。

 万博を控えて、あんな高価な機械を地下鉄全駅に導入してまで検査を行い安全を確保しようとしている片方で、深夜にこのようなフリーパスを行なっていたのでは何のための検査だか分からなくなる。

 結局は、昼間の荷物検査も含めて、全駅検査は当局の単なるポーズではないのかと疑いたくなる。こういった間抜けなところが上海の「厳しい検査」の実態である。

 こんな状態で万博期間中何もおこらなければよいのだが・・・。



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