今回のオリンピックがあって初めて知ったのだが、中国語でシンクロナイズドスイミングは「花様遊泳」と書くそうで、なんとも優雅な表現である。
この種目に限らず、実際中国語表記を見ただけでは何の種目かわからないものが多い。
日本人にとっては簡体字の存在も余計に意味を分かりずらくしている。外国語だからと言って見ればそれまでだが、日本人が、多くの種目で外国語発音をそのまま輸入して使っているのに対して、中国語は一生懸命自国の言葉に直している。
今回ちょっと興味があったので下記のように調べてみたが、ほんのわずか調べただけなのに、調べるのに一苦労してしまった。普段滅多に使わないような漢字も多く使われているので読み方一つとっても解読が非常に困難だ。
毎度のオリンピックでは、言葉の壁を越えるべくイラスト表記による競技の説明があるのだが、何とも今回採用されたイラストレーターは、若干表現が下手なようで、絵を見ても競技が想像できないものが幾つもあった。それがまた壁を高くしている。
とりあえず、漢字から観て種目を想像しづらそうなものを挙げてみた。簡体字と繁体字の対応がうまくいっているか分からないが、よければ観戦のご参考にしてください。
「花様遊泳」→シンクロナイズドスイミング
「<足へん+崩>床」→「トランポリン」
「田徑」 →「陸上」
「皮劉艇」 →「カヌー」
「羽毛球」 →「バドミントン」
「壘球」 →「ソフトボール」
「曲棍球」 →「ホッケー」
「芸術体操」→「新体操」
「摔跤」 →「レスリング」
「沙灘排球」→「ビーチバレー」
「鉄人三項」→「トライアスロン」